グローバル・ナビ by 杉山哲夫

海外資産運用コンサルタントのつぶやき

資産購入縮小案見送り、米株価高騰 S&P500 +1.22%

2013年09月19日 | 商品市場

多くの市場関係者の予測に反してFRBは現状維持の動向となりそうです: 現在の経済指標の段階では市場動向は縮小に踏み切るには強度が不足としました: ダウはコメントの発表直前は前日比の下でネガテブな展開でしたが直後から高騰をはじめ15,700ドルめがけていました、しかし直前の水準で多少の売りが入り+0.95% 15670の水準で引けています: 10年債券は2.7080%とイールドは急降下価格は跳ね上がりました:

ダウ 15676.94 +147.21 +0.95%: ナスダツク 3.783.64 +37.94 +1.1%: S&P500は 1725.52 +20.76 +1.22%です: 10年債券は買いが入り価格は上昇イールドは14.5ポイント下降8月12日の水準まで(2.71%)急落しています:

商品市場: 上記をうけて金並びに貴金属は急騰しています: 金ETF GDX は28.25 +2.32です: 銀価格も同様です: CRB商品指数は289.54 +2.82: WTI原油先物は108.86 ;0.08: ブレント原油先物 110.60 +2.41 天然ガス 3.73 +0.02: 金先物 1361.40 +53.70: 金現物 1361.33 -2.44: 銀先物 22.99+1.42: 銅先物 331.40 +3.55: プラチナ現物 1463.28 -2.27: 穀物先物: コーン 456.25+2.25: 小麦 646.50 +3.50 : 大豆 1347.75 +5.25: 商品先物市場は久しぶりに活性しています:

為替市場: 豪ドル 0.9494: 日本円 98.29円 影響を一番受けているのは日本円です:円高への動向は東京株式市場に影響するかもしれません: EWJは12.06ドルと急騰していますが。。。:中国元 6.1210: ブラジルレアル 2.1860と2.20の水準を割り込みました、ブラジル債券保持者には明るい傾向です: ユーロ 1.3513: ポンド 16124(強い): Sフラン 0.9131: ドル金利の下降はドルの下降につながり円高に挑戦するかもしれません: 今日19日の日本の東京市場では大幅な株価の上昇は見込めないかもしれません、夜間の先物価格はCMEの価格が14700円の水準にきています:動向に注目します:


FOMCを控え取引量少なく様子見の展開

2013年09月18日 | 商品市場

ダウ 15529.73 +34.95 +0.23%: ナスダツク 3745.70 +27.85 +0.75%: S&P500 1704.76 +7.16 +0.42%: 10年債券 2.8530%:

商品市場: CRB商品指数 286.72 -2.74: WTI原油先物 105.51 -1.08: ブレント原油先物 107.80 -2.27(シリア問題解決の方向に原油関連は巻きもどし): 天然ガス 3.75 変わらず: 金先物 1309.70 -8.10: 金現物 1310.24: 銀先物21.75 -0.26: 銅先物 322.30 : プラチナ現物 2421.40-1.90: 穀物先物; コーン 454.00 -2.50:小麦 643.00 +1.75: 大豆 1342.50 -5.75:  シリア問題に関連し原油価格はポジションの整理が入り、また金価格は軍事介入を避けられるかもとの観測から同じく売られています:

為替市場: 豪ドル 0.9375: 日本円 99.17(100円が壁): 中国元 6.1210: ブラジルレアル 2.2561: ユーロ 1.3358(安定): ポンド 1.60の水準に挑戦するか?)

日本の株式市場に関しては米国市場のETF EWJ(TOPIX連動)は日本側の様子見です$11,70です、原子力発電が止まるこの火力発電に依存します、しかし料金の値上げ必然的に起こりますが企業は値上げ分の価格転嫁が出来にくく収益に大きく影響しそうです、また家庭の電気代の上昇は消費に影響し始めます、政府は先行きの消費税の引き上げに踏み切るようですが低所得層に対する救済内容も確定しないのではネガテブです、本日企業の法人税の減税を考慮すると明言していますが法人税を支払しているのは38%ぐらいの企業です、しかし株価には多少の影響を与えるでしょう: 夜間の先物取引では110円平均の上昇でした」:

米国の金融業界はFOMCの動向に最大の注目をするでしょう: 金融緩和に伴う月額850億ドルに上る債権の購入による資金の市場供給を縮小し始めるのか?またその規模は?等々大型の観測は850億ドルから徐々に購入量を減らす方向ではと観測しています:  日本のアベノミツクスも先行き必ず直面する問題す: FOMCの場合にはバーナンキ議長が来年4月退任するので後任の人事が大きく今後金融政策に影響しそうです:


