お菓子の日記

日々つくっているお菓子の日記です。

スクエアショートケーキ・ブラウニー

2009-05-30 23:51:31 | 修業
今月2回目のケーキ教室。

スクエアショートケーキです。
食器もここ数年スクエア型が流行っておりますが、
ケーキもスクエアの形をよく見かけますね。

早速ご紹介。
見た目からしてリッチな内容がうかがわれますが、
本当にうれしくなるほど、た~っぷりのクリームシャンティ。
でも、作り方は割と易しいです。


組み立て途中。
ショートケーキに丸ごとイチゴを縦に置いたのは初めての経験。
このあと、山ほどクリームを塗りこんで、イチゴをかくしました。

真ん中が少しあいているのは、2人で分けるためですが、
温めたナイフで断面をスパッときれいに切ると美しいそうです。

お楽しみの試食。

教室では、いつもTAKANASHIの生クリームを使っていますが、
濃厚なのにくどくない美味しいクリームです。
イチゴも新鮮な蔵王のイチゴ。もう、終盤に近づいておりますが、
程よい酸味が生クリームのおいしさ引き立ててます。
かなりのボリュームにも関わらず、ぺろっと食べてしまいました。

もう1種類もスクエア型で。
こちらはチョコレートぷらうにーです。
表面に散らしてあるのは、なんとホワイトチョコ。

ブラウニーといえば、アメリカンケーキの代表作で、
くるみなどナッツ類が入っていますが、
今回教えていただいたのは、フランス風。
食感が軽いです。

切ったところ。
やわらかい生地なので、ナッツは入れず、
表面に散らしたのみ。


連休などがあったため、すケージュールが変わって
今月・来月は4週続けてのレッスンえす。

教わりにゆくのは、とっても楽しみですが、
先生の準備は大変ですよね。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

タルト・イングリッシュマフィン

2009-05-29 10:57:12 | 実験室
今月の自宅教室は、タルトだったので、あまったタルト生地で
おやつ作り。
友人から、バナナとカスタードタルトのリクエストがありました。
う~ん。バナナキャラメルもしてみたいな・・・
と、勝手に変形させていただきました。

空焼きしたタルトがあれば結構かんたん。
バナナをバターでソテーして、キャラメルを作って混ぜておきます。
ちょっとゆるいので、ゼラチン入れました。
あとはカスタードクリームを絞って
クリームシャンティで表面をお化粧。

はい、できあがり。小さいタルトレットはキャラメルぬきの子供用です。


こちらは、以前に「ニンナ・ナンナ」で教わったチョコタルトに
仕上げました。
生地を空焼きして、チョコのフィリングを流してさらに焼きます。


表面をクリームシャンティで覆います。

切ったところ。

案外あっさりめです。
クリームシャンティの代わりにチョコのガナッシュを流す方法もあります。
その方が濃厚で、私は好きです。

少し気温が下がると、こんな濃厚なチョコケーキが食べたくなるんですよね。


甘味は少ないですが、チョコレートがた~っぷり。
チョコ好きにはたまらないケーキです。


前から気になっていたパンのレシピで「パンドミー」と
「イングリッシュマフィン」を焼いてみました。
イングリッシュマフィン用のセルクルがないので今まで躊躇してましたが、
先日、ハンバーガーバンズを作って以来、
型にこだわらず、できるかも~と強行。
(素人の強みですよね~)。

このとおり。型にいれていないので、ふちが決まりませんが、
家庭で食べるのには十分。

やはり、オーブンで焼いて、チーズ・ハムなどを挟んで
頂くのが美味しいでしょう。


パンドミーですが、焼いた日はおいしかったですが、
次の日は。。。。こんなもんでしょうか?
やはり、美味しいパン屋さんにははるかかないません。

いちごのムース・マドレーヌ

2009-05-26 20:48:12 | 修業
今月習ったケーキはいちごのムースとマドレーヌ。
少人数で教えていただくこちらの教室には途中から入れていただいたので
ステップ1のクラスは未受講でした。
新しく入った方がいたので、一緒に参加することにしましたが、
生徒2人に先生1人という贅沢なクラスです。
先生申し訳ありませ~ん。

