竹とんぼ

先達の秀句を味わいながら
自得の一句を求めて多作多捨です
古希すぎの晩学で楽しみながらの遅々緩歩です

雑草の抗い残る十二月

2013年11月30日 | 
雑草の抗い残る十二月  丈子




散策18句材のひとつ
高架橋を抜けて土手を歩くと雑草がたくましい

どうしようもない大きな力を
知りもせず知ろうともせずただ々場所を動かずに
その立ち位置を守っている

十二月社会の雑草はいかが
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騒響の寺のチェンソー十二月

2013年11月29日 | 
騒響の寺のチェンソー十二月  丈子



十二月にあと数日で突入
若い頃は歳の内になし終えねばならない事が
たくさんあったような気がするが
最近はそうしたことは全くなくなって
突入なんて言い回しは不似合いである

先日の散策で寺の裏に回ったら
なんともけたましいチェンソーの音

暮正月への準備だろうか
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高架橋歩いて独りわが小春

2013年11月28日 | 
高架橋歩いて独りわが小春  丈子





小春日和散策の一句
家を出て15分すると渡良瀬川の高架橋
歩行者は他にいない 
空中散歩の趣だ
渡良瀬遊水地につづく広い河川敷に
高架を歩く小さな自分の影が動いている
小春の禍福
独り占め


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
訪問者97人 アクセス数227 がカウントされた
ブログ開設以来の記録で素直に嬉しい

たどたどしく打ち込んでいる文字もアップされるとそれなりに気取って見える
擬似的なところも新鮮な感覚だ

品質内容は時間の積み重ねを待つとして
まずは継続
いくらかの成果があったようだ
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冬靄に走る一灯一直線

2013年11月27日 | 
冬靄に走る一灯一直線  丈子



昨夜の雨と冷気のしわざだろう
今朝は重く深く靄である

足元のほかは何も見えない
畦道を歩くのだが用水路に注意しないといけない

対岸に一つの明かりが結構な速度で進んでいる
朝連に参加の中学生の自転車だ
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小春日の目を細めおり六地蔵

2013年11月26日 | 
小春日の目を細めおり六地蔵 丈子





小春日和にさそわれて
気ままな彷徨の自由を楽しむ

襟元を撫でる風も懐かしい
動くもののない世界の美しさを楽しむ
かすかな小鳥の声

隣町の六地蔵
目を細めるのは眩しいからか

汚れし世間への悲しみか
はたまたしばしの平安への感謝の祈りか

百戸ばかりの集落をすぎる
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ともしびのロシア民謡冬銀河

2013年11月25日 | 
ともしびのロシア民謡冬銀河  丈子



夜空が澄み切って星が冷たい
カバンを隠して飛び込んだものだ

「ともしび」歌声喫茶 
時間を忘れて青春していた

帰路は満天の冬銀河
明けなくても夜だった
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冬日さす湖畔に農家百ばかり

2013年11月24日 | 
冬日さす河畔に農家百ばかり  丈子



申し分のない小春
メモ用紙を鷲掴みに外へ出る

行先知らずのブラリブラリ
田を抜け国道を渡り川を超えれば隣町

河畔の村の六地蔵に手を合わせて
男体山を遠望する

冬日をいっぱいに浴びながら
途中でご先祖の墓参り
用意がないのでただ合掌
般若心経を声出して

最後に小さな神社にお参り
2時間の遊吟となった

メモに残った俳句は18枚
しばらくはこの整理と推敲で時間つぶしに困らない
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冬茜意思ある犬の後に従き

2013年11月23日 | 




冬茜意思ある犬の後に従き  丈子

冬茜は冬の夕焼け なんとも美しい

わが愛犬ポポロの気の向くままに散歩する
私にはとりわけての用向きもないが
彼は多くの目的意識を持っていて
常に前向きだ

西に向かって力の限りに前進する
私は彼の従者である

この身分の待遇は悪くない
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鮭遡る龍門の滝冬に入る

2013年11月22日 | 





鮭遡る龍門の滝冬に入る  丈子



先日の龍門の滝での吟行句
当日はなかなか俳句にならなかったが
1週間たってこんな句になった

吟行日の翌日テレビでこの滝が紹介されていた

鮭の遡上があるのには驚いた
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たくさんのわらじに冬日太平寺

2013年11月21日 | 
たくさんのわらじに冬日太平寺  丈子





11月15日 句友14名で那須烏山市にでかけた
一応 吟行という目的だが
バスの車中は老人会のレクレーションという雰囲気で
これはこれでまた良い

竜門の滝 山あげ会館 和紙会館 ばどを巡行
龍門の滝には鮭が遡上して産卵してうる姿の眼福を得ることもできた

そして太平寺
旅の安全を願うところから草鞋の奉納があって
三文にところせましと吊るしてあった

そこに当たる冬の日差しがあたたかい
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嬰児の拳をひらく小春かな

2013年11月20日 | 
嬰児(みどりご)の拳をひらく小春かな  丈子




気温は低いがなんとも良い日差し
枯葉の始末もいい加減な拙宅の庭も小春の趣だ

こんな日に嬰児だった孫たちは
握りしめていた両の拳を開きかげん

もう十五年も昔になる
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温度差のある長寿かな菊の酒

2013年11月19日 | 
温度差のある長寿かな菊の酒 丈子
 木枯らしに尖ったままの収まらず ヾ
 綿虫のみえぬ世界に荒ぶ人 ヾ





句会だより7回 最終です 
今回は筆者の自句自解になるので困っています
句作りを志して日も浅く毎日苦悶の連続です

多作多捨を念じて駄作愚作を処分しています

分かってもらえなくとも自分で納得
こんな不遜な気持ちでは進歩するはずもなく
といって俳句は独学で独自の世界を探求するものとか
堂々巡りしています

老人はみな同じと扱われるのに少しの不満
まだまんまるにはなりきれない心の尖んがり
地球がどんどん壊されていくというのに愚かな人間への苛立ち

こんな句意でしたが
表現も稚拙で理解されなかったようです
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鋸の目立ての悪しき疣毟り(いぼむしり)

2013年11月17日 | 
りんりんと想いの糸を紡ぐ虫  慶山
 鋸の目立ての悪しき疣毟り  ヾ
  大根のふっくら太めの舞妓はん  ヾ






句会だより五回 今回は「慶山」さん
酒脱、軽妙、いつも徘徊味あふれる作品を発表して句会では人気ナンバーワン

句材も作者独特の視点で独自性に驚かされることが多い
今回も 蟷螂と鋸 大根と舞妓 という
巧みに取り合わせて表現して好評だった
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知らぬ街久の散財冬帽子

2013年11月09日 | 
知らぬ街久の散財冬帽子






冷たい風除けと防寒に冬の帽子はありがたい
幼少期から帽子が好きで
昔の写真をみると帽子をかぶっているものが多い
小中学校は学帽だ

ちょっと気取った青年期はベレー帽やハンチィング

今はもっぱら防寒と薄毛隠しでデザインや素材はじょとんど気にならない

独りで久しぶりに銀座へ
銀座は日常のグランドだったが
なんとも知らない街のように変貌していた

それでも馴染みの街
ちょっと散財を楽しんだ
このあとはもちろん独り珈琲だ
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凩の真ん中を進むンドセル

2013年11月08日 | 

strong>凩の真ん中進むランドセル





木枯らしはこの表現が相応しいが
なぜか凩にひかれる

今年の凩1号はなんとも強烈
東北では竜巻の被害まで

北関東のカラッッカゼが吹くがこれは春の風
木枯らしの中木枯らしと〃邦楽に投稿版画列をつくっている
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