次世代潜水艦用ソナー・システム

次世代潜水艦用ソナー・システムは、将来的な潜水艦の水中捜索能力の向上や静粛化・音響ステルス化に対処するため、あるいは沿岸海域の浅海での自艦の行動能力を高めるため、探知能力と情報処理能力を発達させたシステムの開発が求められている。
簡単に言えば、敵潜水艦を出し抜いて先制探知できる遠距離探知ソナーである。次世代潜水艦には、艦首アレイ・ソナー、側面アレイ・ソナー、曳航アレイ・ソナー、逆探アレイ・ソナー（敵ソナー探信音の捕捉）に加え、浅海域の行動を助けるための障害物監脱アレイ・ソナー（機雷の探知）、広帯域送波アレイ・ソナーが搭硯され、全周の正確な測的可能な統合型水測システムを構築する。
まず艦首アレイ・ソナーには、正面に広い開口面を持ち、水平方向のみならず垂直方向にも指向性の鋭いビーム（雑音の影響を受けにくく精密探知可能）を形成できるコンフォーマル型ソナーが開発される。
今まではシリンドリカル（円柱状）にハイドロフォン・アレイ（海中の音を感知する音響素子昨）を配列していたのだが、これを、艦首の形に沿って馬蹄形に大きく広げたコンフォーマル型とすることにより、開口面が拡大され、目標に対し多数のアレイを配列可能となったのである。アクティプ／パッシプーソナーの両機能面で、高性能化が図られよう。
側面アレイーソナーには、従来の圧電素子のハイドロフォン・アレイではなく、光ファイバー・ハイドロフォン・アレイが採用される。これは音波の圧力でなく、光の干渉効果により音を感知するアレイで、圧電素子に比べて、小型軽量化、低電力化が可能であり、しかも電磁ノイズ（潜水艦内の電子機器から出る電磁波の干渉）の彫響も受けない。アレイを船体横に長く配置すれば、非常に精度が高く探知距離の人きな側面ソナーが開発できると言うことだ。
新型の曳航アレイ・ソナーに期待するのは、より遠距離目標の先制探知を極吸周波領域で図るためのソナーで、そのためには音響測定艦以上に長い曳航アレイが求められ「そうりゅう」型の積むＺＱＱ‐７ソナー・システムの側面アレイと曳航アレイは、能力的に従前のものから進歩していないと言われており、次世代潜水艦用ソナー・システムでは、将来に向けた新技術への挑戦が必要であろう。

一方狙われる艦船は、先進アクティブソーナー技術を研究しています。

能力向上した水中脅威に対し、広帯域連続波を用いた連続波アクティブソーナー（CAS：Continuous Active Sonar）の送受波方式と信号処理方式により、残響を抑制し、継続的に目標探知・追尾できる能力を飛躍的に向上できる可能性があります。と言う事は、これを潜水艦に装備すればいいのです。hi

＠次級潜水艦SS-513 たいげいは、同軸ケーブルからノイズの少ないデジタル信号処理機能を備えた光ファイバー・ハイドロフォン・アレイを採用している。

考察 原子力潜水艦

多くの人が軍事トピックに興味を持っています。特に、潜水艦艦隊は特に興味深いものです。それは100年以上前から存在しており、この間に多くの重要な変化を遂げてきました。今日、原子力潜水艦はほとんどの先進国で使用されています。もちろん、1〜2人で運航する潜水艦もありますが、巨大なボートもあります。人類が深海のボートを本当の原子の悪夢に変えることに成功したことは誰もが知っています。潜水艦、さらには核潜水艦は、技術進歩の擬人化になりました。最も近代的な開発が最初に現れるのは、都市や大陸の秘密の破壊のための船です。テフロン、ソフトウェアおよびコンピューティングシステム、コンパクトな原子炉および小型ミサイル。すべての情報が大衆に利用可能であるならば、リストはどんどんと続くことができました。潜水艦艦隊の最も強力で危険な代表者を見てみましょう！私たちはあなたの注意に世界で最高の潜水艦の評価を提示します！