出来上がり。カメラを忘れ、携帯での撮影です

ホールで見ると普通のイチゴムースですが~。

中がこのとおり。中央のイチゴゼリーがアクセントになり
イチゴのムースのおいしさを引き立てます。

私が自宅で作っていたムースはヨーグルトを入れたさっぱりタイプですが、
こちらは、イチゴの酸味と甘みが全面にでる感じです。
果物のムースはいろいろあるけれど、作り方の簡単さと
味のよさ、彩り3拍子そろっているのはいちごですよね~と、
先生と先生と話が盛り上がりました。
それから、このケーキのポイントはレモンで入れ忘れると
ボケた味になるそうです。
甘味を引き立てるのは酸味と言うことでしょうか。
(ケーキの隠し味ですね。
 あずきを煮る時の最後に塩をいれるようなもの・・・
 と別のことを考えてたりして)。

もう1品はマドレーヌ。そういえば久しく焼いておりません。

美味しそうなよい色ぐあいの焼きあがり。

美味しさの目安はのこように膨らんだおへそ、だそうです。

私が最後にマドレーヌを作ったのは、藤野さんの焦がしバターを使って
作った生地を1日休ませたものでしたが、
やっぱり普通のマドレーヌで、しかも温度が高すぎ、
焦げ気味で仕上がりもいま一つ。
それで、がっかりして、以来作っておりませんでした。
今回のレシピは基本形で、素朴なおいしさがあります。
やはり、「かんたん、美味しい」が基本と思いました。

それから、焼き菓子は、大きさ(厚み)もおいしさのうちですよね。
やはり、基本形のシェル型の分量が美味しいように思います。
小さく焼くと焼きたてはカリッとおいしいですが、
時間がたつと固くなりがち・・・・

でも、レストランの最後によくプチフールとして出てくるマドレーヌは
美味しいですよね。など、お菓子談義。
このような話になると止まらなくなるんですよね。
我ながら、おたくっぽいです

ところで、
今回、ここで余った生地を小さいシェル型に入れて焼いたマドレーヌ
(すごくちっちゃくてかわいいでしょう。
 型を写さなかったのが残念
ちょうど色よく焼きあがりました(って、オーブン管理は先生です)。
焼きたてはカリッと、次の日しっとりおいしかったです
さすがです。
焼成の温度、時間の大切さを実感しました。


癒しのとき

2009-05-23 23:39:44 | プレゼント
先日のケーキ教室のときにビジター参加してくださった方が
お庭のバラを持ってきてくださいました。

光の具合で透明感がでておりますが、
実際はベージュがかった黄色+ローズ色で、
バラ特有のベルベットの花びら~~
なんともシックな色合いで色の説明が難しいです。
名前は??。(←あとでうめますね。真剣に聞いてませんでした。)
咲きかけのバラって本当に美しいですね。
心癒されます。

お花も嬉しいですが、もともとが「花よりダンゴ」派の私。
韓国のお土産「龍のひげ」。箱の上に中身を置きましたが、
わかりますでしょうか。

韓国といえば、のりかキムチと思っていましたが、
このお菓子、伝統菓子だそうです。
アーモンドやゴマを繊細な飴状のものでくるんであります。
あま~く、ねちっとした食感を想像してましたが、
かる~い感じで、サクッといただけます。

それから、こちらは東京駅にあるバウムクーヘンのお店
「ねんりん家」のマウントバームしっかり芽。
(「やわらか芽」というのもありますが、日持ちしないタイプ。)

先日、久しぶりに東京に行ったときあまりの行列に
諦めてしまい、買えなかったのでうれし~。
子供の一人がバウムクーヘン好きなので、
試す機会が多いのですが、これは初めて。
是非一度食べてみたかったのでした。

