神戸ボードゲームの会へようこそ!

平日昼休み 放課後 見学自由
毎月第4日曜に定例会やってます

「黄昏に哭くもの」オープニング2 By朱雀

2005年08月31日 22時36分55秒 | TRPGリプレイ
GM ちなみに君のいるM市支部にいる部下の数は、(ころころ)2人な。
進ム はーい。ところでGM。私のドリルの名前、ミラクルドリルにしていいですか?
GM ……好きにしろ。

Opening2 邂逅    シーンプレイヤー:鈴木進ム

GM 続いてオープニングの2でございます。シーンプレイヤーは鈴木進ム。
進ム はいはい。(ころころ)侵蝕値は2上昇です。
GM 君は今日もUGNの任務の一環として市内に出現したジャームの掃討をしております。……戦闘する?
進ム しましょう。ゴン太くんがこのゲーム初めてですし。最初に雰囲気見せておいた方がいいかと。
宗矩 と言いつつ、実はドリルを試すんだな?(笑)
進ム (シリアスな口調で)市街内で、建物の陰に隠れて角の向こうを見張りながら俺は呟く。……近いな……既にあと50歩、といったところか。
GM 君がそう呟いた矢先、付近からワーディングがいくつも展開される!君に対しての敵意で満ち溢れているワーディングだ!
進ム 何!?やはりオーヴァードか!?
GM しばらくの沈黙の後、ビルの屋上から数体の影が飛び降りてくる。
ジャーム/GM キィィ――ッ!!(一同大爆笑)
一同 戦闘員かよ!!(爆笑)

  自分から雰囲気ぶち壊してどーする、GM。

GM ……まあそんなわけで君の周囲にジャームが現れる。
進ム なるほど……って角の向こうに気配を感じておきながら上からですか!?(笑)
宗矩 無能だぁ!!(笑)
進ム しまった!?(笑)……では連中が着地するよりも早く右手のドリルを上に向けまして、地獄の底から響くようなすばらしいモーター音とともにドリルが回転!上から降ってきたのが貴様の運の尽きだ、戦闘員その1!まずは貴様から!と右腕を突き出す!――上から降ってきた戦闘員もといジャーム。しかしその真下には――――!!
一同 (その情景を想像して)――!!?
進ム ……18歳未満にはお見せできないような惨状。
GM コ○ンであったがな。(ぼそ)
進ム 肉片と化したジャーム。しかしそれに怯えることなく、残りのジャームは俺を取り囲む。――かかって来るがいい!
GM その数ざっと……(ころころ)6体。まあルール的にはHP6の敵が1体だけなんですが。(笑)……では戦闘を開始しよう!
進ム 始めましょう。……血に染まった俺のドリル。それを横目で見ながら――さすがに機械のドリルでは使い物にならんな。
宗矩 さっきのは自前のドリルじゃなかったのかよ!?(爆笑)

  普段は機械のドリルを振り回して市街地で戦うUGN支部長。誰だお前は。

進ム こう、バチバチいってるドリルを地面に投げ捨てて――さて、これからが本番だ。
ジャーム/進ム ケェェ――――ッ(一同大爆笑)
一同 お前が言うのかよ!(爆笑)
進ム ではまずはマイナーアクションからですが、《破壊の爪》ならぬドリルを発動。こう両手を広げて――ミラクルドリル――――!!(一同大爆笑)するとどこかで、「ミラクルドリルパート1、パート2発進します」と声が。
一同 なんじゃそりゃ――っ!!(大爆笑)
GM お前、キュマイラだよな?ブラックドッグじゃないよな?一体何が起こってるんだ!?
宗矩 自分の中から出てるんだよな?一応は。(笑)
進ム いやいや。(笑)
GM 本当か?本当にお前の中でそんな妙な指令が出ているのか!?
進ム じゃあ支部長室から。
GM だからちょっと待てやぁぁぁ!!(一同大爆笑)
宗矩 それは明らかにキュマイラのやることじゃないだろ!!
進ム 支部にいる部下が「ミラクルドリル発進!」とか言ってピッとボタンを押すとですね、私のところにドリルが飛んでくるんですよ。(一同爆笑)
宗矩 何かもう……大丈夫かよ、この人……。(笑)
進ム で、地面から出てきた2本のドリルを両腕に装着して――戦闘準備完了。
GM ……。
宗矩 全然キュマイラとか関係ないな、これ。

