My競馬三昧の日々

私、美浦のブルボンと競争馬の軌跡。
一口愛馬の近況や馬券予想をマッタリとお送りしていきます。

有馬記念の法則

2022-12-26 09:22:24 | 予想
有馬記念を終えて改めて分かったこと。

このレースは強い馬を探すレースではなく、強い馬が本来の強い走りが出来るか?を見極めるレース。
ノーザンファームは随分前からこの点は熟知しているのと、そもそも秋の最大レースはジャパンカップに設定していること、さらには使い分けが発生するのでそこまで心配はいらないですかね。

今年で言えば、イクイノックスは本当はジャパンカップに使いたかったのでしょうが、天皇賞秋の疲労を考慮して無理せず有馬へスライド。これにより余裕を持って万全な状態に出来た結果があの圧勝。

そして、来年以降も我々を悩ますであろう凱旋門組ですが、過去はもちろん去年のディープボンドもあるので難しいものの、基本割引で良いのかと。やはりロンシャンのタフなレースの反動は計り知れないレベルでしょう。

次にジャパンカップ組なんですが、ここは最大限注意が必要で基本勝ち馬は割引で良いと思います。それだけジャパンカップ激走の反動は大きいと。
逆に良化途上で負けてきたタフな馬は狙い目になります。それでも現代競馬の中3週は厳しく、明らかな叩き使いで有馬記念狙いのローテーション以外は軽視が正解。
今回はヴェラアズールを完全に切ったのが馬券の勝因なんですけど、ヴェラアズールが弱い訳ではなく、疲労で全く力を発揮出来ないということです。人間でも筋肉痛が残ってたら駆けっこ負けますよね?
ヴェラアズールは渡辺先生もジャパンカップ後は休ませたかったようですし、この無理使いは来年まで尾をひく可能性も高く心配。ボルドグフューシュを信用してこちらを自重出来なかった点に縦縞の焦りを感じた今年の有馬記念でした。対して安全に安全を重ねた菊花賞馬アスクビクターモアの来年は明るいものでしょう。

ということから、有馬記念の狙い馬は簡単に導けます。
天皇賞秋
菊花賞
エリザベス女王杯
このレースから余裕を持って有馬記念狙いでじっくり調整出来た馬を買えば良いということ。その中でも斤量2kg減もらえる3歳馬と牝馬が走るのは必然。

最後にエフフォーリア
こちらはジャパンカップどころか有馬記念にも間に合わない感じになってしまった訳ですが、太め残りの中、失笑をかいながらもブリンカーつけて直前にはプール調教までしてレースに挑んだ姿勢は素晴らしいですね。天栄の犬みたいなこと言って、鹿戸先生すいませんでした。
この努力が報われると良いですが、春の適鞍は大阪杯くらいなのが難しいところ。馬の形が変わってきているのも不安材料なんですが、いっそのこと天皇賞春の方が良い気もしますね。ノーザンファームだからこの選択肢はないのか…

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