こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。
今回は、令和2年度灘中の問題です。
問題は、
「下のように数を並べたものがあります。
各段の両端の数は1で、2番目以降の両端以外の数は、その数の左上にある数と右上にある数の和になっています。
この100段目について、その一部(左から2つ、右から6つの数)をかくと、
です。また、
です。以上のことを参考にすると、100個の11をかけた数
の下6桁は[ ]です。
例えば、123456789の下6桁は456789です。」
です。
問題の中にある数を三角形のように並べた図と、2個から5個の11をかけた計算結果から、n個の11をかけた数は、n段目に並ぶ数字を繰り上がりを考慮して、左から順にかいた数になることが判ります。
したがって、100個の11をかけた数は、問題にある100段目の一部を記したものを参考にすると、
1×(100個の10の積)
+100×(99個の10の積)
+・・・
+75287520×(5個の10の積)
+3921225×(4個の10の積)
+161700×(3個の10の積)
+4950×(2個の10の積)
+100×(1個の10の積)
+1×1
になります。
ここでは、100個の11をかけた数の下6桁を計算すればよいので、上式の青色でマークした5つの項について、それらの下6桁を求めて和をとると、
250000+700000+495000+1000+1=1446001
になり、この和の下6桁 446001 が答えです。
簡単な問題です。
今回は、令和2年度灘中の問題です。
問題は、
「下のように数を並べたものがあります。
各段の両端の数は1で、2番目以降の両端以外の数は、その数の左上にある数と右上にある数の和になっています。
この100段目について、その一部(左から2つ、右から6つの数)をかくと、
です。また、
です。以上のことを参考にすると、100個の11をかけた数
の下6桁は[ ]です。
例えば、123456789の下6桁は456789です。」
です。
問題の中にある数を三角形のように並べた図と、2個から5個の11をかけた計算結果から、n個の11をかけた数は、n段目に並ぶ数字を繰り上がりを考慮して、左から順にかいた数になることが判ります。
したがって、100個の11をかけた数は、問題にある100段目の一部を記したものを参考にすると、
1×(100個の10の積)
+100×(99個の10の積)
+・・・
+75287520×(5個の10の積)
+3921225×(4個の10の積)
+161700×(3個の10の積)
+4950×(2個の10の積)
+100×(1個の10の積)
+1×1
になります。
ここでは、100個の11をかけた数の下6桁を計算すればよいので、上式の青色でマークした5つの項について、それらの下6桁を求めて和をとると、
250000+700000+495000+1000+1=1446001
になり、この和の下6桁 446001 が答えです。
簡単な問題です。