竹とんぼ

家族のエールに励まされて投句や句会での結果に一喜一憂
自得の100句が生涯目標です

囀りの違いを得たる齢かな   法夢子

2014-04-04 | 
囀りの違いを得たる齢かな   法夢子






「竹とんぼ7」句会だより8 今回で最終「法夢子」です

表題句はさえずりの聞き分けができるようになった

との感慨だが座では理解されなかったようだ

下五の「齢」はなんとも不味い 推敲未熟





闇はしる猛き青なる猫の恋 法夢子



「猛き青なる」説明の重複だろう

闇はしる猫 もなんとも当たり前

報告してなんなのとの声がきこえそう

 





豊漁のシラスウナギや春の凪  法夢子



今年は「鰻」が食せそうとの嬉色を表現したが

季語が不釣り合いの感じで良くない

「しらすうなぎ」が何かを知らない人もいる

 





遠き山ひねもす飽かず春の雨  法夢子




春の雨の一日の所在無い様子

ひねもし飽かず」は重複の表現で良くない

作者は雨の一日遠いう山陰を飽かずみていたという

作者には佳日だったのだ

 
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