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「死が二人を別つまで」ミドル7-1 By朱雀

2006年07月10日 01時13分17秒 | TRPGリプレイ
 一見単なる失敗のようにも見える、今回の襲撃。
 しかしこれでいい。
 今回の作戦の目的は襲撃そのものではなく、
 彼女の体内のレネゲイドを活性化させることなのだから……


Middle7 来訪   シーンプレイヤー:石動 周     3月12日 p.m 18:40


GM というわけで、シーンプレイヤーは周です。
周  また侵食値上がるのか(ころころ)はっ!?ヤバい!これで侵蝕値84!そろそろクライマックス突入しないと!
GM はっはー、まだまだ上がるぞ!
周  勘弁してよぉ、戦闘では手数で稼ぐキャラなのに。
GM セカンドアクションは諦めた方がいいかもね。
周  くぅっ!……それはそうと、修治が帰ってひとしきり母さんに怒られた後、雨音を寝かせつけた俺は自分の部屋に戻って、これから自分がどうすればいいのか、とかそんなことで悩む。
GM ここ数日で色んなことがあったからな。きっとそういったあれやこれやに対する気持ちの整理も含まれてるんだろうな。
周  そんな感じ。で、「とりあえず、この前会ったあの医者のところに行って相談してみるか」というわけで、このシーンでは叡輝の診療所へ出向こうと思う。雨音のことで色々聞きたいし、メタな話をすると、そろそろみんなから情報をもらって総合しないと、いつまでたってもクライマックスに進めないから(笑)名刺に書かれた住所を見ながら、バイクで診療所に向かうよ。
叡輝 皇傍院クリニックは小ぢんまりとした診療所ですよ。
周  じゃあもらった名刺に書かれた名前と看板を見比べつつ、診療所のドアをノックする。
GM しばらくすると中から看護婦さんが出てくる。
修治 ちゃんと看護婦もいるんだ。この診療所。
叡輝 ああ、妻が看護婦をやってるんだ。2人でささやかに診療所を営んでいるのだよ。
春陽/GM というわけで看護婦、もとい叡輝の奥さんが君を出迎えて言う。「あら、外来の方ですか?」
周  「あ、じゃなくて、えっと――皇傍院 叡輝さんはいらっしゃいますか?」
春陽/GM 「ええ、いますけど、院長に何か用でも?」
周  「実は叡輝さんにちょっと相談したいことがありまして……あ、俺、石動 周といいます。多分覚えてくれてると思うんですけど……」
春陽/GM 「石動さんね。ちょっと待ってて」そう言って奥さんはひとまず君を玄関に待たせて、診察室にいる叡輝に声を掛けに行く。「――あなた。石動 周って方が、あなたに相談したいことがあるって来てますけど」
叡輝 む、ちなみに私は一方的に名刺を渡しただけだからな、実は彼の名前は知らない(笑)「『いするぎあまね』?……知らない名だな」
春陽/GM 「高校生くらいの男の子なんですけど……」と奥さんは周の背格好とか見た目の特長とかを君に伝える。てかこれで思い出してくれ(笑)
叡輝 (しばし思い出すそぶり)「……あ、あぁあぁ!あの子か!本当に来たのか。はっはっはっ(一同爆笑)まさか来るとは思わなかったな
周  おい。
叡輝 「まあ、せっかく来てくれたんだ。ここに通してくれるかな」
GM じゃあ、ややあって奥さんが周を連れてくる。
周  「失礼します」
叡輝 「うむ――ああ、悪いが春陽、受付の方を頼むよ」
春陽/GM 「その方がいいみたいね。それじゃ、私は仕事に戻りますね」
周  「……すみません。お仕事中なのにわざわざ」
叡輝 「いや、それは構わんが、一体どうしたんだね?」
周  「実は……」と先ほどあったことを説明しつつ、上着を脱いで背中の傷を見せる。でもオルクス/バロールのリザレクトってどんなのだろう?
GM 小さな黒星が傷口を埋めていくとか?
周  どうなんだろう?まあとにかく、多少銃弾の跡は残ってるんだけど、傷口自体はかなり治ってるということで。
叡輝 (傷口を見ながら)「ふぅむ、君はまだ若い。この程度の傷なら大丈夫だろう」
GM それ、真っ当な医者の言う言葉か?(笑)
周  まったくだ(笑)一瞬この人に相談するべきか迷ってしまったぞ。
叡輝 信用したまえ(笑)「――それで、君の本題は他にあるのだろう?」 
周  「実は、妹を診てやってほしいんです」
GM ちなみにここには1人で来てるんだよね?
周  それはさすがに。俺と一緒にいると色々危なそうだし、何より行き先が病院とはいえ、勝手に連れ出すのはマズいだろう。
叡輝 「――わかった。じゃあこれから君の家にお邪魔するか。今日はもう休診にして」
周  「い、いいんですか!?そんなあっさり決めちゃって」
叡輝 「ああ、いいんだいいんだ。どうせ誰も来ないから
一同 ぅおおぉぉぉいっ!?(爆笑)
修治 閑古鳥が鳴きまくりかいっ(笑)
叡輝 いいんだよ。金は実家の方から入ってくるから(一同爆笑)
GM 医者としてだめだろそれはっ!
叡輝 気にするな。とにかく、コートを颯爽と羽織って、言う。「――さあ行くぞ、少年」
周  「はい!」じゃあヘルメットを渡して……
叡輝 いや、私には自転車が……って、それではさすがに追いつけないか。なら仕方ない。後部座席に乗せてもらうか。
周  じゃあフルフェイスのヘルメットを自分もかぶってと――ヴオンッ!
叡輝 あ、そうそう。行く前に、妻に出掛けることを言うのを忘れてた。「春陽、ちょっと出掛けてくる。」
春陽/GM 「そうですか。じゃあ今日はもう……」
叡輝 「ああ、もう今日は早めに閉めてしまっていいよ」
春陽/GM 適当な。「わかりました。ちなみに、今日は何時ごろ帰ってこられますか?これからお夕飯の支度をしますから」
叡輝 「う~ん、とりあえず明日の朝食までには戻るが……」
春陽/GM 「……お夕飯がいることが決まったら連絡して下さいね」
叡輝 「む、ならそうしよう」

