お菓子の日記

日々つくっているお菓子の日記です。

ケーキの季節

2008-09-27 21:27:16 | おいしいお店
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったもので、
急にすずしくなりました。
秋のアレルギーの季節も到来し、つらいところですが、
ケーキの恋しくなる季節ですね。

秋のタルトシーズンに向けて(と勝手に決めているのですが)、試食で~す。
お友達から「里菜」のタルトは、美味しいと聞き、
早速買いにゆきました。
季節のタルトは、巨峰。それから、年間通じて人気のレモンタルトも。

タルトは生地とアーモンドクリームがしっかり焼いてあっていい感じ。
カスタードクリームも上品。巨峰は丁寧にむいてありますね。
全体を均一に綺麗な紫色に皮をむくのって結構手間がかかるんですよね。
フレッシュで巨大な巨峰が沢山のっていて食べ応えのあるタルトでした。
レモンのタルトも、レモンクリームが想像以上に甘酸っぱくておいしい!
メレンゲの分量もちょうどよく・・・・
病みつきになる味です。私がつくるレモンタルトのクリームの分量は
かなり上品な量ですが、このくらいたっぷりなタルトもいいですね~。
今度挑戦してみます。

ケーキ屋 「里菜」 
宮城県仙台市青葉区山手町5-16
電話番号:022-395-5255

仙山線北山駅の近くですが、わかりにくいので、
行きたい方はお電話したほうが良いかもしれません。


こちらは、いただきもののwittamerのザッハトルテです。
写真を撮る前に切ってしまいました。


ヴィタメールはベルギーが本店のケーキやさんだそうです。
実は、初めて知りました

チョコレート王国ベルギーのザッハトルテだけあり、
周りのコーティングは、本場ドイツのジャリッとしたグラズウルではなく
分厚いチョコレート。
食べやすいですが、やはり甘いです。
「甘い!」と言いつつ、
この甘さがくせになったりするのですが~。

9月の教室

2008-09-23 23:29:32 | Weblog
9月のケーキ教室もはじまりました。

こちら、ブラックボトムのレアチーズケーキです。


オレオを使った台とレアチーズの組み合わせは、
グラハムクラッカーやスポンジの台とちがった美味しさがあります。

このレアチーズにベリーソースやラズベリーを中に入れてみたりしたのですが、
やっぱり何もない方が美味しいようです。
季節のブドウをかざりました。また、林檎のワイン煮とチェリーのワイン煮
を持ってきてくださった方がいたので一緒にいただきました。

もう1品は、紅茶のプリンです。

皆さん、何度かカラメルソースの作り方はしていますので、
大分慣れたと思いますが、今回のカラメルは紅茶の風味を生かすため
いつもより手前で火からおろします。
紅茶のプリンは、洋酒の効いた大人のプリンですが、
お酒を除くと、子供さんにも好評のようです。

後日談。
リンゴのワイン煮は「ゼリーにするわね~♪」と言っていたのですが、
タルトの教室を単発でしたときに、このように焼いてみました。

味も食感もやさし~かんじなので、アーモンドクリームに合うにちがいないと
おもってつくりました。やさしいタルトになりました

お昼には、サンマの蒲焼きとサツマイモご飯。

今回のクラスは、お料理の先生
がそろっているので、
綺麗にもりつけ、スタイリングしてくださいました。
勉強になりま~す。

そして、こちらはおもたせの栗ご飯。

こ~んな美味しい栗ご飯ははじめんてよん♪
さすがは、スーパー主婦。ご飯に混ぜ込む栗は塩と砂糖で煮て
食べても美味しく甘めに柔らかくして炊き込むそうです。
この栗が甘くて美味しい!
飾り用も煮ますが、味は薄めで栗の味とほっくり感がのこるように。
栗もかなり新鮮で美味しい栗とのことですが、
やっぱり、この一手間が味をわけるのですね、
と、また感心してしまいました。

ケーキセミナー

2008-09-23 23:01:04 | 修業
大分ご無沙汰しております。
セミナーに出たり、教室をしたりと活動はしていたのですが、
バタバタしておりました。

先日受けたケーキセミナーの様子です。
午前の部。


こちら中身がジャガイモと牛ヒレ肉とリッチなトウルト。
ふたがないのがタルト、上に蓋があるものがトウルトだそうです。

ハーブと香辛料たっぷりのパイでした。
中身がリッチな分、周りのプリゼ生地がショートニングで作ったのも驚き!

ワインのゼリーとワインのムース。ハーブが効いています。

赤く見えているのは、プチトマトのコンポートです。
デモのみだったのですが、作っているのを見て、
これは甘くない、前菜のようなものに違いないと思っていたのですが、
食べてびっくり。
甘いです。しかも、さわやかな甘みがなんともいえません。
ムースも、イタリアンメレンゲを使っているので、軽い仕上がり。
初めて体験するお味でした。

引き続きこちらは午後のセミナー。
サワーフロマージュ(って、一般には手にはいりません)を
使ったムース。

流石、完成度が高いです。でも、家で作るとしたら、
やっぱり、クリームチーズでつくるんですかね?

