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へんないきもの日記

今日も等身大で…生きてます😁

琉球独立

2012-11-03 08:31:19 | 日々雑感
 4年前、沖縄に赴任してきた時、街なかでこのようなスローガンを目にして思わず笑ってしまった。

 4年経った今、笑えない自分がいる・・・昨今の在沖米軍による事件やルールを守らないオスプレイの飛行(非行?)を見る限り、ここはまだまだ「占領下」なのだ。だったら、「独立」するしかないじゃないか?!

 もちろん、すべての在沖米軍が悪いわけではない。休日に家族でショッピングを楽しんでいる姿を見ると、きっとこの人たちは、日本の文化に触れて「よき隣人でありたい。」と願っている人たちなんだろうなあと思う。中には、日本を、沖縄を気に入って、除隊後も居残り、そのまま基地内のクリスチャンセンターや学校で講師として働き、日本人と結婚している人もいる。

 が、やはり、今回の外出禁止令以降、午後11時を過ぎたから基地内に戻るよう促したバーの店主に腹を立て、挙句の果てには、外に飛び出し、付近の民家に押し入り、寝ている中学生を殴り、液晶テレビに膝蹴りして破壊し、窓から飛び降りた・・・という奇行は、まさしく、潜在する「支配者」意識の表れだと思う。


 「よき隣人」でありたい、と願う人がいる反面、まだまだ「敗戦国・ニッポン」を支配する顔があるのも事実である。


 アフガンやイラクでなぜ、米軍が狙撃されるかわかりますか?同じイラクに行っても日本人は誰一人犠牲者を出していません。危険地帯に行かないから?そうではありません。危険じゃないところ、なんて断言はできません。

 日本のやり方は、相手を尊重するやり方です。そこの土地を使用するのであれば、必ず首長と話し合う。ただし、相手の意見を尊重する。アメリカ的やり口は、有無を言わさず、ブルドーザーでならしてしまう・・・です。私の職場の周辺には、今も、占領時、米軍がドーザーでならした痕と、その下に眠る墓の残骸が横たわっています。

 本土では終わったかもしれない戦争は、被災地?沖縄では孫子の代まで続いています。