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東久留米 学習塾 塾長ブログ

東京都東久留米市滝山の個別指導型学習塾 塾長白井精一郎のブログ

運動の第1法則-慣性の法則-

2014-06-20 11:41:11 | 学習塾塾長の日記
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

雲りですが気温は高く蒸し暑い日になりました。W杯のギリシャ戦は引き分けで決勝トーナメント進出が厳しくなりましたが、まだ可能性はあるので次のコロンビア戦では大量得点で勝って欲しいものです。

来週は多くの中学で期末試験があり、中3の理科では物体の運動や力が試験範囲になります。ここに出てくる等速直線運動を説明すると、いつもニュートンの偉大さに感心させられ、毎回、「やっぱニュートンは天才だよ。凡人(=私)には思いも及ばない」と口にしてしまいます。

ご存知のようにニュートンの運動の法則は、
第1法則:慣性の法則
第2法則:運動方程式
第3法則:作用・反作用の法則
の3つから成ります。

そのなかで、第1法則の慣性の法則は、
「あらゆる物体は、加えられる力によって状態の変化を強いられない限り、静止状態、あるいは線上の等速度運動を続ける」
というもので、プリンキピアには次のように記されています。


▲第1法則(プリンキピア)

何故、この慣性の法則に感心するかと言うと、これは身近の運動について述べているのですが、自分自身で経験する運動では力を加えないとだんだんスピードが遅くなりやがて止まってしまい、ずっと等速直線運動などするものなどありません。しかし、ニュートンは、これは摩擦力や空気抵抗など運動を止めようとする力が働いているためで、もし、それらの運動を止めようとする力がなければ、物体は永遠に等速直線運動をし続けることを見出した訳です。

時代は違いますが、地上に暮らして同じ様な運動を目にして、よく思いつくものだと感心する次第です。天才の天才たる所以ですね。

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