「黄金の敷石」という名前のチョコレート

黄金の・・・というのは、表面に金のスプレーがかけてあるんですけど、
わかりますか?
ヌガーの様なチョコレートです。
こちらは実習しましたが、思ったより粘りのあるガナッシュでびっくりでした。

リゴレット・タパス

2008-09-15 20:47:07 | おいしいお店
先日、仙臺薬局の新しいビル(昨年11月にリニューアルしたらしい)
の1階の
リゴレット・タパスでランチをしました。
内容はイタリアンなのですが、
たしか「タパス」って、スペイン語で「おつまみ」の意味。
ちょっと理解に苦しむ名前ではありますが、
まあ、スペイン料理+イタリア料理、多国籍料理に近いのでしょうね。

1500円のランチを注文。
1品目に4種類のタパスがでてきました。
あまりに急いでいたので、すっかり食べ終わってから
写真をとっていないことに気づきました(汗)。
ワカサギのマリネとサラミ・・・・あとは忘れました(汗)。

次はサラダ。シーザーズサラダ。アメリカンぽいですね。
かなりのボリューム。


パスタはアラビアータを選択。麺は乾麺ですが、タリアテレでしょうか?
平麺でこしがありソースとの相性もばっちり。


デザートはパンナコッタにベリーソース。あとはコーヒー。


実は、ケーキの講習会の合間だったので、1時5分前に席に着いたにかかわらず、
「1時25分には出たいので、なるべく早くお願いしま~す」
と、かなり強引な注文をしたのですが、
イケメンのてきぱきしたウエイターさんが
次々お料理をはこんでくれて、十分堪能しました。

パスタはおいしいです。
欲をいえば、コーヒーがたっぷりついでくれたのは良いけれど
ちょっと時間がたっている~という煮詰まり具合でした。
コーヒー好きの私としては、
最後の締めがいいと最高なんですけど。
ちょっと、欲張りすぎでしょうか。

タルトポワール・キャラメルムース

2008-09-08 18:16:30 | 修業
今月は特別に上杉ケーキ教室で別のコースも受講。
タルトポワールとキャラメルババロアです。

大好きな洋ナシのタルトですが、今回は更にスペシャル。
クリームはクレームダマンドとカスタードを合わせた
クレームフランジパーヌ!
しかも、洋ナシもワインとブランデーで煮た自家製コンポート使用!
スペシャルなタルトになりました。
キャラメルババロアも牛乳と生クリームたっぷりの濃厚なお味。

こちらは、私の作品。

残念ながらまだ洋ナシが出回らず、缶詰使用。上の写真と見比べると
洋ナシの色がちがいますね。
それから、家でタルトを焼くときは波形のタルト型を使用していますが、
ここではタルトリング使用。この形もかわいいですね。
キリがないのですが、新しい型を使用すると欲しくなりますね~。

キャラメルババロア。

白っぽく写っていますが、キャラメルの味の利いた濃厚なお味。
入れ物もかわいいですよね。


リッチな味を楽しみました。

シャルロット・ガレットブルトンヌ

2008-09-06 20:15:37 | 修業
今月の上杉ケーキ教室はシャルロットポワールとガレットブルトンヌ。


こちらは、先生の見本。18センチシャルロット。

こちらは、12センチに仕上げた持ち帰り用です。

名前は婦人の帽子に似ている形からきていて、
英国王ジョージ三世妃シャルロットに由来すると言われてます。
サクサクのビスキュイ生地と洋ナシのムースの柔らかさが
なんともいえず美味しいです。
残念なのは、作ったその日中に食べないと、スポンジは柔らかく
ムースは固くなってしまうことですね。

こちらはガレットブルトンヌ。ブルターニュ地方の銘菓。

基本はブルターニュ産のバターを使う・・・
と、ものの本には書いてありましたが、
今回は、発酵バター使用。思ったよりも塩が沢山入ります。
しかも、お土産のヨーロッパの塩を使用。
市販もものより、後味に塩気がのこって、
甘い物を食べた後にちょっとお煎餅が欲しい状態を満足させてくれます。
しかも、このサクサク・ほろほろの食感は
食べてみなくてはわかりませんね。
今までのガレットブルトンヌのイメージが一新した
驚きの焼き菓子です。


スーパークッキング教室

2008-09-03 22:12:56 | 修業
8月の夏休みを挟んで、今月もスーパー主婦のお友達が
スーパークッキング教室を開いてくれました。

蒸し暑い日なので、冷茶(驚き、粉末の緑茶ですが香りがよくて粉っぽくない!)と
金時豆のシナモン風味。お豆は昨日煮てくれたものです。

お豆を煮るなんて、私にとってはちょっと覚悟がいること
(って、金時煮たことないくせに)なのに、
豆好きの彼女は、食べたくなったら、即、圧力鍋で煮るそうです。
一晩水につけて、圧力鍋で5分・・・その後、砂糖を数回に分けて入れてゆく。
(これがポイントですね)

