タヌキノカミソリは離れたところにポツン、ポツンと咲いていました。
昨年のこと、「毎度のことながら、主人に球根を抜かれていました。それでも。お花の球根と思ったのか縁取りに穴を掘っては、植えて
いました。浅く植えていましたが、何も言いませんでした。30本ぐらいあったタヌキノカミソリが、今年は、3か所で7本位でした。」
今年はさらにバラバラで減っていました。
タヌキノカミソリは(狸の剃刀)インカルナータの別名で売られています。
ナツズイセンと同じくヒガンバナ科ヒガンバナ属の多年草です。原産地は中国です。日本には自生していないが、観賞用として
導入されていいます。
面白い名前だが、キツネノカミソリ(狐の剃刀)を意識したネーミングみたいです。
学名:Lycoris incarnata 草丈:50~60cm 開花時期:8~9月
花の特徴:淡いピンク色の花被片に、濃いピンクの縦ラインが入っています。特徴は昨年のブログの方がはっきりしています。
リコリスとはヒガンバナ科の総称です。多年草球根植物です。ヒガンバナと同じように毒性もあります。
同じリコリスにナツズイセン・キツネノカミソリ・タヌキノカミソリがありますが、他にムジナのカミソリがあります。
キツネノカミソリを大型小型にした感じです。かつて宮崎県日南市に多く自生していたが、環境省が2007年に野生絶滅種に選定しています。
2017年9月14日に新聞に、長崎県佐世保市の離島、宇久島に数多く自生しており、高知大農林海洋科学部の島崎一彦教授=花卉(かき)
園芸学=などが詳しい調査を進められたそうです。
宇久町観光協会によると、「ムジナノカミソリに似るも開花時期が9月で、約1カ月遅いことから『絶滅種とは別の種の可能性がある』として、
今後DNAの解析などで調べる。」との花もありました。ここまではネットに出ていますが、調べた結果までは、今現在載っていません。
唯、2018年に自宅の鉢で咲かせられた方のブログが撮影され投稿されています。その方はキツネノカミソリを育てられてておられました。
2017/09/07 に投稿した画像です 枯れる前にピンクになります
2021/08/19 に投稿した画像です 白色の花弁に淡紅の筋が映えるのが特徴です 花茎が丈夫で切花におすすめです