ぶらり~下條村

奥ちゃんのひとりごと

江戸末期 の画家 古田鷹麿

2007年12月26日 | Weblog

大掃除も済むと格家 床の間も 正月用掛け軸に掛け替えられる
それは我が家で気に入っていれば 何でも良いのである。

親田が生んだ 古田鷹麿画家の画を出す家も有るのではないでしょうか。

古田鷹麿は親田に享和元年(1801)に生まれ
本名を亀吉と言い 寺小屋の師匠をつとめ 画号を鷹麿と称した。

村誌によると 画を葛飾北斎・島高麿に学び 特に虎を得意とした
得意の虎の画を尾張候に献上したところ 嘉賞をうけて
豊斎という 雅号も賜ったと書かれている。

某家の軸を見せて頂いたが 毛一本も細かく描かれてて
力強い虎の風格が有りました。

明治5年75才で亡くなり 実家の墓地には『豊斎寿」の報徳碑も建立されている。