大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

当ブログは金銭目的ではなく、飽くまでも個人的な主義主張(思想や言論の自由)を表現する場として開設しています。悪しからず!

東芝がヒートパイプ冷却の小型原子炉、20年間燃料交換要らず

2023年02月26日 13時09分55秒 | 次世代原発 革新軽水炉 小型モジュール炉(SMR) 溶融塩炉 高温ガス炉 高速炉

小型原子炉「MoveluX(ムーブルクス)」

原子炉容器(RV)を地下に、発電設備を地上に配置する。
東芝エネルギーシステムズ(東芝ESS、川崎市)が小型原子炉「MoveluX(ムーブルクス)」の開発を進めている。いわゆる小型モジュール炉(SMR)の一種で、主要部品は海上コンテナわずか2個分の体積に収まる。小型かつ高温を取り出せるのが特徴で、建設地の選択肢が広がる他、燃料交換なしで長期間運転できる。へき地における電源や水素製造の熱源としての利用を想定する。
「あらゆる場所で利用可能な高効率原子力電池」――。東芝ESS磯子エンジニアリングセンター原子力先端システム設計部エキスパートの浅野和仁氏は、同原子炉についてこう説明する。その仕組みや構造は、原子力発電所で主流の大型軽水炉と比べて、大きく異なるという。
MoveluXでは、高さ6×直径2.5mの原子炉容器(RV:Reactor Vessel)をコンクリート製の地下室に配置し、発電設備を地上に置く。燃料交換なしで約20年間稼働させる構想で、熱出力10MW、電気出力3~4MWほどを想定している。一般的な大型軽水炉が電気出力1GW程度なのと比べると、数百分の1の規模である。
同社がこの新型小型炉の開発に着手したのは2016年ごろ。現在はシミュレーションによる概念設計が固まった段階で、今後、試作品を使った本格的な実証実験が始まる。詳しい実用化の時期や建設費用は公表していない。

炉心断面はまるで「蜂の巣」
大型軽水炉では、冷却材を兼ねた減速材として軽水(普通の水)を使うが、MoveluXでは軽水ではなく水素化カルシウム(CaH2)を減速材として用いる。原子炉としては珍しく、冷却にはヒートパイプを採用する。
MoveluXの炉心断面を見ると、六角形の燃料と減速材が、蜂の巣のように同心円状に交互に配置してある。燃料は1つが幅10cm、高さ5cmほどの大きさで、それが積み重ねてある。燃料と減速材の間にあるのが長さ5~6mのヒートパイプ。炉心全体に230本ほど配置してあり、炉心上部の熱交換器とつながっている。


炉心断面
燃料(赤色)と減速材のCaH2(青色)が同心円状に交互に並び、その間にヒートパイプを配置している。原子炉容器に充てんされた液体金属(Pb-Sn合金)が各構造物のすき間を埋めて接触熱抵抗を低減する。

ヒートパイプは、パソコンのCPUクーラーなどにも使われる身近な熱輸送装置だ。「ヒートパイプ自体は珍しいものではないが、それを用いた原子力システムという点が新しい」)。CPUクーラーなどでは作動液に純水を使うが、700℃以上の高温を取り出すMoveluXでは、沸点が約880℃のナトリウムを用いる。
ヒートパイプを使うメリットは、蒸発と凝縮が連続する自然循環によって炉心の熱を輸送できる点にある。軽水の循環にポンプを使う大型軽水炉とは違って冷却に電源を必要としない。外部の駆動装置なしに受動的に炉心を冷却できるので、原子炉の電源を喪失しても冷却を継続でき、安全性を高められるとの発想だ。

@素晴らしいですね。医学の世界では、最早放射線治療なしで語る事はできませんが、まったく勉強しない無知な左翼学者が降り撒く放射能アレルギーも困ったものです。しかし、こうした邪悪な反原発論を撥ね退け、社会は常に健全であり続けて欲しいものです。頑張れ東芝!
因みに、うちの息子のパソコンのCPUは水令式です。hi

米 初の小型モジュール型原子炉”SMR”設計承認!

