竹とんぼ

家族のエールに励まされて投句や句会での結果に一喜一憂
自得の100句が生涯目標です

縋りつく空蝉ひとつ忠魂碑 法夢子

2014-07-29 | 
縋りつく空蝉ひとつ忠魂碑 法夢子





散策をする道際に忠魂碑がある
その近くに小公園があり
お年寄りがゲートボールをしたり
お茶屋お喋りを楽しんでいる

忠魂碑は戦没者の供養塔で全国各地にあるのだが
戦後70年 
配線と言わない日本人はその戦争さえも風化させているようだ

またあの熱い日の記憶が蘇るが
忠魂碑にお参りする人は少ない

空蝉がひとつすがりついているように見えるのは
私の感傷だろうか
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1 コメント

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yahoo (眼鏡親父)
2014-07-29 09:55:14
私は、終戦の年の生まれで、
敗戦という記憶はないのですが、全てを無くした後の日本で育ちましたので、
敗戦という感じは何処かにあります。
終戦からの年ですから、記念日の周年というのがそのまま自分の歳になります。
私の年の生まれは、日本の人口では記録的に少ない年で、希少価値のある人種ですが、私達の後の団塊の世代の人とは、その経験が全く違う人種ではないかと秘かに思っています。

2014/7/29(火) 午前 9:17 meganeoyaji

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