中はこんな風です。

砂糖がけも口に「ざりっ」とくる程しっかりめにかけてあります。
味は甘めで、し~っかり焼き込んでるけど、しっとり。
卵の風味がよく、美味しかったです。

そうそう、東京駅のお店はいつも行列ですが、
銀座松屋の中にもできたそうです。
お友達によるとそちらの方はあまり行列なかったとか。
ご参考まで。




パイナップルとラズベリーのチーズタルト

2009-05-22 23:12:59 | 自宅教室
今月の自宅教室のメインはパイナップルとラズベリーのチーズタルトです。
夏に向けてトロピカルな味わいのタルトにしました。

こちらは焼く前。

焼きあがり。最後はあんずジャムを塗って仕上げます。

5月の仙台はまだまだ気温が低い・・・と、思ってタルトにしたのですが、
連日暑い日が続いて、冷房をしっかりかけて作業しましたが、
やっぱり生地はかなりだれました。
それでも皆さん上手に生地の敷き込みしていました。
少し位破れてしまっても、ちょっと補修して作っちゃいましょうね。
何しろタルト(に限らずケーキ全般)は「習うより慣れろ」です。
回数を重ねれば上手になります。

今月は3つのクラスともメインのタルトは同じですが、
もう1つのお菓子はそれぞれの進路で違うものを作りました。

1つ目はアセロラゼリー。
毎年、我が家の定番おやつですが、アガーで固めたゼリー。
寒天系のゼリーなので食物繊維もとれます。
(そういえば、寒天ダイエットがはやった時はかなり品薄でしたね。
 私はそういう流行には疎いので「何で?」と思っていました。)


2つ目はムース・オ・カフェ、モカムースです。

ムース液が冷たくなりすぎて、固まってきてしまい、
流し込むのがちょっと大変でしたね。

黒ゴマプリンとアングレーズソース。

おいしい牛乳でつくってくださいね。


パイナップルカスタード・ハムロール

2009-05-16 02:27:41 | 自宅教室
今月のパンはスイートロール。
パイナップルカスタードです。

最初に試作したときは、ブリオッシュ生地だったので、
かなりお菓子っぽい仕上がりになりましたが、
今回は「菓子パン」ぽくしてみました。

邪道ではありますが、同じ生地を使ってもう1種類。
ハムロールも焼いてみました。


一見豪華に見えますが、このようにパン生地をのばして
カスタードをぬって、海苔巻状に巻いて等分に切ってゆくと
ロール状になりますから、成型は簡単です。


注意といえば、このように型に置いて、ちょっと生地を広げてあげないと、
上のハムロールのように妙に縦型のロールパンになってしまいます。

一つのパン生地で、2種類のパンというのも
バリエーションが広がっていいですよね。
ご家庭では、このように気軽にパンをつくってくださ~い。


クルミパン・レーリュッケン

2009-05-12 23:25:20 | 実験室
友人の誕生日のリクエストに応えて、パンをつくりました。
送ることを考えて、クルミパンにしてみました。
ころころとこ~んな感じに焼きあがりました。

何の変哲もないクルミパンですが、今回は茨城県の守谷町にある
「バン・ダーチザン・ニコラ」の杉山さんの本に従って、
「パートフェルメンテ(発酵生地)」
を前の日にしこんで、通常のパンの材料に加えて作ってみました。
こうすると、旨みが加わるとか・・・
比較の対象がないので、わかりませんが、気分はパン屋さん。

拡大図。

心もち、いつもより、周りの皮がパリッと仕上がったように思います。

せっかく送るのだからと、もう一つケーキを焼きました。
レーリュッケン。レーリッケン型を持っていないので、
パウンド型でやきました。
見た目は、普通のバターケーキです。


切り口はこんな感じ。

このケーキは、バターケーキというより、
スポンジ生地にた~っぷりのアーモンドパウダーを入れたものなので
しっとりふわっとしてます。
ココア部分はメレンゲにアーモンドパウダーと粉類。
飽きずに食べられる危険なケーキです。
レーリュッケン型で焼くとさらに美しく美味しそうなんですよね~。
型がほしくなってきました・・・・(一種の病気ですね)。

