お菓子の日記

日々つくっているお菓子の日記です。

炎路を行く者・グリーンマイル

2012-03-29 23:35:14 | おすすめの本

春休みになって、家にいる機会が増えると作業の合間に本を読む時間が増えます。

上橋菜穂子さんの守り人シリーズの外伝『炎路を行く者』。ヨゴ皇国を滅ぼそうとするタルシュの密偵ヒョウゴの物語です。ただものではないと思ってましたが、タルッシュに滅ぼされた国の『王の盾』、最高位のボディガードの忘れ形見だったのですね。

ストーリーを作っていく過程で、様々な人物の奥行きがでてくる上橋さんならではの物語でした。また、守り人シリーズ読みたくなりました。

もう1冊は、トムハンクス主演の映画にもなった『グリーンマイル』の原作。スティーヴン・キングが作者だったんですね。スティーヴン・キングと言えば、『スタンドバイミー』の原作者でもありますよね~。そう言われてみれば、ストーリーの流れ方がゆっくりで回想シーンが良く出てくるところなど、うなずけるものがありますね。

スタンドバイミーで流れるBen E. King のStand by me の音楽もいいですよね。


北菓楼のバウムクーヘン

2012-03-28 23:38:16 | おいしいお店

 

北海道のお土産に北菓楼のバウムクーヘンをいただきました。バウムクーヘン好きの我が家。嬉しいです。見た目、しっかりした焼き色。

切ったところ。甘めながらしっかりしたお味。甘さこくがあって黒糖?。。とも思えましたが、表示をみたら蜂蜜が入っているとのこと。はちみつとお砂糖を入れて、しっかり目にやいているのでしょうね。


桜とチェリーのパウンド・ジュイル

2012-03-27 22:21:33 | 実験室

今年の課題。何か新しいくことを始めなければ・・・・と、昨年末から考えていました。

ほぼ隔月でのケーキの頒布をすることにしました。案内、年間内容など頭にはあるもののアウトプットしないままの見切り発車です。

頒布と言っても自分の勉強も兼ねているので、『作らせていただいている』と言うのが、実感です。何人かにご登録いただいて、3月から始めてみました。

ジュイル。別の名をフォレノアール「黒い森」の意味、ドイツ名 Schwarzwalder-Kirschtorte(シュヴァルツヴェルダ- キルシュトルテ)「黒い森のさくらんぼのお菓子」という意味。

色んなタイプの作り方がありますが、このレシピは昨年末教えていただいたもので、中のスポンジシートは、アーモンドたっぷりのジュコンド生地とココアジュコンド生地。チョコクリームたっぷりですが、濃厚ながら、くどすぎないよう生クリームの脂肪分を調整してつくりました(^_^)☆

2回に分けて作るつもりでしたが、家に32cmx24cmという巨大長方形セルクルがあったので、4個一気につくりました。

折角仕上げたのですが。。。実は、切り口がきれいな方を正面にすべきところを反対方向から飾り付けてしまいました(^_^;)。最後に気がぬけてます。次回から注意しますね。

断面はこのようになります。

もう1品は桜とチェリーのパウンドケーキ。昨年の3月に教えていただいた和風のパウンドケーキ。和風のパウンドケーキは、個人的にはあまり食指をすすんで伸ばすほうではないのですが、このケーキは、しっとりしたパウンド生地に桜の風味あり、刻んだ桜の花のちょっと塩けがなんとも言えず美味しい!かなり完成度が高いパウンドケーキと思いました。しかも中に棒状に入れた桜餡とグリオットチェリーのアクセントが効いています。

パウンドケーキ生地にこんな風に入れました。

 

切ったところ。もっと餡とチェリーが真中にくると良かったのですが(^_^;)、生地が一気に膨らんだせいか、期待したよりも下に沈んでしまいました。パウンドケーキも奥が深いです。

