マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「ライラの冒険 黄金の羅針盤」

2009-04-15 13:17:10 | 2000~2010年代 映画

The Golden Compass (ライラの冒険 黄金の羅針盤) 2007年 アメリカ作品



監督 クリス・ワイツ
出演 ダコタ・ブルー・リチャーズ ニコール・キッドマン ダニエル・クレイグ サム・エリオット エヴァ・グリーン イアン・マッケラン(声のみ)

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー)
自分の魂が“ダイモン”と呼ばれる動物の姿をし、いつも側にいる世界。
すべての世界が『ダスト』と呼ばれる粒子によってつながっているとされていた。
だが、この世界を支配する“教権”がその存在をひた隠しに隠していた。
孤児のライラはこの“教権”の支配下にあるジョーダン学寮に住んでいた。久しぶりに叔父で探検家のアスリエル卿が訪ねて来た。ダストについて手がかりを得たのでもう少し研究させてくれと学長達に説得しに来たのだ。ライラは自分もその研究の手伝いをしたいと申し出るがあっさり断られてしまう。そんな時、偶然晩餐会で出会った貴婦人、コールターが彼女の願いを叶えるべく、一緒に旅に出ようと提案する。ライラはすぐにその提案に同意する。
だが、親友のロジャーがジプシャンのビリーと共に行方不明になったと後で知るのだった。

勝手な感想(自分の思い込み多々)
ファンタジーものが目白押しの近年。
元来大好きな分野なのだが、こんなにもたくさん公開され、それも必ず続きものとくるといささか嫌気がさし、避けていたこの作品。
クレイグが出演と聞いていたのだがちょっと躊躇っていたのだ。だが、友人が貸してくれたDVDの中にあったので、この機会に見てみようと観賞した。

お約束のラスト。
本当に続きを作るつもりなのだろうが、いささかいい加減にしてくれないかと感じてしまう。
そういえばあの話はどうなった?のような感じで終わって欲しいのだが、そう願うのは贅沢だろうか。

さて、目的のクレイグ。
今回は出番が多く、重要人物の叔父アスリエル卿だった。
短髪に髭面。お~かっこいいではないか!
ついでに、ダイモンがホワイトタイガーってのが凄い。なんか、納得だった。
少しだけアクションしてくれて、嬉しかったなあ。
ラストにちろっと写し出された髭なしのお顔も素敵だったぞ。

実は、彼よりもすっごく気に入った人物がいるのだ。
それは、
気球乗りのリー・スコーズビーを演じた、サム・エリオットと、
白熊のイオレク・バー二ソンのイアン・マックレンだ!(彼は声のみだけどさ)
いや~渋くてかっこいいエリオット。
画面が締まるというか、ぐ~と引きつけられるというか。むっちゃかっこよかったぜ。
イオレクは、何処かで聞き覚えのある声だなあ~と思いつつ、見ていたのだが、なんとも納得の声だった。
声だけでもいい感じ。すげ~素敵だった。
キャラも大好きになった。

CG技術などはもう脱帽もののこの作品。
撮影も大変だったろうなあと思うのだが、
何せ、映像に気をとらわれすぎたような感じがしてならなかった。
もう少しキャラクターが上手く絡み合えばよかったように思えるのだけど。

全般的にファンタジーものの宿命なのかもしれない。
原作を読んでないからなんとも言えないが、原作に近かったのかな? 


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