  最もキュマイラから遠いピュアブリード、鈴木進ム。

進ム で、メジャーアクションですが、私は現在攻撃用に使えるのは《鬼の一撃》だけです。クリティカルは8です。(ころころ)達成値は19。
GM む、こっちはクリティカル10だから……(ころころ)やっぱ無理。命中。
進ム ダメージは13。
GM ふむ、そのダメージなら一撃で全滅だな。では演出をどうぞ。
進ム ――両腕に構えたドリル……ぺろーり。
一同 ええええぇぇぇぇぇ!?(爆笑)
GM なんでそこで悪役になる!?
進ム 冗談です。――貴様らなど右腕だけで十分だ!と左腕のドリルをぽいっと。(笑)
GM 何のために2号呼んだんだよ――!!(爆笑)
進ム そして周囲を囲まれているのでドリルから衝撃波を打ち出す!――この衝撃波をくらえ!ミラクルショ――ック!!(一同大爆笑)
宗矩 何なんだ、そのセコいクイズ番組みたいな技の名前は!?

  それ以前に白兵攻撃ですらありません。

進ム で、そうすると周りから6つの爆発音が。
GM どど――ん!6つの爆発がおさまり煙が晴れた時、周囲にはただ6体のジャームの無残な姿があるだけだった。
進ム ふん、相変わらず手ごたえのない奴らだ。
宗矩 だからそれじゃ悪役だって。(笑)
GM あとは支部に戻って報告書を作成するだけ、そう思った矢先、周囲に再びワーディングが展開される。しかも先ほどとは比べ物にならない強力なワーディングだ。
進ム 何っ、まだいただと!?
GM そして君が最初に見張っていた角の向こうから、1人の男が姿を現す。圧倒的な力の差を感じさせる存在感だ。
進ム やはりそこにいたか。誰かいるとは思っていたが、まさか貴様ほどの男とは……。
謎の男/GM ……思った以上にやるようだな。だが、これ以上は私のやっていることに首を突っ込まない方がいい。
進ム ……どういうことだ?
謎の男/GM 知りたければ私を追ってくることだな。もっとも、追ってきたところで命の保障はしないが。
進ム ほう、面白い。ぜひとも教えてもらおうじゃないか。貴様、名前はなんという?
謎の男/GM 私の名は、『ハンニバル』。かつてはそう呼ばれていた。
GM そう言うと、男は君を残してその場を去った。
進ム 逃がすか!行け!ミラクルドリルパート1!奴を追跡するのだ!(一同大爆笑)
一同 ちょっと待てえぇぇい!
GM (ひとしきり笑って)……じゃあ、《追跡》判定する?
進ム しましょう!(ころころ)5。
GM こっちは侵蝕値修正の分だけダイスも増えるから、と。(ごろごろ)8。こいつクリティカルしねえ!(汗)ともあれ、君の放ったドリルは、しかし『ハンニバル』と名乗った男の姿を捉えることはなかった。
進ム くそっ、電池切れか。
一同 ええええぇぇぇぇぇ!?(爆笑)
宗矩 お前、機械のはだめだとか言って自前のドリル使ってたんじゃなかったのかよ!?
GM 電池切れって、完全にメカじゃねえか。
進ム はっ、しまった!壊れた機械のドリルの方を投げてたのか!
一同 しまった!じゃねえぇぇぇ!!
GM と、とにかく、君は『ハンニバル』と名乗った男の姿を見失った、といったところでシーン終了。な、長かった……。

最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
いやはや… (ゴンタ)
2005-09-01 00:26:08
こうして見返すと。むっくん、アホですね(笑)。最高です。私の中で、“アホ”は最大級の賛辞だったり、なかったり…。もちろん、ここでは前者ですよ。まったくすばらしい。
返信する
彼はネタの宝庫です。 (朱雀)
2005-09-01 00:47:12
これでもネタの約1割をカットした状態。まあなるべく全部載せれるようにがんばりはしたけど。しかしオープニングでこんだけスペースとると、ミドルが大変なことになりそうだな。1つのシーンを2回に分けて載せるか。
返信する
褒められてるのか貶されてるのか (むっくん)
2005-09-01 19:58:36
改めて見返すと、ネタ詰め込みすぎていますね。本当にお疲れ様です。

次回は宗矩殿の最初の名場面(カッコイイ
返信する

コメントを投稿