おはこんばんにちは。19年度のJKです。
先日行われた初心者向けTRPG、ダブルクロス The 3rd Edition のセッション報告をさせていただきます。
【ダブルクロス The 3rd Edition とは?】
昨日と同じ今日。今日と同じ明日。世界は繰り返し時を刻み、変わらないように見えた。
だが、人々の知らないところで。
――世界は大きく変貌していた。
“レネゲイド”、自然の摂理に逆らうもの。そう名付けられた未知のウイルスが人をその内側から変容させてしまったのだ。
ウイルスがもたらすものは、人を遙かに超えた異能力。だが、それは人の理性をも蝕む恐るべき力。
超常の力を得たものは、あるものは暴走し、あるものは虐げられ、そしてあるものは人を害した。
しかし人と超人の狭間に立ち、世界を守ろうとするものたちがいた。
彼らは人、超人の双方からこう呼ばれている。
――裏切り者、ダブルクロスと。
(ダブルクロス The 3rd Edition 公式サイトより抜粋)
ダブルクロスとは、プレイヤーが特殊なウイルスに適合した超能力者、“オーヴァード”となって、自身の日常を守るために世界の裏で戦っていく――というTRPGです。
端的には現代異能バトルモノ。超能力の雰囲気としては「とある魔術の〇書目録」とかが近いと思います。
“絆(ロイス)”というものがステータスとして存在しており、それを消費することで限界を超えた能力を発揮出来るため、
致命傷を受けた後に「あの子と約束したのに、死ねるもんか――!」と言って再び立ち上がることが出来たりするなど、ジャ〇プ作品のような熱血バトルが出来るのが魅力のTRPGです。
シナリオは“crumble days”。基本ルールブック1に載っているサンプルシナリオとなっています。
【トレーラー(あらすじ)】
昨日と同じ今日、今日と同じ明日。このままの日々が、ずっと続くと思っていた。
だが――、世界は知らぬうちに変貌していた。
きっかけは、ある日起きたバス転覆事故。
秘められた力は覚醒し、隠された真実が付きつけられる。
それは、ずっと続くと思われた日常がボロボロと崩れはじめた日――。
ダブルクロス The 3rd Edition 『Crumble Days(クランブルデイズ)』
ダブルクロス、それは裏切りを意味する言葉。
【プレイヤー紹介】
GM(ゲームマスター。シナリオの進行を務める):JK
やべーやつら(後述)の中に放り込まれた哀れなGM。数少ない常識人枠。黒髪ロング黒セーラーが好き。
PC1(プレイヤーキャラ。実際にシナリオをプレイするキャラクター):八朔 怜悧(掃除当番)
・PC1ハンドアウト
キミはごく普通の高校生だった。
少し気になるクラスメイト、綾瀬真花と同じバスに乗り、ちょっといいことがあったと喜ぶような。
しかし、その日を境に変わってしまった。
バスが横転して爆発炎上したとき、キミは得体の知れぬ怪物となって真花を助けていた。
・キャラ説明
眼鏡をかけ、長い黒髪が特徴的な女の子。引っ込み思案であり、自分が超能力者になった、と言われた際もあまり実感を持てていなかった。自身の奥底にある衝動が「恐怖」なため、戦うことにも余り積極的ではなかったが――?