次期FRB議長候補サマーズ氏辞退、化学兵器削減案等

2013年09月17日 | 商品市場

来年に任期をを終了するFRB議長バーナンキ氏の後任にオバマ」大統領が考慮していた皆様もよく知る前財務長官のサマーズ氏が議会における承認が難しいのではとの見解のもと辞退する旨を発表しました:金融業界寄りの彼に対する批判は民主党内でも多いようです、現在副議長の地位にいるイエレン氏の名が浮上するでしょう: またシリアの化学兵器削減の議案に対してロシアと米国の大統領がサインをした模様です」:これらのニュースを受けて株式市場は好感しオープン時から高値展開となりました、しかしナスダツクはアツプルを中心に低調な展開となり他の2指数と比べー0.12%のネガテブ展開です

ダウ 15494.78 +118.72 +0.77%: ナスダツク 3717.85 -4.34 -0.12%: S&P500 1697.60 +9.61 +0.57%: 10年債券はイールドが2.8740%に下降しました: 

商品市場: CRB数値 289.46 -1.56: WTI原油先物 106.07 -0.52: ブレント原油先物 110.07 -1.63: 天然ガス 3.75 +0.01: 金先物 1311.50 -6.30 : 現物 1311.98: 銀先物 21.80 -0.21: 銅先物 321.35: 穀物先物も低調な展開です:

為替市場: 豪ドル 0.9317: 日本円 99.15: 中国元 6.1202: ブラジルレアル 2.2844: ユーロ 1.3335: ポンド 1.5899: S フラン 0.9274:  FRB次期議長関連のニュースを受けてボンド市場は上昇、ドルは一時売り込まれています:興味ある反応です:

連休明けの東京市場に注目します: CME の先物はポジテブな展開ですが?


13日までの週間動向 FOMCを控え様子見

2013年09月15日 | 商品市場

指数    週初      週末       変化               年初来

ダウ   14922.50  15376.06  +453.56  +3%    +17.3%

ナスダ   3660.01   3722.18  +62.17   +1.7%  +23.3%

SP500  1655.17   1687.99  +32.82   +2.0%  +18.4%

R2000  1029.55            1053.98         +24.43            +2.4%         +24.1%

株式市場は来週のFOMCを控え利益確定の売りに入り週間で初めてネガテブな展開となりました:金融、鉱工業、並びに素材関連が中心に下降しました、金融機関は US bankが住宅抵当債券の金利収入が第3四半期は20%近い減収と報じたたためです:

商品先物市場: CRB数値  291.02 -1.03: WTI原油先物 108.21 -0.30: vブレント原油先物 111.70 +0.17: 天然ガス 3.68 +0.04: 金先物 1308.60 -22.00 : 現物 1326.17 +4.44:  銀先物 21.72 -0.43: 銅先物 320.03 -0.65: 穀物先物 低調:

為替市場: 豪ドル 0.9245(横ばい): 日本円 99.38(100円の」水準維持できず): 中国元 6.1187 元高傾向堅持: ブラジルレアル 2.2802(回復中): EUR 1.3294: ポンド 1.5876(高値堅持): スイスフラン 0.9297(不安定):

日本の株式市場は消費税の引き上げに踏み切るとの観測、しかし4次の経済対策等が開示されない現状ではネガテブな市場展開は避けられません、15000円の水準を挑戦し抜くためには具体的な内容の経済対策が必要です、オリムピツク効果は一時的なセンチメントです:


米株式 ミツクスにて終了、アツプルネガテブ展開が影響

2013年09月12日 | 商品市場

シリア関連が先送り濃厚となり市場は17・18日のFOMCに焦点が集まります、金融政策の縮小を含めた動向が焦点です: 来週までは不透明な展開となるでしょう:

ダウ 15326.60 +135.54 +0.89%: ナスダツク 3725.01 -4.01 -0.11%: S&P500 1689.13 +5.14 +0.31%: 10年債券 イールド 2.92%:

商品先物 : CRB数値 290.68 -0.59: WTI原油先物 107.66 +0.10: ブレント原油先物 111.50 +0.25: 天然ガス 3.56 -0.01: 金先物 1363.70 -0.10: 金現物 1363.99 -1.32: 銀先物 23.17 +0.15: 銅先物 327.30 +1.25: プラチナ現物 1472.28 -1.77: 穀物先物すべてポジテブです:

為替市場: 豪ドル 0.9337: 日本円 99.80: 中国元 6.1190: ブラジルレアル 2.2763: ユーロ 1.3315: ポンド 1.5825: スイスフラン 0.9310:

夜間の大証の先物取引 はポジテブな展開です:期待します