村の水車番

水車小屋のおじさんは見た?  山村のくらしは、今日も快調!

紫苑

2007年09月15日 | Weblog
義兄の火葬を終えて帰ると、裏庭の紫苑がいっぱいの花を咲かせていた。
平安の時代から、紫色の上品な色合いは日本人の美意識に強く働きかけたらしい?

彼岸に向った義兄の旅立ちにふさわしい花の様な気がした。
明日の本葬が終ったら、ぜひ墓前にたむけたい・・・

すでにはっきりと口が利けなくなってから、私の手を強く握ってなにかを伝えようとした義兄の言葉を墓前で確かめたい・・・おおよその意味は察してはいるが・・・

火葬場の扉が閉められるときに、つくづくと無常を感じた一日だった。
コメント
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