2023年02月26日 12時05分49秒 | 次世代原発 革新軽水炉 小型モジュール炉(SMR) 溶融塩炉 高温ガス炉 高速炉

アイダホ州で建設が予定されているNuScale社の原子力発電所  SMR:Small Modular Reactors= 小型モジュール型原子炉

原子力の未来に向けた長い道のりの、記念すべき第一歩。
アメリカで初めて、小型モジュール型原子炉の設計が承認されました。気候変動対策が議論されるなかで支持が復活しつつある電力源として有望な一歩となりました。

小型モジュール炉の実現化 Small Modular Reactors: SMR
この設計は、原子力規制委員会(NRC)によって承認され、1月19日の連邦官報で発表されました。設計したのは、オレゴンに本拠を置く企業、NuScale社です。これが官報に掲載されたことで、電力事業者は新しい原子力発電所の建設免許を申請する際に、小型モジュール炉も選択できるようになります。この設計に従えば、通常の3分の1ほどの規模で原子炉を建設でき、1モジュールあたりでおよそ50メガワットの電力をまかなえます。
小型モジュール炉、通称SMR建設に使われる部材は、工場で製造したうえで現地に搬送できるため、建設に要する費用も時間も大幅に抑えられ、そもそも必要な土地も少なくて済みます。
原子力開発のペースも、気候変動対策の点では問題視されています。脱炭素という喫緊の必要性について対応が遅すぎるというのです。
しかしその一方では、真の脱炭素社会における膨大なエネルギー需要に、不安定極まりない再生可能エネルギーだけでは対応しきれない、原子力の開発こそ化石燃料頼みの現状から脱却するには最善の戦略のひとつです。

@我が国で原発と言えば三菱重工、日立、東芝、日揮HDだが、アホとバカと左翼を撥ね退けてこれに続いて欲しいものだ。

政府”原発政策転換を閣議決定” 運転期間延長・次世代原発への建て替えも! 

2023年02月10日 16時53分53秒 | 次世代原発 革新軽水炉 小型モジュール炉(SMR) 溶融塩炉 高温ガス炉 高速炉


政府は、次世代型原発への建て替えや運転期間の延長を含む原発政策の基本方針を閣議決定しました。
政府はけさの閣議で、次世代型原発への建て替えや、運転期間60年以上への延長を盛り込んだ脱炭素化に向けた基本方針を閣議決定しました。
脱炭素化に向け、原発などを「最大限活用」するとしています。原発の運転期間について、原則40年、最長60年とした現行のルールを維持しながら、安全審査などに伴う長期の停止期間を運転期間に算入しないとしていて、60年以上の稼働を可能としています。
一方、次世代型への建て替えについてはこれまでの記述を改定し、廃炉が決まった原発の「敷地内」に限定するとしていて、原発への慎重意見に配慮したとものとみられます。
政府は2011年の東京電力福島第1原発事故の後、原発への依存度の低減を掲げてきていましたが、ロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー危機などを背景に、これまでの政策を大きく転換することになります。
また、政府は関係閣僚会議も開き、原発から出る核のごみの最終処分の基本方針を、改定することについて議論しました。
改定案では、「政府の責任で、最終処分に取り組んでいく」と明記していて、処分場の選定に向けて、国主導による自治体への働きかけを強めています。
核のごみの最終処分をめぐっては、選定の第1段階にあたる「文献調査」は、2020年に北海道の寿都町と神恵内村で始まったものの、他に受け入れた自治体はありません。
こうしたなか改定案では、現在の対象地域だけでなく「複数の地域で文献調査の実施を目指す」としています。

@わはは やっと私のレベルに追い付いてきたな。

革新軽水炉「SRZ-1200」!