小豆に至っては、水戻しなしで、いきなり圧力鍋でオッケーだそうです。
小豆は最後の仕上げにつやが出るまでしっかりへらで混ぜるのがこつだそうです。
以下、前に教わった小豆500gの煮方。
分量はほぼ、小豆と砂糖が500g、塩小さじ1。

以下、お友達が忙しい中、愛情込めて送ってくれた作り方をご紹介。

小豆の煮方は、つぶや種類によって微妙に違いますが、早く煮るなら圧力鍋を使うのも手です。思いたってすぐ食べたいときでも作れます。ただしかけすぎず、水と小豆を入れ沸騰後中火で3分、その後15分放置してそれから蓋を取りリードで落とし蓋をして豆が更にふっくら柔らかく煮えるまでコトコト煮ます。1~2時間でOK、それから500gの砂糖を2~3回に分けて加え3回目の砂糖を加えた後は水分をとばし、絶えず鍋肌にこびりつかないよう「の」の字に丁寧にかつ焦がさぬよう照りが出るまで繰り返し、味を見て甘さが決まったら塩を小1程度を2回に分け味見しながら、2回目は増やしたり減らしたりして入れよく混ぜたら火を消します。ただし、あんの堅さは用途によって違うので、取り敢えずはお萩くらいのあんに作って置くとおしるこや和菓子にも使えますよ。本格的なあんは更に水飴を用いたりしっかりと甘く重く作るようですが、家庭用なら小豆の味を活かして砂糖控え目がお勧めです。ちょうど「さいち」のお萩のあんの甘さが家庭的ですよね。他はどこも日持ちを考えてか甘すぎですよね。さいちのお萩は日持ちしませんもの。色艶も砂糖を沢山使えばいい小豆色になりますが、甘すぎ無い味だと若干白っぽいけど、私は小豆の味が強いこの方が好きですね。とにかく煮てみる事です。アクがでたら取りますが、煮汁は捨てると色が更に白っぽくなりますので、砂糖を控えるときはそのままの煮汁で煮ます。どんどん蒸発するので多めの水でひたひたになるまで煮て下さい。
(注:「さいち」は秋保温泉にあるスーパーの名前。おはぎが有名で藤崎の地下でも売ってます。)
この、作り方を読むと小豆を煮たくなりますよね。

前置きが長くなりましたが、こちらが完成のおはぎ。

わたしったら、おはぎは買う物と思ってましたが、スーパー主婦のお家では
おはぎは作る物、しかも3~4色。
粒あんはもちろん上の様にして作ったおてせい。
さらに、ずんだも最高に美味しいです。
茹でて、薄皮をむき、FPで粉砕した後
すり鉢で更にとろっと粘りがでてかるくなるまですりつづけ、
砂糖と塩をみりんで溶いたシロップを入れてゆきます。
市販のずんだはなんだか後味があって??と思うことがありますが、
このずんだあんは混じり物なし。文句なく美味しいです。
ごまときなこのおはぎの中は粒あんいりとなってます。

おはぎやさんになれるくらいいっぱ~い作りました。

おはぎのあとはお食事もつくりましたよ。
(というか、おはぎを作っている間作ってもらったって感じ)
おなかも空いたし、「いただきま~す」。

お腹が空いていると食べる方に集中してコメントが少なくなる私。

一気にいただき、大満足。
いただいたものをご紹介しましょうね。

まずは、ばらちらし。

海鮮丼と間違うほど沢山の具がのっていますが、
参加人数が少なくなってしまったため、大盤振る舞いしていただきました。
それにしても、まぐろは「づけ」にしてあるし、
たら、ほたて、たこは酒でもどした昆布でまいて昆布締めしてあり
これがなんともおいしい。
早速家にかえり、帆立を昆布締めにして、カルパッチョにしました。
更に風味豊かになり、おいしかった~♪
彩りの菊で秋を演出。
はずかしながら、自分で菊を買ったことってないのですよね。
茹でて冷凍しておけば3ヶ月くらいは大丈夫とのこと。
一品の中にお料理のヒントが盛りだくさんですね。

こちらは使えるお吸い物。

な~んと味付けは昆布茶と白だしのみ。
肉団子からの出汁も加え、ボリュームのあるお吸い物になりました。
うちでも、お吸い物に昆布茶を使ったら、味がきまりました。

カボチャのサラダ。

薄味に煮たカボチャが冷めたら、クルミ・レーズンとマヨネーズであえただけ。
とは、思えない豊かな味。煮物の苦手な方におすすめです。


たたきキュウリとザーサイのおつけ物。

文字通りのおつけ物ですが、ごま油の風味が豊かな1品です。
たたきキュウリにザーサイどちらも美味しいですが、
一緒にすると更にパワーアップ。
中華では、ニンニク薄切りとか白髪ネギとか入っていますが、
ここではあくまでシンプルに。お弁当にもいいですね。

サラダの拡大写真を取り忘れてましたが、
これも隠れた一品。色は地味ですが、大根、かいわれ、水菜に
イカがのっております。
ちらし用でしたが、あまりに具が多いのでサラダに・・・・。
オリジナル玉ねぎドレッシングとの相性が最高によくて、
イカの美味しさも再確認。
週末に魚屋さんでイカをかって来ました。