お菓子の日記

日々つくっているお菓子の日記です。

毒見師イレーナ他

2021-10-21 21:37:54 | おすすめの本

おすすめの本のカテゴリーを作ってますが、

個人的趣味のファンタージー小説ばかり載せております。

第二次世界大戦やら中国関係やら、雑多に読み散らかしているのですが、

ファンタジーを読むと心洗われます。異世界にいる感じが好きなんですね。

前から気になりつつ、図書館で探せずにいた本。『毒見師イレーナ』想像以上に面白かったです。

単行本ではなく文庫です。シリーズになっているので続きも読もうと思います。

日本ではこのイレーナシリーズしか翻訳されたいないのが残念。

最近知った日本のファンタジー作家篠原悠希さん。

「天涯の果て 波濤の彼方をゆく翼」で2013年第4回野性時代フロンティア文学賞を受賞して、同作を改題・改稿した『天涯の楽土』で小説家デビューしたそうです。

弥生時代後期、紀元前一世紀の日本。
久慈島(くじのしま)と呼ばれていた九州の、
北部の里で平和に暮らしていた少年隼人は、
他邦の急襲により里を燃やされ、
家族と引き離される。
奴隷にされた彼は、敵方の戦奴の少年で、
鬼のように強い剣の腕を持つ鷹士に命を救われる。

次第に距離を縮める中、
久慈の十二神宝を巡る諸邦の争いに巻き込まれ、
島の平和を取り戻すため、
彼らは失われた神宝の探索へ……。
運命の2人の、壮大な和製古代ファンタジー!

こちらは中東を舞台にした話。これも良くできた話でした。

他にもシリーズ物があるようですので、順次読もうと思います。

秋の夜長のお楽しみ。

 


火狩りの王、アルコン

2020-08-11 21:27:15 | おすすめの本

久しぶりにおすすめのファンタジー。

キャサリン・フィッシャー。

ファンタジー王国、イギリス作家の作品です。

エジプトを舞台にした巫女の冒険ファンタジー。

個人的な好みですが、話の中に入るのになるべく

非現実的な世界に埋没したいので、時空を超えた設定の方が好きです。

巫女ミラニィの冒険・・・とあったのと、最初がなにやら少女漫画のような出だし、

もしかしたら陳腐なお話か?と思いきやかなり壮大なスケール。

神をその身に宿すアルコンの後継者をめぐる陰謀と、神の怒りに触れ未曽有の干ばつに見舞われた二つの国。巫女ミラニィは、書記セトと楽師オブレクとともに、正統なアルコンの後継者を探しにでかけ、陰謀にたちむかう。

久しぶりにわくわくしながら読みました。

せっかくなので、こちらも借りてきました。こちらは、時代背景が最初わからず、

これが面白い。近未来ながら、国の規定により中世のような生活様式。

SFファンタジーともいえます。

久しぶりに日本人作家のファンタジー見つけました。

続けざまに、面白そうな本に出合えてラッキー。

人類最終戦争後の世界。大地は炎魔が闊歩する黒い森におおわれ、人体発火病原体に侵された人々は、結界に守られた土地で細々と暮らしていた。
この世界で唯一、人が唯一安全に扱える〈火〉は、森に棲む炎魔から採れる。