＠League of Legends 時空を超えた戦い、を思い出す。

五輪の警備「特別派遣部隊」各府県警から東京に集結

東京オリンピック・パラリンピックの警備を担当する「特別派遣部隊」が東京に集まりました。
斉藤実警視総監：「世界に誇る日本の治安の良さを全世界に発信して頂きたい。ともにやり抜きましょう」
東京オリンピック・パラリンピックでは、北海道と沖縄県を除く各府県の警察から特別派遣部隊が集められ、警視庁とともに警備を担当します。
今後、会場の確認などを行う予定です。
一方、大会会場が複数ある湾岸エリアの警察署では、組織委員会の担当者らとの警備に関する意見交換が行われました。
大会に向けた準備は最終段階となっています。

＠当然全員ワクチン接種済みだとは思いますが、十分な感染対策の上お励みください。

ロシア軍 1.44

1.44は、ロシア空軍向けにミコヤンが開発した、第5世代ジェット戦闘機にあたる1.42の概念実証機。製品1.44（ロシア語:Изделие 1.44）とも呼ばれる。2000年に初飛行をしているが、ロシアの財政難により計画は進展していない。北大西洋条約機構(NATO)の使用するNATOコードネームはフラットパック (Flatpack)。当機は試作機ゆえにプレフィックスが無く紛らわしいため、便宜上MiG-1.44と呼称されることがある。また、資料によってはMiG-35、MiG-39、MiG-42、MiG-MFIなどの誤用も散見される。
操縦システムには、新型のフライ・バイ・ワイヤシステムKSU-1-42が導入されています。
スペック
MiG-1.44-crossection.png
最大速度：マッハ2.6 (2761.2 km/h)
航続距離：4,000 km
発動機：リューリカ＝サトゥールン AL-41F×2
(アフターバーナー時に約176kN/39,680 lb)
実用上昇限度：17,000 m
乗員：1名
武装
固定: GSh-30-1
ミサイル: R-77、R-73/-74、R-37、Kh-29、Kh-31、Kh-55、Kh-61、P-270、
爆弾: KAB-500、KAB-500KR、KAB-1500TK、ODAB-500P

＠この映像も、ミグ1.44と銘打っています。空力形状の試作によってSu-57の開発がおこなわれたと言われていますが、カナード翼で水平安定性を確保してしまうと、他の選択肢はないようで、ステルスには程遠い設計になっています。シナのJ-20そっくりです。

インド シナとの国境に50000人追加配備！ シナは台湾侵攻に備え後ろを固めている？

インドはヒマラヤ山脈の国境沿いにある中国との係争地で少なくとも５万人の兵士を増員し、対中軍事戦略で大きな転換を示唆している。
両国国境を巡る対立は1962年の軍事衝突に端を発するが、インドは独立以後、主に対パキスタン戦略に重点を置いてきた。印パ間ではこれまでにカシミール地方の係争地を巡り３度の戦争が勃発。だが昨年、インド・中国間でここ数十年で最大規模となる衝突が発生。以後、モディ政権はパキスタンとの緊張関係緩和を図る一方で、中国との紛争に集中する構えを示している。
中印の国境巡る衝突、なぜ再び起きているのか
事情に詳しい関係者４人によると、インドはここ数カ月間に部隊と戦闘機中隊を中国との国境沿いの３地域に移動させた。国境に重点配備された兵士は現在約20万人で、昨年と比べ40％余り増えていると関係者のうち２人が明らかにした。
関係者１人によると、インド軍の係争地駐留はこれまで中国側の動きを阻止することを目的としていたが、今回の兵力再配備により「攻撃防御」と呼ばれる戦略を用い必要に応じて中国領への攻撃や占拠を行う選択肢を増やすことが可能となる。
中国が国境にどの程度の兵力を駐留させているかは不明だが、中国人民解放軍が最近、ヒマラヤ山脈の国境沿いにある係争地の監視を担当する軍管区にチベットから追加兵力の配備を行ったことをインド側が確認。関係者２人によると、中国はチベットの係争地沿いに、新滑走路や戦闘機を収容するための防爆バンカーの整備を進め、ここ数カ月間で長距離砲や戦車、ロケット部隊、双発戦闘機なども追加投入しているという。

