一生貧乏の割合は？

金持ちになれるか、それとも
一生貧乏のままなのか？
その手の本が結構
巷に出回っている。

世帯資産が五億を超えて
いるのは、全体の0.8％
五億未満で一億以上は
たったの2％に満たない。

全体の75％の層は
3000万未満なのだ。
つまり、一生持ち家とは
無縁に暮していく訳。

お金が人生のすべて
ではないが、お金で
物質的な豊さは得られる。
まして、お金に転ぶ人間が
多い世の中では人の心も
お金に左右されやすい。

お金持ちは三代続かない
と言われている。
どこかで、放蕩息子や
浪費家の娘が現れる。

貯めるより使う方が
簡単だから、資産は
湯水のように浪費
されれば、簡単に傾く。

貧乏な人はお金に対する
執着心が人一倍強い。
お金さえあれば
自分は、こんな風に
なっていなかった。
そういう思いがあるから。

才覚と能力があれば
自分で道を切り開く
事は可能なのである。

しかし、努力や忍耐を
美徳と感じない現代では
簡単に、楽をして儲かる
仕事に人は飛びつく。

落とし穴があるとは
露程も感じないで
進むのは世間を余りにも
知らない人間と言う
形容がピッタリだろう。