生きる力になれば

ペンネーム良寛地蔵。70代のブログです。言葉で生きる力になればと綴って15年が過ぎました。

希望の虹

2018-05-08 14:12:18 | 日々の暮らし
「虹を見たいと

思うなら


雨を我慢しなくては

ならない。

幸せを望むなら

人生の風雨を我慢

しなくてはならない」

我慢こそが望みを

叶えるもの。

その為に苦難を


受け入れよう。




人は

「奇跡を信じない者」



「奇跡を信じる者」

とに分かれるという。

私は


生きる事や


出会いも奇跡だと


感じている。



奇跡は足元にある。

不安になったら


貴方の神様に


祈りましょう。



雨雲の向こうには


青空があるのだから。


合掌
三時から目の手術する
人達の合同説明会です。





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染まりゆく心

2018-05-08 01:58:25 | 日々の暮らし
春の雨に思う。

「雨が降る

カッパに

音たて

雨が降る

しっぺ
(座禅の時、肩を叩くもの)

のように

肩を打つ 」。

心痛めた人には


心を打たれる


思いだろう。



「かずかずに

思ひ思わず

問ひがたみ

身を知る雨は

降りぞまされる」

(古今和歌集)

いろいろと、あなたが

私のことを思っているのか、

いないのか、

お尋ねできないので、


私の幸、不幸を知る

雨がひどく

降っている。


一雨ごとに、あらゆる

想いが

深まっていく。


このように

「染まりゆく想い」の

言葉に

一入(ひとしお)がある。

染色の時に染料に一度浸すことをいう。

染料に浸すごとに

水色→水浅葱(みずあさぎ)→

浅葱→薄はなた→

浅はなた→納戸(なんど)

→藍→紺→かち色→

濃紺。

心も、喜び、悲しみ、

恋しさ、苦しさに

染め上げられるたびに


深みを増していく。

何度も染め上げられた、

深い濃紺の色には


奥深い魅力を

感じる。




昨日106歳になった

ばかりのおばあさん

手を握ってと言われ

握ったら涙を

流してくれた。


そして、家族が見えた


静かに息が止まった。


百人一首が大好きな


おばあさん。


寂しくなったら


お地蔵さんと


呼ぶのだよ!


と言ったら


うなずいた。


7年間のお付き合い


でした。



またお会いしましょう。

合掌
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