＠随時ここでも取り上げてきた通りです。最早単なる局地戦ではないと言う事で、シナが台湾や尖閣へ侵攻すれば、当然インドが後ろから攻め込んでくるでしょうから、その準備に入ったと言う事の表れでしょうね。いずれにしてもインドの存在は、シナにとって単なる国境ラインの揉め事ではなく、計り知れない脅威になっています。都合25万のインドの部隊が、国境に配備された事になります。

orient shield 2021 Ⅰ

＠岸、空砲でもいいからバンバン撃たせてやれよ。情けない。

日米共同訓練「オリエント・シールド」矢臼別演習場 米陸軍ロケット砲を初実射！

陸上自衛隊は29日、米陸軍と行っている日米共同訓練「オリエント・シールド（東洋の盾）」で、北海道の矢臼別演習場での米陸軍の高機動ロケット砲システム（HIMARS＝ハイマース）と陸自の多連装ロケットシステムの実弾射撃を公開した。米陸軍のハイマースは米本土から展開したもので日本国内での実射は初めて。訓練では鹿児島県の奄美大島に米陸軍の地対空誘導弾パトリオット（PAC3）も初めて展開し、尖閣諸島（沖縄県石垣市）周辺などで威圧を強める中国の眼前で日米の共同対処能力を実証する。
オリエント・シールドは陸自と米陸軍の実動訓練としては最大規模で、毎年行われている。今年は今月18日から来月11日にかけて実施し、これまでで最大級の約3000人が参加する。
実弾射撃は約10キロ離れた場所に敵部隊がいるとの想定で、敵の位置情報を共有した上で日米のどちらが射撃するか作戦を調整。午後１時半、ハイマースが１発を発射し、続いて約300メートル離れた地点から陸自の多連装ロケットシステムが15分間で４発を発射した。
ハイマースは米ワシントン州を拠点にする米陸軍第17砲兵旅団が展開させた。輸送機で運べるよう軽量化され、発射台となってATACMS（エイタクムス）という戦術ミサイルを搭載する。射程は約300キロで地上から艦艇を狙う対艦攻撃や島嶼間射撃などへの投入も視野に入れている。
中国艦艇が太平洋に進出する際、通過を常態化させている沖縄本島と宮古島の間の宮古海峡は約300キロの距離がある。陸自の12式地対艦ミサイルの射程は約200キロだが、エイタクムスは海峡全体を射程に収める。
米軍は分散配置が可能で、攻撃を受けても艦載機を搭載する空母のような壊滅的な被害を受けない地上ミサイルを重視している。海上で劣勢に立たされても地上戦力で中国の海上戦力に対処する構えだ。

@素晴らしい！

ハァ？ 海自 潜水艦にアクティブソナー搭載検討…

防衛省が海上自衛隊の潜水艦に、自ら音波を発して他の船舶の位置を探知する「アクティブソナー」の搭載を検討していることがわかった。自らの位置を敵に知られる恐れがあり、これまで搭載を控えてきた。海自の潜水艦「そうりゅう」が２月に高知県・足摺岬沖で貨物船と衝突事故を起こし、再発防止のためには必要だと判断した。
海中で行動し、視界が限られる潜水艦は、水中音波探知機（ソナー）を使って水中の音波を解析することで、周囲の障害物や敵艦船を探知している。
ソナーは「アクティブ」と「パッシブ」に大別される。アクティブソナーは、自ら発した音波が対象物から跳ね返ってくるのを解析する。
これに対し、パッシブソナーは、対象物から発せられた音波を扱う。隠密行動が欠かせない潜水艦は音波を発する装備を極力排除しており、現役艦は全てパッシブソナーを搭載している。

＠ハァ？　アクティブ、パッシブ、当然今までも搭載（トランスデューサー）されているだろ。基本、沿岸から12海里(約22キロメートル)以内と、生物学的に重要な海域ではソナーの常時使用（周波数帯と音波の信号レベルによる）を禁止するという国際約束（環境保護）があるけど、搭載してても平時以外は自ら命取りになるような事をする訳がない。
搭載していても搭載していないと公表しているかどうかは、国家の最高機密の範疇だ。潜水艦は、潜水深度も含め秘密が一杯なのだ。
海に潜って航路を確定するのに、アクティブソナーなしでどうやって海の中の地形を探るんだいって事。

