東久留米 学習塾 塾長ブログ

東京都東久留米市滝山の個別指導型学習塾 塾長白井精一郎のブログ

close のはなし

2018-10-19 11:40:11 | 英語の話
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

中1英語教科書の「いろいろな動作」に関する Word Bankclose the window という言葉があります。

この close英語語義語源辞典 で調べてみたところ、この類義語の shut との違いについて、
● 両方とも閉じる、ふさぐということを表し入れ換えて用いられることが多い。

close は一般的な語で、閉じる動作や結果として閉鎖すること、終了・終結することを広く表す。
 
shutclose よりくだけた語で、閉じる動作に意味の重点がある。従って道路や公園など close を用いて入れなくすることを表すが、この場合 shut を用いることができない。
と説明しています。

また 現代英語語法辞典 には、閉める対象の具体例も示してあって、
closeshut の両方が可能なもの
 a door (ドア)
 one’s mouth/eyes (口/目)
 a drawer,a cupboard (引き出し、食器棚)
 a bank,store (店、銀行)
 blinds,curtains (ブラインド、カーテン)
 one’s mind/heart (こころ)

close が可能なもの
 a road (道)
 a meeting (会議)
 a letter (手紙)
 a lid (ふた)
と記しています。

このように、 shut と比べて close のほうが幅広く使えるようですが、例えば、
Shut your mouth! (黙れ!)
のような荒っぽい言い方には shut が使われ、箱のような入れ物を閉めるのは、 普通 shut を用いるようです。

My suitcase was so full I couldn’t shut it.
(私のスーツケースは物がいっぱいで、ふたが閉められなかった)


頭に入れておくと役に立つこともあるかもしれません。

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