東久留米 学習塾 塾長ブログ

東京都東久留米市滝山の個別指導型学習塾 塾長白井精一郎のブログ

crawl のはなし

2020-07-08 10:06:24 | 英語の話
こんにちは。東久留米市の学習塾塾長です。

中2の英語教科書に、
Two months later, again at night, the baby turtles are born and crawl to the ocean.
(2か月後、再び夜に、ウミガメの赤ちゃんが生まれて海に向かってはっていきます)
という文があります。

この crawl は、 ウィズダム英和辞典 によると、
1. <人・虫などが> はう、腹ばい[四つんばい]で進む
 
 My baby started to crawl
 (うちの子ははいはいを始めた)

2. <車などが> のろのろ進む、<時などが> ゆっくりと経過する

 The bus crawled uptown.
 (バスはゆっくりと住宅地へ進んだ)

などの意味のほかに、 水泳の「クロール」や「クロールで泳ぐ」という意味もあります。 

この水泳の「クロール」について、 ONLINE ETYMOLOGY DICTIONARY に、

In the swimming sense from 1903, the stroke was developed by Frederick Cavill, well-known English swimmer who emigrated to Australia and modified the standard stroke of the day after observing South Seas islanders. So called because the swimmer’s motion in the water resembles crawling
(1903年以降に使われるようになった水泳での意味では、イギリスの有名なスイマーのフレデリック・カビルが発展させた泳法(クロール)である。彼はオーストラリアに移住し、南洋諸島の人々の泳ぎ方を観察して当時の標準的な泳法を修正した。水中での泳者の動作が「はいはい」する動きに似ているのでクロールと呼ばれる)
と解説しています。

ちなみに、そのほかの水泳の泳法(種目)は、
背泳ぎ : backstroke
平泳ぎ : breaststroke
バタフライ : butterfly
横泳ぎ : sidestroke
自由形 : freestyle
リレー : relay
メドレーリレー : medley(relay)
高飛び込み : high dive
アーティスティックスイミング : artistic swimming(以前はsynchronized swimming)
と言います。


頭に入れておくと役に立つこともあるかもしれません。