黒海 米・ウクライナ・NATO 30カ国５０００人の兵士と３０隻以上の艦船演習！

アメリカとウクライナが主導し、ＮＡＴＯ＝北大西洋条約機構の加盟国などが参加する大規模な軍事演習がクリミア半島南側の黒海で始まりました。
演習は、黒海の安全保障の強化を目的に１９９７年から定期的に行われていて、２８日から始まった今回の演習はアメリカとウクライナが主導しＮＡＴＯ加盟国などが参加しています。
ＮＡＴＯによりますと、これまでで最も多い３０か国を超す国から、５０００人の兵士と３０隻以上の艦船が演習に参加するということで来月１０日まで続く予定です。
ロシアが一方的に併合したクリミア半島沖の黒海では先週、イギリス軍の駆逐艦による領海侵入を理由にロシア軍が警告射撃などを行ったとしていて、ロシア側は今回の演習について「注視する」としています。

＠ソチ五輪の最中、ウクライナのヤヌコビッチ（ユーラシア連合）を失脚させた欧米のやり口は、KGB出身のプーチンの怒りをかった。ドンパスやクリミアの親ロ地域をロシアが制圧してなにが悪いと言うのが事の始まり。
シナが台湾に侵攻するなら北京五輪の後。必ずやりますよ。

米軍、シリアとイラクで親イラン民兵組織を空爆

アメリカ国防総省は27日、イランが支援するイラクとシリアの民兵組織に空爆を行ったと発表した。米軍に対するドローン攻撃への報復で、「作戦行動および兵器貯蔵の施設」を爆撃したとしている。
国防総省は声明で、「バイデン大統領は、米兵を守るために行動すると明言している」と述べた。
バイデン政権が親イランの武装組織に空爆を行ったのは、これで2度目となる。
イラクに駐留する米軍はここ数カ月、ドローンによる攻撃を受け続けている。イランはこの攻撃への関与を否定している。

参考：「カタイブ・ヒズボラ」（KH）は，2007年後半，三つのシーア派組織が，イラクに駐留する多国籍軍の排除などを目的として合併・設立したとされるシーア派組織である。 組織設立に際してイラン革命防衛隊（IRGC）の支援を受けたほか，レバノンの「ヒズボラ」からも支援を受けているとされる。
「カタイブ・サイード・アル・​シュハダ」は、イランの代理人と呼ばれイラクの統一を目指し2014年に国民動員軍を結成した最初の民兵の1人です。このグループはバドル旅団と密接な関係があります

＠イランの支援を受けているのは「カタイブ・ヒズボラ」と「カタイブ・サイード・アル・​シュハダ」で、これらの施設を爆撃してお茶を濁し、東京五輪にも女房のジルを送り込むだけ。昨日も書いたが、トランプとは大違い。まあ、予想通りと言えば予想通り。
バイデン、米国大統領なら手抜きせず南シナ海の人工島の一つでも爆撃しろよ。

対中無策 ラッパだけ吹いて何もしないバイデン 愚の骨頂！

＠NATOだってクワッドだってロシアだって武漢ウイルスだって・・・就任してからおよそ半年、何一つまとめられない親中バイデン！　責任者出てこい！

シリア戦場ライブ アレッポ ロシア軍事顧問団のシリア兵教育

＠感で戦うより、基本を学ぶことは重要です。

トルコ LGBTQ+デモ取り締まり！

トルコの機動隊は、社会的に保守的な地中海国家でのLGBTQ活動の取り締まりの中で、イスタンブールで禁止されたプライド行進に参加したデモ参加者を解散させるために群衆統制軍隊を配備しました。
参考：LGBTがレズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーそれぞれの頭文字をとっているように、「Q」も「クエスチョニング」「クィア」という2つの言葉の頭文字をとっています。クエスチョニングとは、自身の性自認（自分の性を何と考えるか）や性的指向（どんな性を好きになるか）が定まっていない、もしくは意図的に定めていないセクシュアリティを指します。