ともあれ
お誕生日にはちょっと遅れてしまいましたが、
プレゼントとケーキ・パンを送りました。
忙しい毎日を送っている友人ですが、
少しは心癒されれはと思っています。
お誕生日おめでとう

子供の日スペシャル・タルト

2009-05-09 23:34:18 | 実験室
子供の日スペシャル。
デコレーションケーキにしっかりフルーツを乗せただけです。

彩りがいま一つ・・・・。グリーンが少ないですね。
キウイの色がちょっと薄かったんですよ。

こちらは、先日多めに作ったタルト生地で、
タルトを焼きました。

普通のタルトポワールのクリームですが、アーモンドクリームや
フランジパーヌ(アーモンドクリーム+カスタードクリーム)が一般的ですが、
カスタードとアーモンドクリーム2層にしていたレシピがあったので、
一度試してみたかったのです。
う~ん、空焼きしてから60分位焼きましたが、
中心までまで火が通ったか心配。

切り分けたところはこんな感じ。

中心もきちんと焼けていてほっとしました。
さて、お味の方ですが、漫然と食べていると2層になっているのに気付きません。
個人的には、フランジパーヌの柔らかいクリームに軍配をあげましょうか。

つづき:
ご近所のグルメな奥様に試食していただいたら、
「カスタードとアーモンドクリームが2層になっていて、
 おいしかったわ~」
と、褒められ嬉しくなり、やっぱり2層構造もいいかなと、
思い直したりして・・・・


のこったタルト生地とカスタードでいちごタルト。

シュクレ生地・カスタードクリーム・イチゴ。
やはり、このコンビネーションも良いですね~。
昔、京成百貨店というデパートの2階の喫茶店(名前忘れました・・・)
で友人と食べたいちごタルト思い出しました。

レモンタルト

2009-05-04 20:00:47 | 実験室
またまたレモンです。
レモンのタルト。
前にはレモンのクラフティタルト作りましたが、
このタルトは甘酸っぱ~いフィリングにイタリアンメレンゲ。
典型的なフランス菓子です。

杉本都香咲さんの本「スポンジ生地とタルト生地」を参考に作りました。
杉本さんは、エコール・キュリネール国立とフランス校で講師をしたのち
吉祥寺でケーキやさんと洋菓子教室を主催されている方です。
やはり、講師を長くされているからでしょうか、
本もかなり、ポイントを押さえてわかりやすく書いてあります
それにしても、材料の使い方のリッチなこと・・・
それでいて、仕上がってみると、そう重いかんじはいたしません。
さすがです。
作り方もそう難しくありません。
ただ、イタリアンメレンゲがツヤよくできたのですが、
もったりとしています。もう少し、ふわふわっと口どけのよい
メレンゲの方がこのみかな~、と思いました。

もう少し、レシピを検討して、
ケーキ教室のメニューに加えたいですね。





レモンケーキ・紅茶のしましまケーキ

2009-05-03 22:53:04 | 実験室
レモンパイを作るのに国産のレモンを沢山買いすぎました。

この機会に、レモン果汁をたっぷりつかう
酸っぱいケーキを焼くことにしました。
まずは、バターケーキ。
ウイークエンドというレモンのグレーズをかけるケーキがありますが、
こちらはそれの変形版とでもいいましょうか。

実は、シンプルなクグロフ型をもっていなくて、
このようなキャッスル型が面白そうと入手してあったので、
こちらを使用。
生地にもレモン果汁が入っていますが、焼きあがった後に
かなりの量のレモン果汁をしみこませています。
お味は?
2日後にたべたところでは、「酸っぱいです」。
もう少し熟成させるとおいしくなるのかな~?

先日教わったしましまケーキを
モカではなく、紅茶でつくってみました。
個人的には、モカ味が大好きですが、
「子供たちはモカ味は苦手で・・・」と、いう声を
自宅教室できくので、紅茶味にしてみました。

濃縮ミルクティをつくって、生地とクリームに混ぜ、
紅茶スポンジと紅茶クリームにしました。
優しげな味になりましたが、
ちょっとパンチにかけるかな~。