予想が出来ない重賞

ローカル開催でも続く重賞ロード。
先週はハンデ重賞らしく東西共に大波乱の結末となりましたが、いかんせん頭が荒れすぎ(笑)
個人的には惜しい組み合わせだったんですが、両方頭抜けでは仕方なし。まぁ、これでハンデ重賞で一番人気や上位人気馬を買うことのリスクがどれだけ高いか改めて分かったし、通常時は発動しないWin5もキャリーオーバーなら行くしかなくなりましたね！

さてさて、今週は新潟名物でもある直千重賞アイビスサマーダッシュ。
数ある重賞の中でもこれだけ個性的で面白い競馬もないかと思います。ただ、大きな問題は枠順出るまで予想が出来ない点(笑)
承知の通り、外枠が圧倒的に有利な直千競馬。そりゃ馬場が良くても、何頭も走っている馬場よりも全く走られていない外馬場の方が断然有利ですよね。アイビスサマーダッシュは別定戦ですが、本来なら枠順に応じて追加ハンデが課せられても良いくらいの内外差。こうなると予想はある程度の順列を付けて枠が確定したら、外枠から重い印にしていくという手法がデフォルトな気すらします。実際、予想は5枠以降のみに絞るのもありかとは思いますけど、ライオンボスあたりが内に入ったらそれはそれで非常に難しい予想になりますねぇ。
さらっと有力馬を見ていくと…

ライオンボス
昨年覇者。直千競馬は3勝2着1回のパーフェクト。出遅れさえなければ、ちょっと馬券からは外せない存在ですかね。過去には3枠から勝利したレースもあるんですが、このレースでも絶好のダッシュで発馬してすぐに外ラチに寄せるワープ騎乗。スタートセンス抜群なので、内枠&やや出負けがなければ上位争いでしょう。斤量57も問題なし。

ラブカンプー
前走の復活勝利には驚きましたが、それ以上にここまで長い間スランプが驚き。G1で2着した馬ですからねぇ。ただ、前走の復活は前々走の直千競馬で少し予兆ありでした。不利な内枠から直千競馬に強い菜七ちゃんが積極的に出して行って見せ場充分の内容。そして今回は菜七ちゃんに手綱が戻ってきます。最大の難関はやはり斤量。前走の勝利で5kg貰いの56kg。人気にもなるでしょうから、ちょっと馬券には手が出せませんかね。

ダイメイプリンセス
こちらは直千競馬大好き熟女。正に枠順次第の存在な感じですが、成績ほど人気にならないタイプですから馬券的には狙い目高し。

ジョーカナチャン
こちらが2、3番人気になりそうです。前走もライオンボス相手にあわやの競馬だったのですが、枠順には恵まれてきた印象なのでこちらも内枠引いたら割引きという位置付け。

カッパツハッチ
去年の2着馬。そこから馬券を買い続けて散々痛い目にあってはいるのですが、この条件になればやっぱり急浮上する存在かと。何より去年のアイビスサマーダッシュは内枠から真っ向勝負でのものでしたから、今年は外さえ引ければでしょう。

モンペルデュ
穴馬としたらイベリスやビリーバー辺りまでという気もしますが、この馬は初芝のダート短距離馬。ダートでとにかく速い馬なので、芝さえこなせればという典型的な穴馬になりそうです。ダメだったら芝は合わなかったで終わりなんですけど競馬ってそういうものですから(笑)

新日本プロレス 大阪大会

再開後、初のビッグマッチとなった新日本大阪城ホール大会。

コロナの影響で出場選手が限定されたNJCから大阪城ホールまで、ザックを除く既存の日本人選手だけの中ではありましたが、むしろ通常運転なら陽の目を見ない選手達が輝き、そして最後に用意されたEVILのヒールターン。正にお見事としか言いようがありませんでした。

正直、EVILのバレットクラブは違和感満載、キャラ変更も曖昧でパレハがディック東郷など？も満載なんだけど、再開1発目でこれを持ってくるスピード感がお見事なんです。これを達成する為には毎度毎度の内藤哲也の犠牲がセットになりつつあるのですが、その役割を難なくこなす点こそがトップのトップたる所以か。オカダも同様ですね。個人的にはヒロム推しが過ぎる感もあるんですが(笑)

そして、今回の再開後のプッシュ選手を見て見ると…
上村
裕次郎
SHO
デスペラード

久しぶりの塩辛になりそうなマスターワトは凱旋特例として置いておいて、みんな地道に評価を上げてきた面々で共通しているのはネットのコア層支持が高い選手ばかりという点。それこそ、KENTAのYouTubeバズりあたりから、新日本のフロントはここをかなり意識しているんだろうなと感じましたし、これにより一昔前の後藤推しに代表される→ファンとの乖離がかなり改善されるのではないでしょうか？