案ずるより生むが易しとは良く言ったもので、見切り発車ながら、ケーキ好きの方々に支えられ、今月のケーキが出来ました。

年度末、区切りの季節です。進級・進学など新しく始まる年度にむけての活力になれたら嬉しいです。


ガレットデロア

2012-03-26 23:34:16 | 実験室

今年は、この時期になっても、気圧の谷にのって突然の雪ということがあります。

今日も最高気温8度とは思えない寒さでしたね。春の嵐のような雪もありました。

寒い時期も終わりそうなので、折パイ生地を復習しておかなくっちゃね。今回は余裕を持って作ったので、バターが外に出ることもなく、上々の出来あがりでした(^_^)☆

珍しく、家族からリクエストがあり、ミートパイをつくり、その後、ガレット・デロアに挑戦。このお菓子、新年に食べるお菓子だそうです。

ウィキペディアによると、

フランスの地方ごとに少しずつ異なるが、最も一般的なものは紙の王冠がのった折りパイフランジパーヌアーモンドクリーム)が入ったパイ菓子で、中にフェーヴ(fève、ソラマメの意)と呼ばれる陶製の小さな人形が一つ入っている。公現節1月6日)に家族で切り分けて食べ、フェーヴが当たった人は王冠を被り、祝福を受け、幸運が1年間継続するといわれる。名称の「ロワ」(王たち)とはフランス語で「ロワ・マージュ」(rois mages)と呼ばれる東方の三博士のことである。

説明はこのくらいにして、いつもは、アーモンドクリームのみを入れる(こちらは、ピティビエというらしい)が、本格的にアーモンドクリーム+カスタードクリームのフランジパーヌクリームを入れました。

折角、美味しいクリームにしたのに、クリームを十分冷やさず、しかも欲張って沢山入れ過ぎたため、パイ皮からクリームが相当出てしまいました((+_+))。

写真は、なるべく飛び出したクリームが目立たない角度から撮りましたが、実はかなり大量にでてしまいまいた。性格が雑なので、こういうところに神経が行かないんですよね~と、反省しきり。

切り分けたところ。

見た目はともかく、パイ生地もクリームも美味しく出来ました。

 

 


柿安のお弁当

2012-03-25 19:50:43 | おいしいお店

学校の役員の反省会。午後から、学校行事もあったので、お弁当をとりました。柿安の幕の内弁当スペシャルバージョンです。

三越のB1にある『柿安ダイニング』。お惣菜やサラダの種類が豊富です。通常、店頭販売されている幕の内は1,100円ですが、お惣菜を+αしてもらい、1,500円で作ってもらいましたローストビーフ以外はお任せで作ってもらいましたが、大分サービスしてくださったような。ご飯もひじき、梅、抹茶と彩りもよく、量も多め。梅ご飯の左には、牛弁当に使っていると思われる牛の甘辛煮。甘めながら、とっても美味しく煮てありました。

春らしく、桜ロールを差し入れしました。

余談ですが、S-Style(仙台の情報誌)の3月号にラードゥースヴィーの桜ロールが掲載されてましたね。お店でも人気のケーキのようですね。


バンブー・パンドジェーヌサクラ

2012-03-17 23:29:50 | 修業

今年度最後のケーキ教室。抹茶のティラミス『バンブー』。

今年教えていただいたいろんな要素が入った大作です。

ジュコンド生地(アーモンドたっぷりの生地)、バタークリーム、イタリアンメレンゲ、ガナッシュなど。組み立てもセルクルを使って、きっちり作ってます。

 

もう1品もアーモンドたっぷり、粉のほとんど入っていないパンドジェーヌ。春らしく、桜の花を入れたもの。桜の花はしっかり塩抜きしてありますが、ほんのり塩味がして、なんともいえない美味しさです。和菓子と洋菓子の良いところを合わせたようなアントルメです。

オレンジ色の素敵なお花と一緒に。オレンジ・黄色って、元気がでますね。

試食です。バンブーのガナッシュには、ゆず果汁が入っていて、この酸味が全体を引き締めてくれます。出来たては、結構酸味がきついですが、1日立つと全体に落ち着いて、より美味しくなるようです。パンドジェーヌは、見た目シンプルですが、し~っとりして、塩味・甘みのバランスがとても良いです。

