生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

心の船

2018-05-10 19:50:21 | 日々の暮らし
言葉について、

「音を響かせるのは

風であり、風は

生命の姿を私たちに

伝えてくれる

天空からの

使者である」

(空海)

仏教には、開運のために、心だけでなく、言葉を大切にしなさいという教えがあります。

空海は言葉は

「心を伝える船」と

述べています。

私の導きの言葉になっています。

また、心理カウンセラーの植西聰(アキラ)さんは、世の中には、
運が良い人と、運が悪い人がいます。

両者の違いは、

「心の流れ」にあると述べています。

心がプラスに向かって流れている人は

運が良く、

マイナスに向かって流れている人は

運が悪くなるという。

心の流れがマイナスになっている人は、

心のスイッチを切り替えて、プラスに変えましょう。

それには、次の3つの心を養ってくださいと述べています。

1.積極心

情熱をもって前向きに
行動する。

2.楽天心

逆境にあっても楽天的に考えて快適な心を保つ。

3.愛他心

人を尊重し、人のために、貢献する。


この3つの心を育てると、心の流れがプラスに変わり、運が良い人になれるそうです。

今日は

「言葉は心を伝える船」と

「心の流れ」についてお話ししました。

私はいつも前向きです。

合掌
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清少納言と夜這い星

2018-05-10 04:07:38 | 日々の暮らし
読みかけの枕草子を読み出した。


清少納言は何が

好きなのかな?


「私の好きなもの」

・降るものでは
雪と霰(あられ)。

板葺(いたぶ)き屋根に音たてて降るのが魅力的。


・雨では時雨(しぐれ)に心ひかれる。

・お日さまは夕日がよい。

山の彼方(かなた)にすっかり沈んでしまったあとも、


残光が空一面を赤く彩って金色の横雲が薄くたなびき、

稜線(りょうせん)が

くっきりと黒く見える

ひとときに勝るものは

ない。


・月は有明のほっそりとした姿で、

東の山ぎわにかかるの

が一段と哀れ深い。

・星は牡牛座にある

昴(すばる)星が好き。

天の川の彦星。

明けの明星、宵の明星

の金星も鮮麗である。

名前が面白いのは、

夜這(よばい)い星と

呼ばれる流星が好きだ

が、不吉な尾をひかな

ければなおよい。


・食べ物は

削り氷(ひ)に

あまづら(つたの樹液)が好き。

かき氷に砂糖水をかけ

たようなもので

平安時代、日本人で

最初にかき氷を


食べた人として

記録されている。



清少納言は感受性が

豊かだなと思いました。

流星の事を夜這い星と

言うのですね。

突然現れるからでしょうか。

清少納言と話をしたいな。

合掌




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