夢華の言いたい放題

夢華の視点から見た出来事や特集

奇遇な出来事

2007-02-03 11:50:23 | Weblog
いつも、よく行く場所がある。
その男も、時々そこに来ている。
ある日、男が声を掛けてくる。

「寒いですね」
「ええ。 朝から雪が
 ちらついてましたよ。 今日は」
「よく、ここに来てますよね」
「近くに、住んでいます」

「僕、仕事でここに。 
 よく寄るんですよ」
「そうですか」
「○○で働いてます」
「私、バイトで昔、そこにいましたよ」

「えっ。 △△さん知ってます?」
「可愛がって、貰ってました」
「知ってるんですね。 帰りに、
 よく駅まで、送って貰ってます」
「絶対。 私の事、覚えてるはずよ」
「聞いてみます」

男は、名刺を渡して
歳を聞く。
女が、答える。

「同級生。 同じ学年」
「えっー。 見えない!」
「いつも、歳は誰もわからないのよ。
 年齢不詳」
「また、話したいですね。
 営業に、今から行きます」
「じゃあ、また」

見ず知らずの人でも。
話すと、偶然同じ所にいたり、
友人が、共通だったりする。
世間は、広くて狭い。
コメント
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