試食している間に、余ったイタリアンメレンゲを焼いて、メレンゲのお菓子を作ってくださいました。

また4月からのお菓子が楽しみです。


チーズケーキ・イチゴのショートケーキ

2012-03-11 22:19:29 | 実験室

お友達からのリクエスト。チーズケーキをつくりました。

チョコレートケーキと同様、余り火を通し過ぎると風味が抜けてしまうので、低温で。チーズケーキも湯煎焼きする方法もありますが、私は専ら160℃位の低温でじっくり焼いています。

雛祭りの時につくったショートケーキ。昨年つくった菱餅の配色の『桜草』もいいですが、シンプルなショートケーキが我が家では一番安心できる味のようです。

お誕生日用のデコレーションケーキ。4号サイズで作りました。小さいサイズなので、上に盛りだくさんに載せてしまいました(^_^;)。

お誕生日おめでとうございます。


スーパー料理教室・雛祭り編

2012-03-05 21:50:45 | 料理

 2月のスーパー料理教室は雛祭り編です。野菜好きのスーパー主婦らしく、お野菜た~っぷりのメニューでした。

前菜代わりに、お正月の定番を教わりました。

手前から、食べる小魚(黒豆・ナッツ入り)をつかった田作り、ぶりの焼きづけ、切干大根をつかったなます。お節料理の苦手な我が家でも、これなら箸が進みそうです。

白菜と酒粕のポタージュ。春とはいえ、寒さが続くこのごろ。あたたまります。

ロールキャベツのみそソースじたて。ちょっと和風のロールキャベツ。しかも、キャベツの真中を芯にして、バラ肉で巻いて、さらにキャベツで巻いてあるので、キャベツたっぷり。味噌と生クリームのお味が合います。

 

魚介の生姜ゼリー酢あえ。ネーミングをみると、保守的な男性陣は引くかもしれませんが、ノンオイルドレッシングのサラダですね。ドレッシングをゼリー状にすることで、野菜によくからんで食べやすくなります。野菜の切り方がおしゃれですよね。参考になります。

鯛の桜ずしと桜おこわ。春らしいご飯です。

盛りだくさんのお料理ですが、デザートもあります。ストロベリーフローズンヨーグルト。時々、攪拌して空気を入れる必要はありますが、美味しい1品です。奥は、桜ロール。打ち合わせをしたわけではないのですが、ちょうど季節にあったロールケーキになりjましtった。

一人分はこちら。


アップルパイ・ダックワーズ

2012-03-04 23:26:05 | おいしいお店

福岡の16区のお菓子を送ってもらいました。

焼き菓子が得意なお店。マロンパイ・ブルーベリーパイは食べたことがありますが、アップルパイは初めて。りんごは、青森産のふじ使用とのこと。北から南へ材料がわたり、さらにアップルパイに焼きあがって仙台まで北上したんですね。。。。。と、旅するお菓子。

フィリングのリンゴは、シナモン入りでこっくり甘くにてありますね。ちょっと甘めですが、しっかり煮込んで水分がないので、パイはパリッと焼きあがってます。アイスクリームにシナモンを振って(手前から撮ったので、アイスばかり目立ってしまいました(^_^;))。

こっくりとあまいパイとアイスクリームで元気がでますね。

16区といえばダックワーズ。ダックワーズ生地は、もっちりしっかり。かりっとした食感を日持ちさせるためか、粉が多いように思います。中のコーヒークリームは濃いめですが、うす~く塗ってあります。この取り合わせが絶妙です。

 自分でつくるダックワーズだと、クリームたっ~ぷりサンドします。久しぶりにバタークリームのお菓子作りたくなりました。


プルマン・チェリーのパン他

2012-03-04 15:52:26 | 実験室

食パンを焼きました。型に入れるときの成型が、山型食パンよりもちょっと高度なんですよね。渦巻きの具合をみると良しあしが分かってしまうのですが、はっきり言っていまいち。

切った時に、若干穴もありましたが、食感・味の方はまあまあです。

せっかくなので、小さいパンの成型も練習。カスタードを炊いたので、クリームパン。。。とも思いましたが、チェリーのワイン煮を使って、カスタードパン。奥は、編みパン。中にベーコンとチーズが入っています。

やはり、自宅でもパン教室をすると、自分のモチベーションもぐっと上がりますね。今月も、パンのクラスがあります。楽しみです。