マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「キング・コング」

2006-09-27 09:48:11 | 2000~2010年代 映画

King Kong (キング・コング) 2005年 アメリカ作品



監督 ピーター・ジャクソン
出演 ナオミ・ワッツ エイドリアン・ブロディ ジャック・ブラック トーマス・クレッチマン ジェイミー・ベル

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
1930年代。女優のアンは所属していた劇団が解散し無一文になる。だが、映画監督デナムに呼び止められ、ある場所へ行き君を主演に映画を撮りたいと説得させられる。不信に思ったアンだが、作家がジャック・ドリスコと聞いてその話を受ける事に。彼女は彼のファンだったからだ。そして、撮影隊の一行は船に乗り込みある場所へ向かう。しかし、港にはデナムを止めようと映画会社の連中がやって来ていた。実はこの映画は中止だと宣告されていたのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
出ました!CG大好きジャクソン監督!!長いよ~3時間は~!!これでもかとCG技術を見せられた。
分った、分った、凄い映像だよ。はいはい。となだめたいくらいだった。(苦笑)
物語的には1時間30分で終わるんじゃないか?と思うのだが。

今回は偶然?にも「戦場のピアニスト」の二人がまたもや共演するということと、「リトル・ダンサー」のジェイミー・ベルが出演するということでがんばって見たのだ。

船の船長さんがクレッチマン。
見事にかっこよかった
いいとこどりだったので、これはいい感じだった。でもさあ、もう少し早く着てくれないかな?そこまでが長くて長くて。(笑)

船員の中でちょっと過去が複雑なのが、ベル君。
怪しげ?な青年は、今後が楽しみな感じであった。
あの少年ぽさが無くなり骨太の男っぽくなっていた。
演技も上手かったのではないだろうか。

人気作家がブロディ。
いつもながら、頼りなさそうな感じ。でも、彼女を守る為にがんばっていたっけ。

キング・コングを連れ去る場面というか、彼が住んでいる島は「ジェラシック・パーク」か?と思わせる(いや絶対!)雰囲気だった。連れ去るのも似ている。
でも大体こういう映画で危険物を持ち去るのは科学者と決まっている感じだったので、今回映画監督というのがちょっとショックだった。
映画をすこぶる愛する人間の自分としては、そんなに映像の為に人や物を犠牲にするのか!というのが見ていて心苦しくなった。物語なんだけれども、どうも嫌な感じがしたのだ。(過剰反応しすぎかも?)人々が要求するものが大きければ大きいほどそうなるというのも納得なんだけども。映像にこだわる監督は皆同じ思いをしているんだろうけども。ちょっと寂しい感じがしたのだ。
ラスト、あのコングはお約束とはいえ、泣ける
ちょっとそこら辺の演出は上手いと思った。

長くなかったらいい映画だと思うのだけどなあ。
お願いだからもう少し短くしてくれよ~。


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