岩田亨の短歌工房 -斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・短歌・日本語-

短歌・日本語・斎藤茂吉・佐藤佐太郎・尾崎左永子・社会・歴史について考える

「短歌研究年鑑」が選んだ相聞3首(岩田亨作)

2021年02月12日 17時36分09秒 | 岩田亨の作品紹介
「短歌研究」の12月号は「短歌年鑑」。ここで僕の作品が3首掲載された。・悲しみをいくつ背負いてゆく汝(なれ)か見守るのみのわれを許せよ・沈黙に思いこもごもこめながら白く濁れるドブロクを飲む・あかぎれのありけん人の掌を見るべきなりき今に思えば 一首目はこのブログで紹介した。連作50首の核になる作品だ。相手のためになすすべのない自分がもどかしい。 二首目。地酒のドブロクを二人で呑んだ。祭りをしている神 . . . 本文を読む