怪力の能力を保持しており、細腕なのに腕力がすごい。PCの中でかなり常識人枠。
・蛇足(キャラ作成時)
掃「ヒロインと恋愛関係ができるのでしょうか?」
J「できるよ」
掃「なら百合だなと思ったんですけど(女性PCを作る)」
J「君ホントにTRPG初心者?」
PC2:涼風 蒼(琴都)
・PC2ハンドアウト
キミはUGNの施設で育てられたUGNチルドレンである。
現在、矢神秀人という学生を追跡調査している。彼には、FHのエージェントではないかという疑いがある。
しかし、彼の尾行をしているときに見失ってしまった。その直後、バスが横転し、爆発炎上する大きな事故が起こった。
・キャラ説明
眼鏡をかけ、爽やかな印象を与える青年。困っているPC1を助けるなど、エージェントとしての正義感をしっかり持ち合わせている。それはそれとして百合に挟まろうとする男である。
戦闘では無から銃を作り出し、圧倒的な速さで敵に銃弾を浴びせる。戦闘能力は高い。
百合に挟まる男……許せねぇ……
PC3:紅坂 響子(よもぎ)
・PC3ハンドアウト
キミは、UGN・N市支部の支部長を務めている。
緊急に日本支部長の霧谷雄吾から呼び出しを受けた。
大きな事故から奇跡的に生還したPC1という学生が保護され、オーヴァードだったことが判明したという。
そして、この事件の裏にはFHの関与があるらしい。
・キャラ説明
紅い髪が特徴的な女性。高校生ながら支部長を務めており、その実力は折り紙付き。普段はあんまり頼りにならない(後述)だが、やるときは支部長としていっぱしの風格を見せつける。
能力は血を用いて剣を生み出し、一閃するというもの。戦闘の度にリスカせざるを得ない。
ヤニと酒カス。
J「こいつホンマに高校生か?」
PC4:ジュリエット・スープレックス・マークスマン(チキ)
・PC4ハンドアウト
キミはUGNのエージェントである。
その活動の中で、“ディアボロス”春日恭二と幾度か戦ったことがある。
PC1という新たなオーヴァードが保護された事件で霧谷雄吾に呼び出しを受け、春日恭二がなんらかの計画を行っているということが伝えられた。
・キャラ説明
名前から分かるとおり外国人で、その金髪をおさげにしている髪型が特徴的な女性。FH(敵組織)とは浅からぬ因縁があり、見つけ次第すぐ殺す!と言う風にかなり好戦的。そのせいか周りにも当たりが強いきらいがあるが、嫌いなワケではない。
戦闘では銃を生み出し、生体電流を稼働させ精密な射撃を行う。バイクに乗って突っ込むことも出来なくはない。
FH絶対殺すウーマン。
PC5:四條院 露梨(へくとぱ)
・PC5ハンドアウト
キミはUGNに協力しているオーヴァードである。
UGN日本支部長、霧谷雄吾から“シューラヴァラ”というジャームの調査を命じられた。
キミは早速調査を行い、春日恭二と共に活動していることをつきとめた。
・キャラ説明
う わ で た。
たどたどしい日本語で、ふわふわした言葉を喋る幼女――の、ように見える。
その正体は幼女をホルマリン漬けにし、捕まったことのある幼女主義者であり重犯罪者である。あまりにも幼女が好きすぎて、自分すらも幼女になる能力を開発してしまった。らしい。現在は司法取引によりUGNと協力関係を結んでいる。
能力は幻覚を用いた撹乱など。残像を作り出すことで敵の攻撃を躱すなど多岐に渡る。攻撃する際は謎の化学物質を相手に放ち、相手の抵抗次第では幼女させるという恐ろしいモノ。なにこれ。
四「オマエも幼女にしてやろうか……」
スペシャルサンクス:見学者の方々
こんなイカれた五人組が街に潜む敵組織のエージェントとぶつかり合うというシナリオでした。
クライマックスでは、それまで能力を扱いきれなかったPC1が、とあることをきっかけに覚醒したり――?
そんなハラハラドキドキの展開を迎えながら、しっかりと全員生還することが出来ました。
PCたちが手にするのは泡沫の日常。儚くも美しいソレを、きっと彼らは大切にしていくのでしょう。
報告は以上です。
全員が輝き、ギャグとシリアスのバランスもとれた良いチームだったと思います。
GMとして皆のキャラを見るのがホントに楽しかった。
参加していただいた皆さん、また見学者の方、そしてこのブログを見てくださった方本当に有り難うございます。
それでは、また会う日まで!