＠素晴らしい、公権力。世界中が、反LGBTQ+で統一される事を願う。気持ち悪いこういう種族は、ひっそり生きてりゃいいんだよ。

米軍 次世代ヘリ SB-1 Defiant X

次世代ヘリ　Defiant X 　SB-1 デファイアント　シコルスキー SB > 1 デファイアント

ロッキードマーティンとボーイングは、2021年1月25日に米陸軍の将来の長距離強襲航空機コンペティションへの提供を発表しました-それをディファイアントXと呼びます
米陸軍の次世代の最も高度な攻撃ヘリコプターロッキードマーティンの子会社であるシコルスキーとボーイングは、FLRAAとして知られる米陸軍の将来の長距離攻撃航空機競争のための高度なヘリコプターの詳細を発表しました。DEFIANT Xは、今日飛行しているブラックホークのヘリコプターのフットプリントとタイトなフォーメーション機能を維持しながら、戦術、技術、手順、トレーニング、インフラストラクチャの変更を制限して、陸軍の空襲能力に革命をもたらします。飛行試験が始まると、航空機はさらなる開発のために陸軍によって評価されます。シコルスキーは、以前のシコルスキーX2の設計に基づいた航空機で、フェーズ1の開発を主導しています。ボーイングは、ミッションシステムのデモンストレーターフェーズであるフェーズ2を主導する予定です。ボーイング-シコルスキーチームは、その大規模な産業基盤に利点があり、議会からの幅広い支持をもたらす可能性があると見られています。彼らの輸送ヘリコプターの設計は現在陸軍で最も使用されており、米陸軍はベルの提出でティルトローター技術にほとんど関心がありませんでした。

＠我が国もこんなヘリ造ってよ。

第一〇二回 さむらい塾 令和３年６月２６日

塾長　　　　　　北川憲吾　　
事務局長　　　　三島廉多　
時局放談　　　　長谷川裕行　
古事記　　　　　伊藤好雄

＠午後6時から検温して開始。今回は、水爆を搭載したロシアが所有する原子力無人潜水艦（自動制御で北極海から好きな場所に時速200キロで海を渡って潜入する）ポセイドン2M39地震兵器と、水爆の原理、核融合、プラズマについて解説させて頂きました。当然、クリミアでの英ロのいざこざ、フィリピン・親中ドゥテルテの愚行問題、古事記における別天つ神（ことあまつかみ）の高御産巣日神（タカミムスヒノカミ）神産巣日神（カミムスヒノカミ）から神武天皇即位までの血統の流れについて、腑に落ちない点を伊藤好雄先輩にお尋ねし見解をお聞きしました。塾生にもとてもいい刺激になったと思います。
午後7時、三島廉多事務局長の指導で座禅。7時15分から伊藤好雄師範による古事記です。先々月に引き続き、中つ巻の終盤、応神天皇の章の長髪比売・国栖の歌までを輪読し解説して頂きました。要約すると、日向国の諸県君（もろあがたのきみ）が娘、髪長比売（かみながひめ）は、世にも稀なる美しい女性であり、その噂は天皇のお耳にまで届き、ぜひともお側で使おうと髪長比売を召し上げられました。皇子、大雀命（おおさざきのみこと）はその麗しいお姿をご覧になって、たちまちに心を奪われ、すぐさま建内宿禰大臣（たけうちのすくねのおほおみ）に、日向より召し上げた髪長比売を、天皇へお願い申し上げて、わたしに下さるように取り計らってくれと頼みました。天皇はすぐに髪長比売をその皇子にお与えになり、天皇は酒宴を催され、髪長比売に御酒（みき）を盛った柏葉を持たせて皇子にお与えになり、朗々とお詠い遊ばされた。
さあお前たちよ　野蒜摘みに　蒜摘みに・・・と言うお話しと、国栖の歌は、またあるとき、大和国吉野の国栖（くず）らが、大雀命の腰に揺れる立派な太刀を見て、こう詠い讃えたことがあった。
品陀（ほむた）の日の御子　大雀　大雀　佩かせる太刀　本釰　末ふゆ　冬木の幹の　下木（したき）さやさや・・・この歌は、国栖たちが天皇に大贄を奉る時々に、今に至るまで詠い継がれている歌である。
参加7名　午後8時解散

　着々と　Chinaの侵蝕　実を結び　
　　　　　　日本の中枢　紅に染まりしか　（伊藤好雄）

次回は7月24日を予定しています。