村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

虚しく聞こえる

2011年08月03日 | Weblog
冬の間に切ってあった水車の会の炭窯の原木が後一釜分残っていた、
入間水車の会の楢の炭焼きとしては・・・いよいよ最後の窯である・・・
後・・・炭窯に入れるのは片附けの際の窯の建屋と機械類の収納庫、水車小屋などの木材部分の炭焼きである・・・・

いよいよ、活動拠点だった水車から炭焼き窯、小屋類を片附けることになった・・・
今日は、副会長のFさんと二人で楢炭としては最後の窯立てだった・・・
昼食も、炭焼き小屋で取りながら・・・一日掛かって窯を込めた・・・
少しさびしい・・・・

6月に開いた、昨年度総会では、人家の近くにある炭窯の安全性はどこまで責任が持てるのか?  絶対安全と言うことが担保できないなら、炭窯の撤去をすべきである・・・
一部の人かと思ったら・・・主だった連絡委員さんがたの発言が相次いだ・・・

福島原発事故の例を持ち出して責められると・・・・これまで先頭にたって炭窯の運営にあたっていた副会長と、事務局の私は・・・・答えようがなかった・・・・

10年近くの炭窯の作業では、火の用心には充分の注意を払っていたつもりである・・・
副会長などは、夜中の2時でも3時でも炭窯の見回りをされていたのを私は知っている・・・
他の会員さん方は、夜中の見回りなどは一度も経験されていない・・・・
炭窯から得た収益で・・・今迄にじゅうぶん会員さんへの還元もしている・・・


福島原発事故が水車の会の炭窯にと影響するとは意外だったが・・・・
今、かまびすしい脱原発、減原発、原発再開、原発推進・・・・とそれぞれの意見が・・・
水車の会の炭窯の安全性を声高に叫ぶ会員の声と重なり合って・・・・
私には・・・虚しく聞こえる・・・

なにはおいても・・・最後の楢木の窯立ては終わった・・・
コメント (3)
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