マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「ハプニング」

2009-09-15 11:31:22 | 2000~2010年代 映画

The Happening (ハプニング) 2008年 アメリカ作品



監督 M・ナイト・シャマラン
出演 マーク・ウォールバーグ ゾーイ・デシャネル ジョン・レグイザモ スパンサー・ブレスリン

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
N.Yのセントラルパーク、AM8:33。ベンチに座っていた女性が、突然意味不明な言葉を交わし、自分の首筋に、髪留めを刺した。そして、3ブロック先の工事現場では、次々と作業員が建物の建築現場から飛び降り死亡している。
フィラデルフィアの高校教師、エリオット・ムーアは化学の授業中に校長に呼び出され、テロが起こったらしいので、生徒を自宅へ今すぐ帰るようにとの指示を受けた。生徒を帰すと、彼自身は同僚で親友のジュリアンの助言にしたがい、ジュリアンの実家へ避難することにした。妻アルマを連れ、ジュリアンは娘ジェスを連れ、共に列車に乗り込んだ。
だが、その列車も見知らぬ田舎の駅で止まってしまう。本社に連絡が取れなくなったというのだ。いったいどんなテロがあったというのだろうか?

勝手な感想(自分の思い込み多々)
今週は、気になる俳優、マーク・ウォールバーグの出演作品を紹介しようと思う。
昨年の夏に公開されたこの作品。
映画館で彼を見たいと思って見に行こうと思っていたのだが、なんだか行きそびれたのだ。
だけど、映画館で見てたら、固まって動けなかったかもしれない。それほど自分には怖かったのだ。(苦笑)
監督の作品は「シックス・センス」を見て以来、上手い演出をする人なので怖いのは分かっていても、見たいなあ~と思ってしまうのだ。
大嫌いなスプラッターホラーじゃないから観賞はできたけど、逆にそれ以上にじわ~と恐怖が来て怖かったのなんのって!
「人は自己防衛の為に自殺する。」
そのシーンが怖くって怖くって・・・。
何かに殺されるのだったら、止めようがあるが、自殺するのを止めるのって出来ないんだ~と思うと、もう、恐怖で、恐怖で。
無力さを実感してしまったのだ。

さて、目的のマークはと言いますと、化学教師のエリオットだった。
もっと科学的に解明してくれるのかと思いきや、そんなシーンがなくってがっくりだった。
だけど、状況を冷静に判断して行動を起すというのはかっこよかったぞ。
それにしても、これって少しコメディ入っているよなあ。
なんだか、とぼける感じが妙によい雰囲気を出していたぞ。

得した気分になったのは、レグイザモ。
彼が出演していると知らなかったので、お~と思ってしまったのだ。
彼は、友人のジュリアンで、とっても良かったのだが、あっさりでびっくり、がっくり。
あのシーンは見ていて、辛かったなあ。
だけど、数字を計算させて恐怖を紛らわせるシーンは、素敵だったぞ。

こういうのに、定番だけど、やっぱり何よりも恐ろしいのは、パニクった人間。
人の話も聞かないで、撃ち殺すシーンは辛かったなあ。
情報がありすぎても困るが、無さすぎても困る。
そんな印象も受けた作品だった。

納得いくような、いかないようなオチだったけど、なかなかある意味面白かったのではないかな。
相変わらず上手い演出のシャマラン監督。

だけど、
「シックス・センス」はなかなか越えられないねなんて思ったりもしたのだった。(毒)


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