スコルペヌ型潜水艦 (Scorpène class submarine) は、フランスのDCNS社とスペインのナバンティア社が共同で開発した通常動力型潜水艦。通常型のCM-2000型、沿岸向けに小型化したCA-2000型、AIPを搭載したAM-2000型がある。
武装 533mm 魚雷発射管 (魚雷/USM×18基[1]) 6門
C4I SUBTICS 指揮統制+SISDEF 通信
レーダー ケルビン・ヒューズ・コンパクト 航法用 1基
ソナー TSM-2233 エレドン
当初は、S-35でしたが、S40の船番が記されています。
ブラジルは4隻を調達予定
「リアチュエロ」はブラジルが取得を進めている新型潜水艦ファミリーの1番艦として建造されたもので、フランスのDCNS社とスペインのナバンティア社が共同開発した輸出専用の通常動力型潜水艦、スコルペヌ級をタイプシップとしています。
船体サイズは、全長70.62m、全幅6.2m、排水量1900トン。乗員数は約30人、主武装として533mm魚雷や対艦ミサイル「エグゾセ」、機雷などを装備し、搭載するドイツMTU社製のディーゼルエンジンと、フランス・シュナイダー社製の電気モーターによって、水中速度21ノット(約38.9km/h)を発揮できます。
ブラジル海軍はスコルペヌ級を4隻調達する計画で、自国内で建造するために所要の技術移転契約をDCNSとICNのあいだで結んでいるとのこと。この契約に従い、イタグアイにあるICNの造船所には仏ナーバル・グループの社員が常駐しているそうです。
なお、2020年12月に進水した2番艦「フマイタ」についても、2022年9月から海上公試を開始する予定としているほか、ブラジル初の原子力潜水艦「アルバロ・アルベルト」も2029年の進水へ向け、現在、建造が進められています。
現在、ブラジル海軍はドイツ製の通常動力型 209 型潜水艦を 5 隻運用しています。ブラジルは 2008 年にフランス海軍グループとの間で、技術移転契約の下で改良された Scorpene 潜水艦を建造し、アルバロ アルベルトと呼ばれるブラジル海軍向けの最初の原子力潜水艦を開発するために、100 億米ドル相当の枠組み協定を締結しました。スコーペン潜水艦の 2000 トン ブラジル版は、最新のステルス機能を備えた従来の潜水艦です。長さ 72 メートル、喫水 5.8 メートル、幅 6.2 メートルです。潜航速度は21ノット。ボートは最大潜水深度 400 メートル、自律性は 45 日間、乗組員は 35 人です。6本のウェポンチューブが搭載されており、最大18本のウェポンを搭載可能。
@すごいねブラジル。時代と言うか、原潜まで建造しています。こうしてみると、とことん遅れてますね我が祖国。