2022年10月01日 11時48分34秒 | 次世代原発 革新軽水炉 小型モジュール炉(SMR) 溶融塩炉 高温ガス炉 高速炉


三菱重工業は、PWR4電力と共同で将来にわたる日本のエネルギー安定供給に向けて、従来の加圧水型軽水炉からさらなる安全性などを備えた革新軽水炉「SRZ-1200」のプラントのコンセプトを確立し、今後、基本設計を進めていきます。
「SRZ-1200」は革新軽水炉のうち120 万kW 級の発電炉であり、「安全系設備の強化」、「地震、津波など自然災害への耐性およびテロや不測事態へのセキュリティーの強化」などといった安全性、信頼性向上について、福島第一原子力発電所事故の教訓を反映した新しい規制基準を踏まえ開発中です。
新たな安全メカニズムとして、プラントの状態に応じて自動作動する設備(パッシブ設備)である高性能蓄圧タンクや世界最新技術の溶融炉心対策であるコアキャッチャ(溶融デブリを格納容器内で確実に保持・冷却する設備)を設置します。 さらに、万一の重大事故時に放出される放射能量を低減し、影響を発電所敷地内に留めるためのシステムの設計にも取り組みます。また、「再生可能エネルギーなど他電源の電力量変化に柔軟に対応可能な運用性向上」や「水素製造への適応化」も検討していきます。
当社は、これまで24基の加圧水型軽水炉の国内建設および保守に携わってきましたが、カーボンニュートラル社会の実現に向けて、既設プラントの再稼働と安全安定運転に貢献するとともに、SRZ-1200の早期市場投入を目指しており、名称のSRZにはそれぞれ以下の意味を込めています。
S:Supreme Safety(超安全)、Sustainability(持続可能性)
R:Resilient(しなやかで強靭な)light water Reactor(軽水炉)
Z:Zero Carbon(CO2排出ゼロ)で社会に貢献する究極型(Z)
(1200 は電気出力120 万kW 級を表しています。)
三菱重工グループは、福島第一原子力発電所事故を踏まえ、メーカとして既設プラントの再稼働、再稼働後の安全安定運転の実現を通じて継続的な安全性向上に努めていくとともに、世界最高水準の安全性を実現する革新軽水炉で社会に貢献していきます。
注:PWR4電力=北海道電力、関西電力、四国電力、九州電力。

@下の解説を見ればよく分かりますが、どれだけ壁を高くしても深く掘ってもテロに備えても限度があります。そもそも福島原発事故なんて、管直人が首相でなければ起きなかった人災ですし、教訓と言うなら二度とアホを首長に据えない事です。更に、故人の遺影を射的の的にしたり太鼓を叩いて国葬に反対したアホが六割を占める今の日本人の知的レベルの低さこそが一番の問題なのです。
粛々と、クリーンで安全な原発を新設も含め推進して行きましょう。


海をゆく原発=溶融塩炉(MSR) 2030年実用化目指す  造船業界「原子力」に熱視線 !

2022年07月16日 15時12分30秒 | 次世代原発 革新軽水炉 小型モジュール炉(SMR) 溶融塩炉 高温ガス炉 高速炉

ノルウェーのウルスタインが発表したMSR搭載の原子力補給船(奥)と、同船から供給される電気を利用する電動クルーズ船のイメージ(画像:ウルスタイン)。

イギリスに本拠地を置く海洋原子力プロバイダーの「コア・パワー(CORE POWER)」は日本の造船会社などと協力し、溶融塩炉(MSR)を搭載する浮体式の原子力発電所を計画しています。2026年以降にMSRの実証試験を行い、2030年代前半の実用化を目指しています。
同社のミカル・ボーCEO(最高経営責任者)はロシアのウクライナ侵攻を機に発生しているエネルギー危機を念頭に置き「こういった国々や政権に頼らず、エネルギーの独立性を確保しないといけない」と指摘。「このソリューションは安全保障や脱炭素、エネルギーのゼロエミッション化に向けた正しい方向の解決策だと考えている。造船所で建造できるため、発電所とはいえ日本の造船技術を有効に活用することが可能だ」と期待感を示しました。

