岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

霧が丘短歌会2020年2月

2020年02月24日 23時28分01秒 | 霧が丘短歌会
霧が丘短歌会 2020年2月    @霧が丘グリーンタウン第一住宅集会所

 今月は秀作が揃った。毎回、作者に聞かなければ歌意の分からない作品があるのだが、今回は一首もなかった。しかも実感がある。工夫の余地はあるものの、表現したい抒情が定まっている。

 題材も多彩だ。「叙景歌」「心理詠」「家族詠」「挽歌」「社会詠」とジャンルも多彩。

 課題。

「文語文法の間違い」「洒落過ぎている」「一読して読者にストレートに伝わらない」

「文語と口語のバランス」「印象が散漫になっている」「漢語が固すぎる」「助詞の要綱」

「結句がシャープではない」「余計な言葉が入っている」。

  しかし作品の着眼点がよく、作者一人一人に独自性がある。これは大きな進歩だ。

 後半は「星座α」の尾崎主筆の歌集から17首を全員で音読。これを始めて4が月になるが、これで歌境が開けてきたようだ。

 最後に「短歌の修練のために」の確認。

1、短歌を多く詠む。2、短歌を多く読む。

  3、作品を音読する。4、現代詩を読む。

                5、良質な芸術に親しむ。

 次回は、3月23日10:00から12:00。参加費2000円。場所は毎月同じ。

 申し込み、問い合わせ。045-922-5542岩田宅



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