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ドイツ人と日本のいろいろなところに行ってみた (9)

2016-10-20 12:54:14 | 日記
ちょっと時間が経ってしまいましたが、「ドイツ人と日本のいろいろなところに行ってみた (8)」の続きを。

翌8月30日(火)も私は会社を休めず、ロビンさんは完全に単独行動でした。後で話を聞いた限りでは、お昼には渋谷でラーメンを食べ、ふくろうカフェに行き、その後は買い物を楽しんだようです。晩御飯はロビンさんもサラダ作りを手伝ってくれて、メインのおろしハンバーグと一緒にいただきました。

翌31日(水)、私は事前に休暇を申請しており、ありえないほどのハードスケジュールを組んでいました。予定では午前3時に起床だったのですが、私は2時50分くらいに起き、うさぎにエサをやり、身支度。ロビンさんが起きたのを確認し、事前に調べておいたタクシー会社に電話。自宅の住所を言うと、1社目と2社目は「すぐには配車できません」と断られたのですが、3社目で「あと7分くらいで伺えます」との回答。よっしゃー! 出かける準備ができたロビンさんと1階まで降りると、マンションの横にはすでにタクシーが。車に乗り込み、運転手三に「築地市場までお願いします」と依頼。高速は使わず一般道で行くようお願いすると、車は日本橋方面に向かって日光街道を南下。上野や秋葉原などを通る時はロビンさんに今どこにいるかを説明しました。

築地市場の勝どき門前に無事到着したのは午前4時。料金を支払い、車を降りて、マグロせり場見学者の受付が行われるおさかな普及センターに向かいました。受付時間は午前5時からのはずですが、おさかな普及センターにはすでに大勢の人が床に直接座って待機状態! しかも恐らく95%くらいは外国人! 見学できるのは120人限定なので、一瞬私は「やばい、間に合わなかった?」と不安になったのですが、受付のおじさんに見学許可証代わりのメッシュのベストをもらい、ぎりぎりセーフ! ロビンさんと "We made it!" と喜びながら、会場の一番後ろの床に座りました。実はロビンさんは去年もここに来ているのですが、人数制限で入れなかったという苦い経験をしているので、今回はリベンジ成功というわけです。私たちの後、数人の見学者がすべりこみで入れたようですが、その後は入場を断られたようです。いやー、マグロのせりを見るのがここまで大変だとは・・・。

見学者は来た順に黄色あるいは青いベストが渡され、2つのグループに分けられます。たくさんの外国人(しかもほとんどが男性)がまるで建設工事作業者かのように黄色か青のベストを着用し、決して広いとは言えない部屋で床に座り込んで待機している様子は圧巻でしたw そして、この日は19年仲買人をされているkoseiさんから競りやマグロについて説明もしてもらいました。なんと言語は英語のみ!



タダで見学させてもらえるだけでなく、英語でガイダンスも受けられるなんて驚きでした。説明が終わり、しばらくすると黄色いベストのグループがせり場に行くために移動。さらに待つこと数十分、私たち青いベストのグループも何人もの警備員に誘導され、マグロ卸売場に向かいました。警備員さんの英語はかなりめちゃくちゃで、態度も高圧的(市場内は運搬車が行き交いかなり危険で、見学者が事故に遭わないようそうせざるをえないのだとは思いますが)なのがちょっと残念でした。そして、ついにマグロの競りが始まったのですが、私たちはかなり離れた場所から見ていたので、仲買人たちの熱気や緊張感までは伝わってきませんでした。



競り自体もものすごい速さで進み、あっと言う間に見学終了w 再び大勢の警備員さんに付き添われ、すごすごと退場しました。競りの後は魚がし横丁で朝ごはんを食べるつもりだったのですが、お目当ての食堂に入ろうとするとお店のご主人から "Members only!" と怒鳴られてしまいました。ロビンさんと一緒だったので、私も外国人に間違われてしまったわけですが、他の外国人もこんな扱いを受けているのかと思うととても悲しかったです。というわけで、築地での朝ごはんは断念し、そのまま私がいつも通っている銀座のゴールドジムに歩いて行くことにしました。私の中ではゴールドジムは世界中に展開しているイメージだったのですが、意外なことにドイツには店舗がなく、アーノルド・シュワルツェネッガーで有名なゴールドジムに行ってみたいとロビンさんからリクエストされていたのです。

ジムでは日本滞在中何回か来られるよう2WEEKSトライアルを申し込み、料金を支払ってから、男女別々のロッカーへ。「スタジオで待ってるから」と言っておいたにもかかわらず、なかなかロビンさんが現れないので心配したのですが、ヨガのスタート時間ぎりぎりでスタジオ入り。レッスンは完全に日本語なので、私は一番よく使われる単語、呼吸の「吸う」と「吐く」を説明し、あとは見よう見まねでやってみるようロビンさんにお願いしました。ロビンさんはドイツでもヨガをやっているだけあって、問題なくポーズができているように見えましたが、後で聞いてみると「動きがかなり違ってた。それにヨガブロックを使わないなんておかしくない?」とのこと。5年以上ヨガをやっている私ですが、ヨガブロックというものの存在を初めて知ったのでした。

それでは今回の「日本国内で外国人旅行者と行動する際のTips」を。

1. 築地市場のマグロのせりは外国人でなくてもオススメ。ただし、人数制限があるので、事前によく調べ、時間に余裕を持って行くこと。

2. マグロのせりに間に合わなくても、築地市場魚がし横丁のものすごい行列は見る価値があるかも。時間があれば実際に並んで食べて3みても良いと思います。

3. 旅行中でも運動したい外国人はたくさんいると思うので、リクエストがあればジムなどに連れていってあげましょう。ランニングであれば早朝の皇居の外周路がオススメ。

今回はこの辺で。続きはまた後ほど。

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