村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

風格?

2010年10月12日 | Weblog
あまり知られていないが、10月11日から20日の間は「犯罪の無い安全で安心なまちづくり旬間」である。
今日はその旬間の行事で、小学校低学年の下校時のパトロールに参加した。

私は数年前から、地域安全推進委員を引き受けている、その地区会の行事である・・・

小学校が統合されてから、ほとんどの児童はスクールバス通学だが、学校から2キロ以内の児童は徒歩通学である・・・

私は、バスと徒歩との境界域?の児童の下校路を一緒に歩いた・・・
途中から、2年生の女の子Oさんと二人での下校になった・・・・
2キロ近い距離である・・・・・

その女の子、Oさんの歩きは、大人の私でも汗ばむほどの速さである・・・・
歩きながらお話をすると・・・帰ってから次はピアノの塾へ行くそうである・・・
予定の時間が決まっているので、彼女なりに考えての歩きの様だ・・・・

何と健気な児だろう・・・と感心したが・・・・
近頃は、大方の小学生は習い事で忙しいらしい・・・?

途中でバス通学の児童ともすれ違った・・・・徒歩の子供たちは自分に課せられた通学スタイルに何の不満の色も見せずに・・・速足で歩く・・・・

これが、変に大人の世界なら、権利意識をむき出しにして歩くことを厭い、バスに乗りたがるだろう?・・・・
2キロ近い距離を通学している0さんは、歩かない子どもたちと比較して見ても、どことなく風格がある・・・顔付もきりっとして見える・・・
今、2年生のOさんだが、2キロ近い徒歩通学の道はきっと彼女の将来に大きな力をもたらせるだろう?と思った・・・

送って行った道を引き返したので、私は4キロ近い道を歩いたことになる・・・・
私の顔にも風格が・・・・?と思ったら・・・
「どうしたの?疲れた顔をして・・・」・・・家内の弁である。

コメント (2)
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