大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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TPP交渉 12か国が大筋合意、巨大な自由貿易圏が誕生・・・・正に、「国家百年の大計」 

2015年10月06日 07時08分25秒 | 注目すべき話題

世界の国内総生産(GDP)の約4割を占める世界最大の自由貿易圏が誕生した。

世界経済の4割をしめる巨大な自由貿易圏の誕生です。アメリカのアトランタで開かれていたTPP=環太平洋パートナーシップ協定交渉は、12か国が大筋合意しました。日本時間の5日午後9時すぎ、閣僚会合を終えた甘利TPP担当大臣は、12か国が大筋合意したと発表しました。
「このTPPは、成長著しいアジア太平洋地域に、21世紀型のルールと貿易のあり方を示す大きな基本になっていく」(甘利明TPP担当相)
「交渉がついにまとまったことを、喜びとともにお伝えする」(アメリカ フロマン通商代表)
TPPは日本やアメリカ、オーストラリア、ベトナムなど12か国が参加していて、農産物や工業製品の関税を下げるほか、サービスや投資のルールを共通化します。日本は、輸入牛肉にかかっている38.5%の関税を15年かけて9%に引き下げるほか、豚肉については1キロあたり482円の関税を50円まで引き下げることなどを決めました。主食用のコメについてはアメリカとオーストラリアに対し、関税をゼロとする特別枠をあわせておよそ7万8千トン分新たに設けます。
ニュージーランドなどTPP参加各国との間では、バターや脱脂粉乳について7万トンの低い関税の枠を設けることになりました。
一方、自動車分野では、アメリカが日本車にかける関税を25年かけて撤廃することや、自動車部品の関税は8割以上を撤廃することが決まりました。日本が交渉に参加してから2年あまりの合意。日本経済にとっては、アジアの成長を取り込む転換点になる一方、関税の大幅引き下げなどで一定の打撃を受ける農業の強化が課題となります。

@こじれるにはそれだけ各国にそれぞれ思惑というか理由があるわけですが、よくまとまりました。旧態然とした農協(一極支配)の解体によって、それぞれの地域性を生かした知恵と競争原理によって安くていいものが生産されれば、生産者消費者両者にとってもいい結果が付いてくると思います。