 ――と、そんなこんなでしばらくの後、2人は石動宅の前までやって来た。

周  さてと、とりあえず連れてきてはみたものの、どうするかな。いきなり妹に会わせるわけにもいかんし……
叡輝 ふふふ、さあ、どうするのかな?
GM 何だその優越感に満ちた表情は。
周  (しばらく考えて)「どうしたらいいでしょう皇傍院さんっ?」
叡輝 「うむ、任せておきなさい!」にやっと笑って言うぞ。
周  じゃあ、「ただいま~」
母/GM 「おかえり。あら、その横にいる人はどなた?」
周  「ああ、実はこの人は――」
叡輝 (割り込んで)「いやぁ、すいませんね奥さん」と、ここで《ワーディング》!(親指と人差し指をすり合わせる仕草)
一同 何だってええぇぇぇぇ!?(爆笑)
叡輝 とりあえず説明が面倒な母親は眠らせておく。(修治の方を見て)こうすればそっちも気づくだろうし。「さあ、眠りの世界へ!」
一同 怪し過ぎるわっ!!(爆笑)
修治 まあ、こっちは石動宅に君がやって来た時点で気づいてはいるのだが……無茶するなあ(笑)
叡輝 「さあ、これで大丈夫だ。行こうか」
GM どのへんが大丈夫だというのか、この人は。
周  まあそんなわけで、メタな話、情報を下さい(笑)こっちの手元にはニュース記事しか情報がないんで!

 繰り返して言うが、今回のセッションではシーンプレイヤーのみに情報を渡している。
 ぎりぎりまで互いの持つ情報を知らせないための手段である。

GM じゃあこのシーンで雨音に叡輝を会わせるのと情報交換とどっちもやるってことでいい?ならこのシーンは全員登場ということで。ちなみにどっちからいく?
周  先に雨音を診てもらおう。雨音の部屋のドアを軽くノックして「――雨音、入るぞ」
雨音/GM 「あ、うん、いいよ――(入ってきた叡輝をしばらく見て)――どちら、さま?」
叡輝 「――初めましてお嬢さん。私の名前は皇傍院 叡輝」
周  「えっと、この人、皇傍院クリニックってとこの医者なんだ。ほら、西町にある――」
雨音/GM 「……ああ!あそこの――でも、あそこのお医者さんが、なんでうちに?」
叡輝 「実は君のお兄さんに頼まれてね。君の体を診に来たんだ」って怪しすぎるだろこれは!(一同爆笑)
GM もう少しマシな言い方はできんのか!
周  「……まあ、そういうわけなんだ。ひょっとしたら、他の医者には判らなくても、この人なら何か判るんじゃないかと思ってね」
叡輝 医学界ではちょっとは名の知れた人間ですよ?
GM ……本当にいい意味で知られてるのか?
周  本当にただ名前が知られてるだけだったりして。
修治 彼にとっての『医学界』ってのは彼自身のことなんですよ、きっと(一同爆笑)
GM すばらしい井の中の蛙っぷりです。
叡輝 ひどい言われようだ(笑)
周  ――というわけで、そのちょっとは名の知れた医者に雨音を診ていただこう。その間に俺は隣の部屋でパソコンでも使って、この事件についての情報を調べておく!


 正直な話、怖かった。
 事件の真相を知ることも、妹の病気について知ることも。
 でも、ここで逃げるわけにはいかない。
 妹を守ると決めたのは、他の誰でもない、俺自身なのだから。

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3 コメント

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自分のキャラですが… (ゴンタ)
2006-07-10 08:28:05
叡輝は医者としてダメというより、人としてダメになってきましたね(笑)。

そして、周くんはこのままいくと、侵食率が人を止めそうな感じに…。

さてさて、どうなりますことやら。
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毎度毎度のことですが (朱雀)
2006-07-10 15:29:04
いや、本当に更新遅れてすみません。

予想外の角度からプレゼンの準備を押し付けられた上に、今月はテストとレポートとプレゼンが手を取り合って朱雀の目の前でラインダンス踊ってます。

ええ、もちろん言い訳です。はい。

生きてたら今週末に更新できるはず……ってもうこれ以上言わないほうがいいな。自分の首絞めるだけだから。

というわけで更新頻度不定期のまま退却!
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GMおつかれ! (安綱)
2006-07-11 13:03:45
以上。   ってのもさびしいからなんか言おう。

皇傍院クリニックのどこかおかしな雰囲気がよくでてたねえ。しかも石動のなまえおぼえてなかったし(笑)
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