コア・パワーが考案した浮体式原子力発電所は、円形の船体をしています。船体周囲のアンカーシステムを用いて海上に固定して運用するため、強い海流域や流れが速いところでも設置できるよう安定した構造。ポーCEOは「津波や地震にも耐性があり影響を受けない。悪天候にも耐えることができる」とメリットを説明します。
原子炉とそれを囲む冷却材のスペースは喫水線下に置き安全性を確保。喫水線付近にポンプ室や機械室を、喫水線より上に発電所を運営する職員が働くコントロールルームや事務室、宿泊設備などを設置しています。甲板上にはヘリコプターデッキやクレーンといった人の移動や物資の搬入・搬出に対応した設備も設けました。
メインデッキの直径は90mで全高は53m。載貨重量は6万1000トンと、だいたい中型バルカー(ばら積み貨物船)と同じくらいの重さです。原子炉を構成するMSRユニットの重さは1万2000トン程度。出力は最大1.2GWで、200万世帯の家庭電力を賄えるといいます。コア・パワーは年間13億ドルの収益を生み出すことができると試算しています。
浮体式原子力発電所の文字通り核心部となる想定の溶融塩炉(MSR)は、核燃料としてウラン酸化物を混ぜた常圧の液体燃料(溶融塩)を用いる非加圧型の原子炉です。
原子炉を囲む圧力格納容器が必要なく、燃料は液体に混合された酸化物であるため、炉を稼働させるための複雑で高価な燃料集合体も不要という点が特長だといいます。また装置として可動部が少なく、燃料集合体や冷却水の交換が不要なため、外部環境から遮断された密閉チャンバーで約20年以上にわたって稼働することが可能なのだそうです。
このため、従来の加圧水型原子炉(PWR)では大きなリスクとなっていたメルトダウン(炉心溶融)や爆発といった重大な事故は発生せず、放射性物質を大気中に放出することもない、とされています。大型のPWRでは周囲80km、小型モジュール炉(SMR)でも周囲10km以上が緊急時計画区域(EPZ)とされますが、これを、メートル単位まで狭くすることができるということです。

@既にロシアは海上浮揚式原子力発電所を稼働していますし、溶融塩炉(MSR)方式なら安全性に於いても全く問題なく我が国も積極的に関与していくべきです。



次世代小型モジュール原子炉(SMR) BWRX300 プロジェクト本格化、主要プレイヤーに台頭する日本企業!

2022年04月09日 19時18分34秒 | 次世代原発 革新軽水炉 小型モジュール炉(SMR) 溶融塩炉 高温ガス炉 高速炉

BWRX300  日立製作所と米ゼネラル・エレクトリック(GE)の原子力合弁会社GE日立ニュークリア・エナジーの「BWRX―300」は、21年12月にカナダ電力事業者のオンタリオ・パワー・ジェネレーション(OPG)が28年完成を目指すプロジェクトに選定された。

革新的技術による、事故収束方法 自然力を用い、外部動力や支援に頼らない静的な安全設備で事故を収束し、7日間の冷却が可能。一例として、原子炉の主要な事故事象である冷却材喪失事故(LOCA)を、簡単な手順(2ステップ①→②)で収束。

