マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「永遠のアフリカ」

2007-01-12 09:15:19 | 2000~2010年代 映画

I Dreamed of Africa (永遠のアフリカ) 2000年 アメリカ作品



監督 ヒュー・ハドソン
出演 キム・ベイシンガー ヴァンサン・ヘイズ ダニエル・クレイグ 

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
ヴェニスで交通事故に遭い重症を負ったクーキー。その時車を運転していたパウロの懇親的なお見舞いにそのまま恋に落ち再婚する。彼女は、前夫との間に息子エマがいたのだが、彼もパウロといい関係を保っていた。そして、二人は、エマを連れ憧れの土地アフリカへ移住する。現地の土地所有者デクランから廃墟となった場所を譲り受け、その場所に何故か住み込んでいた男と共に土地を再生する。そんな中パウロは、現地の友人と狩に出かけてしまう。連絡もないまま数週間が経過。なれない場所で不安を抱きながら息子と共に彼の帰りを待つクーキーだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
実話だそうだ。
いまだにこのクーキーさんは、自然保護活動を行っているとの事。
こういう話を見るといつも尊敬してしまう。何もない土地に憧れとはいえ住めるのだから。ましてやアフリカ。動物嫌いな自分にはどう転んでも出来ない事だ。凄いよ。

凄いといえば、
彼女を演じたキム・ベイシンガー。
やはり上手い!
女性が主人公の物語だとどうしても拒絶反応を起こす自分だが、彼女だとまったくそういう現象が起きなかった。逆に応援したくなった。がんばれ!クーキー!
一番ハラハラしたのが、息子の趣味が蛇集めという事。
川とかで平気で蛇を捕まえてくるのだ。幼いから(10歳くらいだったかな)もう母心になって見てしまって、危ないから止めなさいってば~とつくづく叫びたくなった。(笑)

さて、目的のクレイグ。
彼はこの土地の所有者デクラン。さりげなくいい人だった。
あまり出演時間はないが、とにかく頼れる男でかっこよかった。そして、今回も服装がTシャツに短パン。年齢より幼く見えるのは何故だろう?(苦笑)

この映画の中で密輸の話をしていた。野性動物から牙などを採ってしまう人達だ。
ある番組で「森の伐採は現地の人にとっては仕方がないこと。貧困の差がそうさせるのだから」と言った方がいた。
世界全体が同じ水準になればそういう事がなくなるというのだろうか?
それはちょっと疑問。
貧困の差を無くす事が絶対いい事だとは、どうしても信じがたい。
必ず何処かでひずみが生じるはずだから。
かと言ってどうすればと言われても何も言い返せない。

たかが自然保護、されど自然保護。難しい。(^^ゞ 


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