グローバル・ナビ by 杉山哲夫

海外資産運用コンサルタントのつぶやき

7・20-7・24 週間動向 今年の相場展開の繰り返し、不確定要素が多く先行き不透明

2015年07月25日 | 株式
先週の強い展開を継続維持できない相場展開が再び今週も示現しました、、S&P500は先週2.4%のプラスでしたが今週は再び2.2%のマイナス展開となりました、経済指数の変動も多く、またFRBの年末までに政策金利の引き上げの可能性のコメント等が投資家の心理状態を揺さぶりました: 月曜日の3株価指数を除き4日連続に株価は下降ダウ 531、NASD 130、S&P500 49と値を消しました:
 
指数    週初め      週末              変化       年初来

DJIA 18086.45  17658。63 -517.92 -2.9%  -1.4%

NASD  5210.14   5088.63 -121.51 -2.3%  +7.4%

S&P500 2126.64  2079.65  -45.99 -2.2%  +1.0%

R2000  1267.09  1225.99  -41.10 -3.2%  +1.8%

上記の数値が示すように年初来の上昇率もDJIA、R2000ともにネガテブになりかろうじてS&P500そして昨年の上昇率の低さと比較的にテクノロジー関連の多いNASDは+7.4%と堅調なのが目につきます、皆様のポートフォリオ内の展開はいかがですか? 今年はテクノロジーとバイオテツクに注目と過去にのべましたがどうやら今のところ正解のようです:

上記の展開の主たる要因は今までに発表された第2四半期の決算の内容が期待ほどでもないか、失望する内容か本当に失望したかです。 アツプル、キャタピラー、SM、IBMいずれも利益確定の売りが入りました、これまで堅調なバイオテツクETFも今週は5%のマイナスになりましたBIOGENの4%の下降が響きました、明るい面ではAMZN、SBUX,JNPR、V等は堅調に推移しています: 中国の15か月ぶりのPMIの低い数値なども今までの利益確定の売りの呼び水となりました: 明るい経済指数としては新規失業者週刊数値は255Kと1973年以来の少ない数値です、しかしながら商品市場のて低調な活動、金価格、原油価格の下降も心理的にネガテブに働いています: 7月も残り5営業日となりました、この先発表される残りの決算発表の内容次第でしょう:




 

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