次世代原子炉として注目を集める小型モジュール原子炉(SMR)をめぐり、日本企業の参画するプロジェクトが本格化する。日揮ホールディングス(HD)とIHIは出資先の米ニュースケール・パワーが開発中のSMR参入に向けて人材を派遣する。米GE日立ニュークリア・エナジーは新たにスウェーデンのクリーンテック新興企業のシャンフル・フューチャーグループとSMR「BWRX―300」導入に向けた協力で合意した。日本企業が国際連携プロジェクトの主要プレーヤーとして台頭する公算が大きくなってきた。
ニュースケールのSMR初号機は、米ユタ州公営共同電力事業体(UAMPS)が2029年に米アイダホ州で運転開始を計画する。日揮HDとIHIは21年にニュースケールに出資した。
日揮HDは22年内に海外の設計・調達・建設(EPC)事業子会社の日揮グローバルからエンジニア十数人をニュースケールの大株主で米大手エンジニアリング会社のフルアに派遣する。フルアとは液化天然ガス(LNG)プラントのEPCで協業してきた。SMRでは地域ですみ分け、中東やアジアでEPC受注を目指す。
IHIは1日付で営業人員1人を派遣した。SMR初号機の最大12基の一体型パワーモジュール構成機器受注を目指す。現地に駐在し、情報を共有する。IHIは格納容器、圧力容器などの原子力発電用機器が得意だが、国内では原発の新増設や建て替えが見込めない。SMRの受注により、人材や技術の継承を図る。
日立製作所と米ゼネラル・エレクトリック(GE)の原子力合弁会社GE日立ニュークリア・エナジーの「BWRX―300」は、21年12月にカナダ電力事業者のオンタリオ・パワー・ジェネレーション(OPG)が28年完成を目指すプロジェクトに選定された。
新たにシャンフル・フューチャーグループと協力合意した。シャンフルはサプライヤーと話し合いながら人材採用を進め、建設地探しなどを続ける。
世界的な燃料価格高騰や電力供給不安で、原発再評価の機運が高まっている。SMRはモジュール単位で出力を調整でき、発電量が気象条件次第の再生可能エネルギーとの調整役など次世代原発として期待される。

@所謂、日本の原発の基本タイプ、軽水炉タイプです。一般的な軽水炉原発一基の発電量は100万キロワットですから、300MWは、0.3万キロWです。ですからそこいら辺の町工場でも材料さえあれば作れます。次世代燃料”水素”を生み出す高温ガス炉もお勧めです。脱炭素、次世代型と言われる所以です。

政府、高温ガス炉による水素製造技術を開発へ。2030年めどに


バカなのお前? 小泉環境相 再生エネの重要性強調 “46%削減”目標 [温室効果ガス]

2021年04月24日 14時37分20秒 | 次世代原発 革新軽水炉 小型モジュール炉(SMR) 溶融塩炉 高温ガス炉 高速炉
小泉環境相は23日夜、BSフジの「BSフジ LIVE プライムニュース」に出演し、脱炭素化に向けて再生可能エネルギーの重要性をあらためて強調した。
小泉環境相「やっぱり、一番削減に貢献が高いのは再生可能エネルギー。電力分野の脱炭素化、これ不可欠ですから、鍵は再生可能エネルギー」
温室効果ガスの排出量を2030年度までに46%削減する目標をめぐり、小泉大臣は、可能な限り再生可能エネルギーを盛り込みたい考えを示した。
また、これに関して、日本がビジネスチャンスを十分に生かせていないことを指摘し、次のように語った。
小泉環境相「脱炭素市場というのは、明確なのは、今後数十年、もしくはその先まで含めて、永続的にこの市場の中でのビジネスが発生し続ける」


@親父と同じでバカなのお前。先ず、世界中の火力発電止めて、現有原発と新しい高温ガス炉タイプの原発を世界中に造って地球を守れ。
太陽光パネルや風力発電で地球環境を破壊するな!


当たり前じゃないか! 異常気象の元凶はCO2だろ 火力止めて原発稼働で地球を守れ!!

2021年04月23日 15時05分15秒 | 次世代原発 革新軽水炉 小型モジュール炉(SMR) 溶融塩炉 高温ガス炉 高速炉

「高温ガス炉」とは
「軽水炉」は、金属被覆管を使用し、冷却材には水(軽水)を用いていることから、原子炉から取り出せる温度は300℃程度に制限され、蒸気タービンによる発電効率は30%程度に過ぎません。
一方、「高温ガス炉」は、炉心の主な構成材に黒鉛を中心としたセラミック材料を用い、核分裂で生じた熱を外に取り出すための冷却材にヘリウムガスを用いた原子炉です。このため「高温ガス炉」は、耐熱性に優れたセラミック材料の使用により1000℃程度の熱を取り出すことができます。また「ガスタービン発電方式」が採用でき、45%以上の発電効率を得ることができます。さらに、発電以外にも化学工業等のさまざまな分野で高温の熱を利用できます。
高温ガス炉の燃料に用いられている4重被覆のセラミック燃料粒子はきわめて耐熱性が高く、1600℃と非常に高温でも破損しないと言われています。炉心を構成している黒鉛材料の熱容量が大きく、異常が起きても炉心の温度変化が緩慢であることから、配管が破損して冷却材のヘリウムガスがなくなるような事故が起きても、炉心で発生する熱は原子炉の容器表面から放熱されることにより自然に除去され、燃料が破損する心配はないと言うことです。すなわち、どんな場合でも、炉心溶融や大量の放射能放出事故が起きる恐れのない、きわめて安全な原子炉と言われています。