という設定です。1,2巻はスピード感ありでしたが、3巻はちょっと停滞気味。4巻が出るそうなので

最後どうなるか期待しましょう。

荻原規子さんの『Red deta girl』も一応の終結?と思いましたら、短編をまとめた番外編が出てました。

読む少女漫画。のような本ですが、楽しめました。


夏休み

2019-08-10 21:07:18 | おすすめの本

毎日暑いですね。

8月は自宅教室お休みのため、少しのんびりしています。

ほんとは今までのレッスンのブログアップとか、次のレッスンの試作とか、家の整理とかあるのですが💦

暑くてやる気が出ないのが実情。

最近、本の話題がないので久々に。昨年は、ミシェル・ペイヴァーのシリーズ 「クロニクル 千古の闇」

「神々と戦士たち」で大分たのしませていただきました。

年末 上橋菜穂子さんが「水底の橋」という鹿の王の続編を出してくださって(読むのはあっという間、

生み出すのは大変なんだと思います。。。。常に待ってます)堪能。

6月にさくまゆみこさんのお話を聞くチャンスがあり、色々紹介いただき雑多に読んでました。

ちかごろ見つけた本。シャノン・ヘイル。ヤングアダルト向きというより小学生中学年から。。。と

いう内容ですが、楽しめました。我ながら異国冒険ファンタジー好きと赤面です。

一番面白いのは、1のグースガールです。個人的には、3,4作も楽しめました。

更に少女チックな同じ著者のプリンセスアカデミーと二人のプリンセスなんていう本まで読んでしまいました。

 

話変わって、先週日曜日。どんより曇りでしたが、自宅5時出発で蔵王おかまに行きました。6時半到着。

今一つの写真ですが、お釜はエメラルドグリーン。きれいでした。熊野岳と刈田岳両方とも頂上まで見えました。

雨でずっと休止していたドローン撮影も順調。

そして一面の雲海。


サブリエル

2013-03-17 21:44:38 | おすすめの本

久しぶりに読み応えのあるファンタジーに出会いました。

前にも図書館で何回も借りては、1ページも読まずにいました(^_^;)。なんといっても、表紙の絵がくら~く、借りては見るものの読む気にならずにいました。

今回、思い切って読み始めたら、面白い!このシリーズは、「サブリエル」「ライラエル」「アブホーセン」の三部作ですが、内容も濃く、読み応えがあります。簡単にいうと、冥界の魔物たちと戦うアブホーセン(よい魔法使いみたいなものですね)という設定です。今は、最後のクライマックス「アブホーセン」を読んでます。

荻原規子さんの「ファンタジーのDNA」という本を読んで、自分のファンタジーの好みを振り返ってみると、異世界または、現在ある国ににたどこかの国でおこる事件や冒険に特に惹かれますね。設定が、現代だったり、身近な自分が想像できる世界の設定だと、魅力半減、読む気半減しているのが自分でもわかるほど。かなり、偏った好みです。

さて、本にもどって、作者のガース・ニクスは、オーストラリアの作家です。オーストラリアにもこんな作家がいたのね。。。と、再度、目から鱗。ファンタジーといえば、イギリス・ドイツ・アメリカでしょう~(日本にも荻原規子さんや上橋菜穂子さん、たつみや章さんなど素晴らしい方がいます)と、思っていましたよ~。ごめんなさい。単なる私の勉強不足です。

このシリーズ以外にも翻訳されたものがあるので、楽しみが広がりました。

 


インヘリタンス

2012-12-02 22:48:37 | おすすめの本

 

ついに、出ました!『ドラゴンライダー』の完結編。

作者のクリストファー・パオリーニ。シリーズの最初となる『エラゴン』は、15歳で書き始めたそうなので、完結まで13年間!

指輪物語を愛読していただけあって(!?)、それぞれの場面が非常に詳細に書かれて、その分進行がゆっくりですが、読み応え十分。堪能しました(^_^)☆


ブリキの女王・守り人

2012-05-17 22:25:27 | おすすめの本

 

連休中、いつものことながら、雑用と衣替えがメインの日々でした。

休みに入ると、若干余裕ができるので、合間に本の読み返し。

守り人シリーズ。久々に、チャグムとバルサにエネルギーをもらいましょう。

相当、ひどい目に遭いながら、最後はなんとか落とし所をみつけて、良い方に進んでゆくので、元気になれます。

こちらは、フィリップ・プルマンのミセスロックハートシリーズの外伝。

フィリッププルマンというと『黄金の羅針盤』、映画では『ライラの冒険』の作者として有名で、ファンタジーながら、宗教的な要素もあって読むのにエネルギーがいりますが、ロックハートシリーズは探偵もので、ドキドキしながらも最後はハッピーエンドで安心します。

守り人シリーズもいろいろありながらもハッピーエンドですね。映画もそうですが、結局、勧善懲悪ものが好きなんですね!?