身体を見れば新日本のトップかとすら思わせるヤングライオン上村君。ファンの期待が非常に高い中、彼の口から出た鈴木みのるの名前。すでにタイチ軍としてタッグも取った訳ですから、海外遠征に行けない今では、鈴木軍のボス追放とその後の上村との合体が一番期待値の高い流れか。

バレットクラブの汚れ役を長年勤めあげた裕次郎。邪外道がいる現在では居場所は無いに等しい中、回ってきたのはEvilの踏み台を飲んだオカダの鬱憤ばらし役。身体が心配ではありますが、ナンバー1ジョバーの見せ所。これマジ。

会社の推しになかなか答えられない迷走3Kのタッグの中で産まれたSHOのシングルプレイヤーとしての魅力。単純に彼のシングルは面白いし、日本人でスピード&パワーをナチュラルに魅せれる選手って実は少ないんですよね。スピアーを見ても参考にしているのはライノなんかな？

今や裏ベストコメント選手になってるデスペ。鷹木もデスペって呼んでるからデスペが正解(笑)それでもコアなファンは彼のロスインゴ入りを期待してますがどうなることやら。

そして…今後の最大の目玉は！
盟友EVILの歴史に残るダブルクロスが行われた大阪城ホール大会の後で、自身のインスタに会場のカップラーメン自販機でカップラーメンを買う動画をあげる真田聖也しかいないはず。
ヒロムの後に内藤が仇討ちの流れなんだろうけど、怒りのSANADAが鉄拳制裁ってのが一番盛り上がると思いますが、どうですか？新日本プロレスさん。

特殊なハンデ重賞

今週は夏の風物詩である七夕賞。
先週の両ハンデ重賞は傾向通り、一番人気なんて買ってたらお話にならないハンデ重賞の典型的な結果となりましたが、上位人気総崩れのやり過ぎ大荒れとなりました。ハンデ戦に加えて馬場が特殊な重い状況になったのが波乱に拍車をかけましたね。

さて、今週の七夕賞も週中の雨もあり、当たり前の大穴狙い！と言いたいところですが、七夕賞に関しては少しハンデ重賞の趣向から外れる感があります。
早い話がこのレースは一番人気もトップハンデ馬も馬券に絡むレースなんです。ただ、とにかくヒモ荒れ傾向が強いレース。近年ではメドウラークが勝った年はさすがに手が出ないものの（たしかマイネルサージュから行って脱力感ハンパなかった記憶が）他は上位人気と伏兵の組み合わせが多い印象。福島なんで実力上位の先行馬が出てきた際は、なかなかブッタ斬るのも難しいハンデ戦。

今年は福島パーフェクトのクレッシェンドラヴが一番人気でしょうから、この馬の取捨が始めの大きな分岐点かと。まぁ、ハンデ重賞なんで頭にはしないことを個人的にはオススメします。
ハンデの方はクレッシェンドラヴがトップハンデ57で対抗勢のジナンボーとウインイクシードが56と見事な順列。肝はこの間の56.5の微妙な0.5kgもらいのマイネルサーパスですかね。正直、考えるのは難儀なので福島だからという理由だけでマイネル軍団頭のマイネル丼流しってのもかなり有効な手段かとは思います。
それでも、もう一歩裏をかきたいと考えてしまう自分などは見事に盲点55kg貰いのオセアグレイトにしか目がいかないのですが、こういうのが最大の罠なんで気をつけていきましょう(笑)
あとはバレリオとヒンドゥタイムズの社台勢も盲点なんでオッズが上位に寄るようなら、旨味倍増の馬が多い印象です。

阪神のプロキオンステークスは別定重賞ですが、NET競馬の想定オッズを見て？？が。一番人気はサクセスエナジーなんですかね？確かに連勝内容は良かったけど普通に考えたらラプタス断然人気なのかと思いました。黒船賞も子供扱いだったし。まぁ、この2頭のハナ争いに注目のレースでなかなか他はついていけないイメージではありますが、あまりに速くなるとヤマニンアンプリメとかアードラーの鬼脚が炸裂するかもしれません。ミッキーワイルドも侮れませんよね。

ということで今週も一筋縄ではいかないであろう2重賞。
全てやめにして日曜福島最終のダンシングプリンスだけでも良い週かもしれないなぁ。

7月5日(日)予想 ラジオNIKKEI賞他

ラジオNIKKEI賞

◎コスモインペリウム
ルリアン
グレイトオーサー
パンサラッサ
アルサトワ

グレイトオーサーが人気ならコスモインペリウムで充分狙いが立つレース。ヒモも荒れそうなのが難しいところ。武さんは牝馬でキツイと思いますが、人気吸ってくれるなら切り。

CBC賞

◎ミッキースピリット
グランドロワ
ロケット
タイセイアベニール
アウィルアウェイ

クリノガウディーは押さえても良いかと思いますが、低い配当取りに行くなら穴広げた方が有効かと。穴は前しかない訳だし。