@再び菅直人が総理になっても、メルトダウンせず、安全かつ水素を作り出せる高温ガス炉をガンガン建設しろ。



政府、高温ガス炉による水素製造技術を開発へ。2030年めどに

2021年04月05日 22時43分22秒 | 次世代原発 革新軽水炉 小型モジュール炉(SMR) 溶融塩炉 高温ガス炉 高速炉

茨城県大洗町にあるHTTR



政府は2050年カーボンニュートラルに向け、高温ガス炉を活用した水素製造の技術開発に注力する。今年、再稼働を見込む高温工学試験研究炉「HTTR」などを活用し、30年をめどに水素製造の技術開発を進める。「実質ゼロ」達成にはカーボンフリー水素が必要で、原子力技術を活用すれば大量、安価に供給できる可能性がある。発電、産業用の熱供給と併用することで、50年に天然ガス価格並み1ノルマル立方メートル当たり約12円のコストを目指す。
50年「実質ゼロ」達成には、あらゆる選択肢の追求が不可欠で、政府は原子力分野でも革新的技術の開発を進める。経済産業省が昨年末に政府の成長戦略会議で報告した「グリーン成長戦略」で、原子力分野は「小型炉」「高温ガス炉」「核融合」の3本柱が掲げられた。中でも高温ガス炉は既に研究開発炉が国内に存在し、日本が一定の優位性を持つ分野として知られる。
水素の活用は「実質ゼロ」達成に向けた重要な要素だが、化石燃料で製造すれば環境価値が下がってしまう。再生可能エネによる水の電気分解で製造する「グリーン水素」とともに原子力の活用が注目されている。
現状、HTTRは水素製造装置を持っていないが、将来的には取り出した高温熱を活用し、ヨウ素、硫黄の化学反応を組み合わせて水を分解する「ISプロセス」などでの水素製造を想定する。太陽光での水の電気分解と比べ、敷地面積が約1600分の1に抑えられ、同時に熱を供給できることから産業プロセスの脱炭素化とも親和性が高い。
グリーン水素などと同様、商用化に向けた道のりは長いが、まずはHTTRが再稼働しなければ何も始まらない。高温ガス炉は固有の安全性があるが、原子力規制委員会による新規制基準適合性審査では先行例がなかったため、重大事故の相場観がなく、その想定を巡る議論などが審査長期化の要因となった。
ただ、昨年6月に原子炉設置変更許可を取得。分割で申請した設計・工事計画認可(設工認)の手続きも最終段階に入った。日本原子力研究開発機構は現状、早ければ今年7月の再稼働を見込んでおり、地元自治体への説明も継続的に進めている。高温ガス炉の研究開発では中国の急速な発展が目立つなど、他国の追い上げがみられる。「実質ゼロ」に向けた歩みを着実に進めるためにも、まずは原子力機構によるHTTRの再稼働が期待される。

@CO2を排出し、天候に左右される不安定極まりない再生エネに手を出さず、安全でクリーンな原発再稼働と、高温ガス炉の新設、そして海水から無限のエネルギーを生み出す核融合発電もお忘れなく。
原発は冷却していればコントロールできるし、クリーンで安全な発電装置です。福島で原発をメルトダウンさせたのは、注水を止めさせた菅直人です。。


次世代自動車は水素自動車! 

