マニアの戯言

映画マニアの勝手な映画感想日記

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「犯罪~ドイツの奇妙な事件」 第6話

2015-08-01 07:02:39 | ドイツ映画&ドラマ

原題「Ferdinand von Schirach Verbrechen /フェルディナント フォン シーラッハの“犯罪”」

原作「犯罪」 作者:フェルディナント・フォン・シーラッハ



2013年にドイツ(ZDF)で放送された作品

第6話「正当防衛」(原題「Notwehr」)」(2013年4月21日放送)
監督 Jobst Oetzmann 脚本 Jobst Oetzmann
出演 ヨーゼフ・ビアビッヒラー(レオンハルト弁護士) 

弁護士は、事件の真相を常に知りたい訳ではない。依頼人の無実を信じるかは無関係だ。
弁護士の任務は、弁護する事。
それに尽きる。

勝手なあらすじ(自分の解釈の上でのストーリー) 

女とケンカして、部屋を追い出された男。
ハンナー・ベック、19歳。前科11犯。
駅前で、通りすがりの人々にバットを持ったまま、絡む。それに、付き合う友人。
インゴ・レンツベルガー、21歳。前科4犯。
バスの発着所で座っている男に、絡んでいく2人。ナイフを振りかざし脅すも、座っていた男に、ナイフを突き返され倒れる。隣にいた友人も一撃で倒された。そして、男は逮捕される。
NYにいる友人のフランコから、詳細が分からないまま、弁護を頼むと依頼され、レオンハルトは、ベルリン州警察へ出向く。逮捕された男は、警察官にも何も語らないし、彼にも一言もしゃべらなかった。
だが、防犯カメラだけは一部始終を捕らていた。

勝手な感想(自分の思い込み多々) 
多国籍の人が多いドイツだから、一言もしゃべらなければ、どこの国の人かも分からない。
言葉が通じているのかいないのかも分からない。そうなると、取り調べもままならない。
コブラ11でも、翻訳ソフトみたいなのを使って容疑者としゃべってる場面が登場していたから、今は、そんな感じなのかも?
厄介極まりないねぇ。

こっちも、厄介事だが、もう一つの依頼の方も、もっと厄介だと思った。
弁護士は、医師でもないから、神経を病んでいるのか、いないのか見極めるのが難しい。
ましてや、若い人をね。
前回の物語は、無実だったが、今回はそうではなかったらしい。

らしいで終わっているので、これまた、さっぱりしないのだけど。( ̄。 ̄;)

ネタバレで申し訳ないけれど、

この物語の中で飲食業の評論家が、1981年パリで、恋人を愛しすぎて食べてしまったという話が出てくる。
マグロの味だったそうで・・・。
気持ち悪い。
美食家すぎて、人間の味を知りたかったのだろうか?
生食?
お腹は壊さなかったのか?

そんな事よりも。
こんなにさっぱりしないサスペンスというか物語は珍しい。ドイツらしいちゃ~らしい。
これ、アメリカだったら、着色して、すっきり終わりにするんだろうなあ。

モーリッツ君の主演しているこの物語の続きもそろそろ観賞し、今月の末に紹介する予定。
こっちも、すっきりしないらしいけどね。(^◇^;)

コメント
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