竹とんぼ

先達の秀句を味わいながら
自得の一句を求めて多作多捨です
古希すぎの晩学で楽しみながらの遅々緩歩です

引つぱれる糸まつすぐや甲虫 素十

2017年07月23日 | 素十鑑賞
引つぱれる糸まつすぐや甲虫



季語:甲虫ー夏  出典:初鴉  年代:昭和13年(1938年:45才位)

子供に捕えられ、糸をつけられた甲虫が逃げようとしている姿。

流伴鑑賞

捕らえた甲虫に紐をつけた記憶が蘇る
戦わせた幼少期も懐かしい

なんとも素朴でそのままの写実
現代では少し物足りない感もある
俳句がさまざまな句億面に
変化してきたことが良く分かる


高野 素十(たかの すじゅう、1893年3月3日 - 1976年10月4日)は、茨城県出身の俳人、医師(医学博士)。
高浜虚子に師事。虚子の唱えた「客観写生」を忠実に実践、
簡潔で即物的な写生句で頭角を現し、山口誓子、阿波野青畝、水原秋桜子とともに「ホトトギスの四S」と称された。
「芹」主宰。本名は高野与巳(よしみ)。
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