グローバル・ナビ by 杉山哲夫

海外資産運用コンサルタントのつぶやき

16日ー20日 週刊動向 金価格上昇、ドル0.34%下降

2014年06月23日 | 株式
商品市場に新たなる地政学的な問題の台頭により変化が起き始めています、債券市場も短期債の変動はあまり目につきませんが長期債が2.6%から大きな上昇をする気配が見えず、また原油価格がイラクがらみの内紛を受けて新規な胎動を始めています、インフレーションの影がはたして忍び寄り始めているのかこの先注目しなければなりません: 

株価指数      週初め     週末        変化    年初来

DJIA    16775.74    116947.08  171.34  1.0  +2.2%

NAsd     4310.65     4368.04   57.39   1.3  +4.6%

s&p500   1936.16     1962.87   26.71   1.4  +6.2%

r2000      1162.63     1188.42   25.78   2.2  +2.1%

年初来の動向は現在までの米国経済のFRBの分析に類似した数値の展開であり昨年と比較してモダレートであり好感が持てます、昨年と比較して債券市場の動向を所見してみますと: 3か月ビル 0-0.25: 3か月LIBOR 0.27: : 2年債 0.36: 5年債 1.39: 10年債は2.49%: と比較して1年後に変化がみられます: 市場の予測から見れば現時点の長期債のイールドは極端に低すぎます、10年債券は2.90%近辺にあるべきなのです: ドルの弱さの主要因といえます: 第24半期も終わりに近い中債券の動向はこの先どのように変化するのか注目しなければなりません: fedの政策金利は来年現状の0-0.25%を維持することはほぼ確定しているようですが:  株式市場ではSP500のような大型銘柄が投資家の買い入れの対象でありnasd,R2000等は出遅れ感が顕著といえます: