My競馬三昧の日々

私、美浦のブルボンと競争馬の軌跡。
一口愛馬の近況や馬券予想をマッタリとお送りしていきます。

危険な世界戦略

2018-08-13 03:08:25 | プロレス
G1クライマックスが終わった新日本プロレス。

個人的には近年で最も残念なG1。棚橋の優勝は当然の流れとは言え、推すならとことんやった方が良かったと感じます。要するに決勝の相手はケニーか内藤にするべきだったと。
ドームへの流れを考慮しているのでしょうが、結果的には飯伏の価値が落ちるだけ。業界の常としてこのあと飯伏にはご褒美が用意されているのでしょうが、ケニーのパートナーという立ち位置も今や足枷のようにも映ってしまいます。

まぁ、古くは藤波さんに代表されるようにベテランの再浮上はG1のパターンなので棚橋優勝はありだと思います。

今回のシリーズで一番引っ掛かったこと。
BCOGですね。
ヒールとしてインパクトを残す為の乱入&反則自体は古典的なものですが、全くワクワク感が出せないとなると話は別。正直、飯塚さんの方がよっぽど盛り上がる訳です。
選手個人の力量によるものなら、せめて新たな仲間の投入などのサプライズがないと厳しいかと。カールアンダーソンの電撃復帰とかなら目玉になりますよね。その辺の空気を察してか最後に石森を合流させたようですが、後手後手感は否めず。石森にしてもなかなか良いキャラを出してただけに、硬派系ヒールはマイナスになってしまう恐れも。

そして、最もヤバさを感じたのが、乱入に対する強制退場のアングル。若手に行儀良く押される姿と新社長の絵。みのるならもっとリアルにやってくれるでしょ?しかも、タマの欠場は出産直後のバカンスという裏話がネットで出回ってるわけです。
怪我やヒールレスラーのペナルティ欠場なんてアングルは20年前のWWEで散々やってたこと。それをあのクオリティでやってしまった…

世界戦略の為と言えば聞こえは良いですが、そもそもWWE色の薄いストロングスタイルだから海外のファンも支持しているのではないのか?
米国の為のケニーではなく新日本の為のケニー。
米国の為の赤いベルト?ジュースが持ってる時点でNEVERが増えただけのガラクタ。試行錯誤しているのは分かりますが、どっちつかずになるのが一番危険と感じます。そして一番やってはいけないことがWWEの模倣ですね。会社の支持に従わないタマに対してガチで契約反故をやりかねないレスナー。競ってはいけない部分でしょう。
コメント (2)
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