たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

サボリ癖 1週間振り? 爺散歩

2022年12月11日 16時20分13秒 | 散歩・ウオーキング

当地、今日は、やや雲が多く、冷たい風が強かったものの、
昼過ぎまでは、まずまずの晴天、
夕方には、すっかり曇ってしまったが・・・。
なんだかんだで、休んでいた(サボっていた)散歩・ウオーキング、
いかん、いかん、
昼食後、やおら重い腰を上げ、近くをちょこっと歩いてきた。
毎度のこと、コンデジで、カシャ、カシャ撮りながら、
スマホの歩数計で、約9,000歩。

久し振り、カワセミ発見

カルガモ

アオサギ

ビワ(枇杷)の花かな?

サザンカ(山茶花)

 

 

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陸奥の しのぶもぢずり 誰故に 亂れそめにし 我ならなくに

2022年12月11日 12時23分25秒 | 懐かしい小倉百人一首

足腰大丈夫な内に、出来る限り不要雑物整理をしようと決心してから久しいが、正直あまり捗っていない。書棚や天袋、押入れ等に詰め込まれていた古い書籍や辞書、百科事典等の類も、ここ数年間で大胆に整理処分してきたつもりだが、中には、「これ、面白そう?」等と目に止まり、残してしまったものも結構有る。その中のひとつに、多分、長男か次男かが、学生時代に使っていたものに違いない、小町谷照彦著 文英堂の「小倉百人一首」(解説本・参考書)が有る。パラパラとページを捲ってみたところ、なかなか詳しく、分かりやすく、決して、「今更 向学心?」なーんてものではなく、子供の頃、作者や歌意も分からないまま、「けふ、けふ、けふ・・」「なほ、なほ、なほ・・・」等と、正月になると必ず家族でやっていた「百人一首かるた取り」を思い出して懐かしくなってしまったからで、今更になって、「へー!、そういう歌だったのか・・」、目から鱗・・になっているところだ
「小倉百人一首」は、奈良時代から鎌倉時代初期までの百人の歌人の歌を、藤原定家の美意識により選び抜かれた秀歌であるが、時代が変わっても、日本人の心情が呼び起こされるような気がしてくる。
ブログネタに?、頭の体操に?、いいかも知れない等と思い込んでしまい、昨年、一昨年、「春」「夏」「秋」「冬」季節を詠んだ歌を取り上げて、ブログに書き留めたが、今回は、最も数の多い、「恋」を詠んだ歌を取り上げて、順不同、書き留めてみることにした。


百人一首で「恋」を詠んだ歌 その25

陸奥の しのぶもぢずり 誰故に
亂れそめにし 我ならなくに

出典
古今集(巻十四)

歌番号
14

作者
河原左大臣

歌意
奥州の(信夫地方の)しのぶもぢずり(乱れ模様染めの)ように
私の心も恋のため乱れていますが、
いったい誰にためにこんなに思い乱れているのでしょう。
あなた以外の人のために、心が乱れる私ではないことなのに。
(この乱れた恋心は、あなたのせいなのですよ)

注釈
「陸奥(みちのく)」=奥羽地方の東半部の総称。
「しのぶもぢずり」=福島県信夫地方で産出していた乱れ模様に摺り染めた布。
「乱れ」の序詞。
「誰故に(たれゆゑに)」=「あなた以外の誰のせいで」の意。
「乱れそめにし」の「そめ」は、
「初め(そめ)」と「染め(そめ)」の掛詞。
「しのぶもぢずり」の縁語。
「我ならなくに」の「な」は、打ち消しの助動詞。
「私ではないのに」の意。


河原左大臣(かわらのさだいじん)

源融(みなもとのとおる)のこと。
第52代天皇嵯峨天皇の皇子だったが、臣下の籍になり、
「源」の姓を賜った。
平安京の東六条の「河原院」という邸宅に住み、左大臣従一位だったことで
河原左大臣と称した。
「河原院」は、奥州の名所塩竈の景色を取り入れた豪華、風流な邸宅だったが、
河原左大臣没後、荒れ果ててしまい、後に、そこを訪れた恵慶法師が
「八重むぐら 茂れる宿の さびしさに 人こそ見えね 秋は来にけり」
と、詠んでいる。
さらに、河原左大臣は、宇治と嵯峨に別荘を持っていたが、
宇治の別荘は、後に寺院となり、「宇治の平等院」となっている。


参照・引用
小町谷照彦著「小倉百人一首」(文英堂)


(つづく)


サンシュユ(山茱萸)

2022年12月11日 06時35分24秒 | 爺さんの備忘録的花図鑑

これまで、散歩・ウオーキングの途中や山歩き、畑地や我が家の猫額庭等で、やたら、コンデジで、カシャ、カシャ撮ってきた花の写真が、外付けHDに大量に溜まっており、時々、その気になって、不要、無用写真を大胆に削除しながら、散歩、旅行、山行・・・等のファイルに仕訳分類整理をしているところだが、懐かしい写真を見掛けると手が止まってしまったりもする。そんな古い花の写真の中から目に止まった花の写真を引っ張り出して、ブログ・カテゴリー「爺さんの備忘録的花図鑑」に、書き留め置くことにしている。草花に詳しい人からは、「なーんだ、そんな花も知らなかったの?」と笑われそうだが、爺さんにとっては、新情報、新知識、後日、また忘れてしまった時等に、確認したりするのに役に立つ存在になっている。


外付けHDの残っている花の写真の中に、「サンシュユ」が有った。
草木に超疎い爺さん、「サンシュユ.」という花名を初めて知ったのも、つい最近のことだったが、知ってからは、毎年のように、あっちこっちで見掛け、コンデジで、やたらカシャ、カシャ撮ってきたような気がする。ただ、教えてもらっても、ネットや図鑑で自分で調べても、そのそばから忘れてしまう老脳、また思い出せなくなる前に、書き留め置くことにする。

4年前、2018年3月11日、散歩・ウオーキングの途中で撮っていた「サンシュユ」。
多分、その頃はまだ、花名知らず分からずで、「君の名は?」だった気がする。
たしか、相互フォロワー登録している、草木に詳しいどなたからか、
花名を教えてもらい、初めて知ったのだと思う。

「サンシュユ」???・・・・、最初は、半信半疑、
なんだか、へんてこな名前?だなと、感じたものだった。
それに、漢字が難しく、覚えられそうにないことも・・。

 

2019年3月14日、散歩・ウオーキングの途中で撮っていた「サンシュユ」

 

2021年3月3日、散歩・ウオーキングの途中で撮っていた「サンシュユ」

今年、2022年3月25日、散歩・ウオーキングの途中で撮っていた「サンシュユ」

 


サンシュユ(山茱萸)

ミズキ科、ミズキ属、落葉小高木、
   別名 「ハルコガネバナ」「ヤマサンゴ」「ヤマグミ」
原産地・分布 朝鮮半島、中国北部、日本全土
       日本には、江戸時代亨保年間に、薬用植物として持ち込まれたが、
       鑑賞用としても栽培されるようになり、庭木等に利用されている。
樹高 3m~15m、
   樹皮は、薄褐色。
花色 黄色、
   早春、若葉が出る前に、4枚の苞葉に包まれた、花弁4枚の小さな
   鮮黄色の花を咲かせる。
   花後、晩秋には、紅色楕円形の実が生る。
開花時期 2月頃~5月頃
花言葉 「持続」「耐久」「強健」「気丈な愛」「強い愛」「成熟した精神」
    「敬う」「尊敬」