こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。
中2の英語教科書に、
They started living near the rock over 40,000 years ago.
(彼らは40,000年以上前に、その岩の近くに住み始めた)
という文があります。
この start は、動名詞 と to不定詞 のどちらも目的語にとる動詞ですが、 オックスフォード実例現代英語用法辞典 には、両者(動名詞とto不定詞)の間には重要な意味の違いはないとあります。
ただし、進行形 の後は to不定詞 のほうが好まれ、例えば、
I’m starting to learn karate.
(私は空手を習い始めたところです)
を
× I’m starting learning karate.
とはせず、さらに、understand、realise、know のような 状態動詞 の場合も to不定詞 のほうが好まれ、例えば、
He started to realise that if you wanted to eat you had to work.
(彼は食べたければ、働かなければならないということがやっと分かりかけたようだ)
を
× He started realising ・・・
としないとあります。
また、 ウィズダム英和辞典 には、「動名詞 も to不定詞 も同じように用いられるが、to不定詞 の方が行為の開始を意識した表現であり、行為そのものが継続しない場合がある。これに対し 動名詞 は通例ある程度継続する行為を示す」とあり、例文として、
Jim started to say [非文 saying] something, but he changed his mind.
(ジムは何か言い始めたが、気が変わってしまった)
を挙げています。
頭に入れておくと役に立つかもしれません。
中2の英語教科書に、
They started living near the rock over 40,000 years ago.
(彼らは40,000年以上前に、その岩の近くに住み始めた)
という文があります。
この start は、動名詞 と to不定詞 のどちらも目的語にとる動詞ですが、 オックスフォード実例現代英語用法辞典 には、両者(動名詞とto不定詞)の間には重要な意味の違いはないとあります。
ただし、進行形 の後は to不定詞 のほうが好まれ、例えば、
I’m starting to learn karate.
(私は空手を習い始めたところです)
を
× I’m starting learning karate.
とはせず、さらに、understand、realise、know のような 状態動詞 の場合も to不定詞 のほうが好まれ、例えば、
He started to realise that if you wanted to eat you had to work.
(彼は食べたければ、働かなければならないということがやっと分かりかけたようだ)
を
× He started realising ・・・
としないとあります。
また、 ウィズダム英和辞典 には、「動名詞 も to不定詞 も同じように用いられるが、to不定詞 の方が行為の開始を意識した表現であり、行為そのものが継続しない場合がある。これに対し 動名詞 は通例ある程度継続する行為を示す」とあり、例文として、
Jim started to say [非文 saying] something, but he changed his mind.
(ジムは何か言い始めたが、気が変わってしまった)
を挙げています。
頭に入れておくと役に立つかもしれません。
The bell rang and the train started to move.
という文があり、違和感を持ったのですが、その後電車が動き続けることを考えると、やはり started moving のほうが適切なのではないか、と、こちらのブログを拝読して感じました。ご解説ありがとうございます。
ブログを読んで頂き、ありがとうございます。これからもよろしくお願いいたします。