守り人シリーズも、読み返すと細部にはっとするところがあります。今は、夢の守り人、神の守り人と読み戻ってます。

 


海の深み(アニカトール)・チェラブ

2012-04-18 20:41:42 | おすすめの本

春休みに読みだしたステファとネッリの物語の後篇を図書館から借りて来ました。

先日、久しぶりに泉図書館に行ったら、ヤングアダルトコーナーがとても充実していました。そこで見つけた本です。ウイーンに住んでいたユダヤ人姉妹。ナチスのユダヤ人政策を逃れてスエーデンに疎開する話ですが、後編は、6年が経過し、2人は成長、ついに戦争は終わるけれど、妹のネッリはほとんどドイツ語を忘れ、ステファは医師になるべく勉強を続け、やっと高校まで学費援助をうけ、その後は、働いて学費をためた後進学を目指す。

いろいろ紆余曲折はあるけれど、最後は、収容所にいた父親の生存を確認、アメリカへ旅立つところで終わります。展開の早い物語なので、あっと言う間に読めます。

もう1冊は、チェラブシリーズ7.『疑惑』。イギリスの諜報局の一部門。10歳から17歳の情報員が様々なスパイ活動をしたり、事件の解決に貢献する話。

物語とはいえ、普段は普通のティーンエイジャーが、大人顔負けで大活躍するのは痛快です。

作者のロバート・マカモアは13年間探偵をしたのち、現在は作家業に専念。訳者の大沢晶さんは、新聞記者を経て翻訳家になったとのこと。仙台在住と聞いています。

今回も読みごたえたっぷり。次回も楽しみにしています。


海の島・睡蓮の池:アニカトール

2012-04-02 19:45:20 | おすすめの本

前から読みたいと思っていた本を泉図書館でみつけました。

スエーデンの作家:アニカ・トールの作品です。

内容は、オーストラリアに住んでいたユダヤ人の姉妹が戦争のために子どもたちのみ国外に疎開(というのが適当な表現かわかりませんが)する話で、厳しい時代背景ですが、その中でたくましく生きて行くステファとネッリの物語。4部作なのですが、とりあえず2冊借りてみました。

訳が菱木晃子さんで、とても表現が上手いです。内容もさることながら、きっと役者もいいのよね~と味わいながら、あっという間に読めます。

早く、次も読みたいです。

さて、春休みももうすぐ終わり。ゲド戦記を読もうと思って借りてきているのに、なぜか全然気が進みません。


炎路を行く者・グリーンマイル

2012-03-29 23:35:14 | おすすめの本

春休みになって、家にいる機会が増えると作業の合間に本を読む時間が増えます。

上橋菜穂子さんの守り人シリーズの外伝『炎路を行く者』。ヨゴ皇国を滅ぼそうとするタルシュの密偵ヒョウゴの物語です。ただものではないと思ってましたが、タルッシュに滅ぼされた国の『王の盾』、最高位のボディガードの忘れ形見だったのですね。

ストーリーを作っていく過程で、様々な人物の奥行きがでてくる上橋さんならではの物語でした。また、守り人シリーズ読みたくなりました。

もう1冊は、トムハンクス主演の映画にもなった『グリーンマイル』の原作。スティーヴン・キングが作者だったんですね。スティーヴン・キングと言えば、『スタンドバイミー』の原作者でもありますよね~。そう言われてみれば、ストーリーの流れ方がゆっくりで回想シーンが良く出てくるところなど、うなずけるものがありますね。

スタンドバイミーで流れるBen E. King のStand by me の音楽もいいですよね。


トンケ・ドラフト

2012-03-03 15:33:39 | おすすめの本

久しぶりに心ときめく本との出会い。

トンケ・ドラフトは1930年オランダ生まれの作家。写真の『白い盾の少年騎士』は、『王への手紙』の続編。

『王への手紙』は、1961年の作品とのことですので、50年前のものですが、日本では2006年出版。全然、古さを感じさせません。

場面の設定が、ヨーロッパの黒い森を思わせます。読み終わってしまって、寂しいな~と思っていたら、続編があることをお友達から教えてもらい、借りてまいりました。

夜の楽しみが増えます(^_^)☆