たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

葉室麟著 「潮鳴り」

2024年04月03日 17時18分39秒 | 読書記

図書館から借りていた、葉室麟著 「潮鳴り(しおなり)」(祥伝社)を、読み終えた。本書は、著者創作の架空の小藩、九州豊後の「羽根藩(うねはん)」を題材にして描かれた長編時代小説「羽根藩シリーズ」第2弾の作品である。先日、第1弾「蜩ノ記」を読んだばかりだが、さらに、第3弾「春雷」、第4弾「秋霜」、第5弾「草笛物語」が有ることが分かり、引き続き読んでみたくなっているところだ。


読んでも読んでも、そのそばから忘れてしまう老脳。
読んだことの有る本を、うっかりまた借りてくるような失態を繰り返さないためにも、
その都度、備忘録として、ブログ・カテゴリー「読書記」に、書き留め置くことにしている。



▢目次
(一)~(三十一)

▢主な登場人物
伊吹櫂蔵(いぶきかいぞう、襤褸蔵、新田開発奉行並)、伊吹新五郎、染子、お芳、
宗平、千代
咲庵(しょあん、元江戸三井越後屋大番頭佳右衛門)、お朝、長次郎、
仙右衛門(納谷村庄屋)、さと(千早)、
小倉屋義右衛門、
播磨屋庄左衛門、
長尾四郎兵衛、浜野権蔵、重森半兵衛、笹野信弥、
井形清左衛門、小見陣内、
三浦兼重(羽根藩藩主)、妙見院(先代藩主の正室、現藩主の実母)、
田代宗彰(西国郡代

▢あらまし等
九州豊後の小藩羽根藩にあって、俊英と謳われた伊吹櫂蔵は、狷介さゆえに勘定方での役目をしくじり、役御免となり、襤褸蔵(ぼろぞう)とまで呼ばれる無頼暮らしを送っていたが、ある日、家督を譲った義弟新五郎が切腹?、その遺書から、借銀を巡る藩の裏切りが原因であることを知る。直後、なぜか藩から弟と同じ新田開発奉行並として出仕を促された櫂蔵、弟の無念を晴らすべく城に上がる決意を固めるが・・・・・・、
「落ちた花は、二度と咲かない」・・・・、それを咲かすことが出来るのか?
「生きることが、それがしの覚悟でござる」
堕ちるところまで堕ちた男の不屈の生き様。

本書の主人公は、もちろん、男気溢れる櫂蔵であり、その生き様を描いているが、男の背中を言葉で押す、賢明で、芯がしっかりしている、女性脇役の存在が大きく印象に残る作品だ。
櫂蔵を立ち直らせた女お芳であり、理路整然、厳然とした武家の女染子であり、見識高い藩主の実母妙見院である。

   潮鳴りはいとおしい者の囁きだったのかもしれぬ、と櫂蔵は思った。
   いまもお芳が静かに囁き、励ましてくれているのだ。

   (わたしは一生、潮鳴りを聞くことになるだろう)
   櫂蔵は染子に頭を下げ、
   「行って参ります」と告げた。
   (中略)
   風が吹き、白い雲がゆっくりと流れていく。

で、終わっている。


読めない書けない難漢字 No.73

2024年04月03日 09時30分49秒 | つぶやき・うんちく・小ネタ・暇つぶし・脳トレ

普段、会話や文章で、あるいはテレビやラジオ、新聞等で、ごく普通に使われている言葉で、誰でも知っている言葉の中にも、いざ、咄嗟に漢字で書けと言われると、「???」となってしまう言葉が、結構有るものだ。
もちろん、漢字検定何級、漢字クイズ王なる人達にとっては、御茶の子さいさいなのかも知れないが、一度や二度、聞いても、教えてもらっても直ぐそのそばから忘れてしまう類の爺さんは、たまたまそんな漢字に出会うと、「へー!、そうなんだ・・」、その都度、目から鱗・・・・、になってしまう。
今は、有難い世の中、漢字不勉強で語彙力の無い爺さんでも、PCやスマホの漢字変換ソフトのおかげで、ブログ等には、読めない、書けない難漢字であっても、平気で、知ったかぶりして書ける時代だが、「じゃ、実際、自分で読んでみろ、書いてみろ」と、問題に出されたら、降参してしまうこと多しである。


先日、読み終えた時代小説の中で、たまたま目に止まった漢字が有った。
「わらび」と「ぜんまい」だ。
幼少時、北陸の山村で育った人間、毎年、雪解けが進み、新緑が始まる早春、裏山等から採取してきて、食材になったものの中に、「わらび」「ぜんまい」も有り、子供の頃からよく知っている植物である。ただ、「山菜採り」の代名詞?にもなっているような「わらび」「ぜんまい」ではあるが、これまで、しっかり、漢字で覚えた記憶が無く、いきなり漢字で書いて見ろと言われると、
「えーっと?、えーっと?」に、なりそうな漢字である。
別に、「わらび」「ぜんまい」を、漢字で書けなくても、日常、困ること無しだが、
ブログ・カテゴリー「つぶやき・うんちく・小ネタ・暇つぶし・脳トレ」に、書き留め置くことにする。















(漢字)

蕨と薇

(意味)

「蕨(わらび)」
イノモトソウ科、常緑性、シダ植物
林や日当たりの良い山地等に生える。
早春、先端にこぶし状に巻いた新芽が
地下の根茎から直立して生い出る。
(ネットから拝借画像)


「薇(ぜんまい)」
ゼンマイ目、シダ植物、
原野や山地に生える。
若葉は、葉柄と共に、渦巻き状に巻き、綿毛の覆われ、
早春、開く前に採って、食用にする。
(ネットから拝借画像)


(拡大してみると)