村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

現実は数歩も前を行く

2016年01月26日 | Weblog
私は行政からの配布物を回覧で集落内に配る役目をしている・・・
高齢化した集落内では元気な暇人が少ないので・・もう6~7年は私の役目である・・

20戸の集落を3方向で回覧することになっている・・・
1月の回覧を今日配った・・・

大雪の中、回覧の起点、3軒の家にお邪魔すると・・・
どこの家でも、大雪で身動きが出来ない高齢者である・・・
屋根の雪は、軒先を覆い隠すほどに垂れ下がっている・・・

こんな大雪の中を次の家まで配布物を回覧していただくのが気の毒な気がする・・・

田舎では、行政の連絡から、情報伝達、冠婚葬祭に至るまで、昔から回覧に頼ることが当たり前だったが・・・
集落の構成員も高齢化してる上に、一人住まいや夫婦だけの家が多くなった・・・
その上に、昔は隣屋も接近していたが・・・・離村する家が増えたために隣も遠くなった・・・

運命共同体だった田舎の生活も変化して来ている・・・
ここらあたりで行政の配布物などを回覧で行うことも考える時代になって来た・・・

郵送するなり、配布専門員を雇うなり・・有線テレビを活用して、戸々の配布物を無くすなり・・・何とか方法もあるだろう・・・

ちなみに・・・
私たちの集落では、出席者がだんだん少なくなってきたので月一回の常会も無くした・・・
私たちの集落は、端から端まで、10キロ近くある、中には車が入らない家もある、

世の中の有識者が少子高齢化した田舎の問題点を洗い出すより前に・・・
現実はどんどんあらぬ方向に進んでいる・・・・

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