2021年02月04日 12時44分28秒 | 次世代原発 革新軽水炉 小型モジュール炉(SMR) 溶融塩炉 高温ガス炉 高速炉

水素と酸素の化学反応によって発電した電気でモーターを回転させて走行する。
燃料電池自動車は、走行中、CO2を全く排出せず、また、ガソリン車と比べ、走行時の騒音・振動が少ないです。さらに、1回の燃料供給で、ガソリン車並みの長距離走行ができます(航続距離は600km以上)。

原発稼働なら電気自動車でもオッケー
充電する為の電気をCO2もくもくの火力発電で補うんですか? 
オールハイテクの時代に、風のない日は発電しない風力発電、雨降りや曇りの日は1ミリアンペアも発電しない太陽光発電使うんですか?
昨日書いた、安全で確実な発電と水素を作り出す高温ガス炉以外ありませんね。
水素自動車とは、水素をエネルギーとする自動車のことです。詳しく知りたい人は自分で調べてください。今の技術をもってすれば、なんの問題もありません。
地球の温暖化を止めましょう!

次世代型原子炉、高温ガス炉の研究開発再開へ…政府(再)

2021年02月03日 18時37分27秒 | 次世代原発 革新軽水炉 小型モジュール炉(SMR) 溶融塩炉 高温ガス炉 高速炉


政府は、次世代型原子炉として期待される高温ガス炉の試験研究炉(茨城県大洗町)の運転を2015年度に再開し、研究開発を本格化させる方針を固めた。東日本大震災を受けて停止中だが、早ければ10月にも原子力規制委員会に安全審査を申請する。産官学による協議会を年内に設置して研究開発の工程表を作成し、実用化に向けた取り組みを後押しする考えだ。
高温ガス炉は軽水炉と違い、冷却に水ではなく、化学的に安定しているヘリウムガスを使う。このため、水素爆発などが起きず、安全性が高いとされる。日本は1990年代から、日本原子力研究所(現在の日本原子力研究開発機構)を中心に高温ガス炉の研究開発を行っており、世界有数の技術の蓄積がある。試験研究炉では98年、核分裂を連続して発生させる「臨界」に初めて成功した。ただ、震災を受けて2011年3月に運転を停止して以降、研究は進んでいない。

@今更どうのこうの言っても始まりませんが、太鼓叩いて騒ぐだけの無知な輩が日本の先進技術を片隅に追いやってでかい顔をしています。
3年4年の遅れは非常に大きいですが、核融合も含め、がんがん研究を進めて行って欲しいと思います。
それと風力発電なんかを洋上に作りますけど、これからは原子炉も洋上に浮ドッグのようなもので作って(核融合は海水が源)、管理できれば最高じゃないですか。いざとなれば、そのまま沈めちゃう。

参考:
高温の熱を取り出せて、炉心溶融事故の恐れのない原子炉
高温ガス炉は、炉心の主な構成材に黒鉛を中心としたセラミック材料を用い、核分裂で生じた熱を外に取り出すための冷却材にヘリウムガスを用いた原子炉です。軽水炉は、金属被覆管を使用し、冷却材には水(軽水)を用いていることから、原子炉から取り出せる温度は300℃程度に制限され、蒸気タービンによる発電効率は30%程度に過ぎません。これに対し、高温ガス炉は、耐熱性に優れたセラミック材料の使用により1000℃程度の熱を取り出すことができます。そしてガスタービン発電方式が採用でき、45%以上の発電効率を得ることができます。さらに、発電以外にも化学工業等のさまざまな分野で熱を利用できます。
高温ガス炉の燃料に用いられている4重被覆のセラミック燃料粒子はきわめて耐熱性が高く、1600℃と非常に高温でも破損しません。炉心を構成している黒鉛材料の熱容量が大きく、異常が起きても炉心の温度変化が緩慢であることから、配管が破損して冷却材のヘリウムガスがなくなるような事故が起きても、炉心で発生する熱は原子炉の容器表面から放熱されることにより自然に除去され、燃料が破損する心配はありません。すなわち、どんな場合でも、炉心溶融や大量の放射能放出事故が起きる恐れのない、きわめて安全な原子炉です。


2014年09月18日 08時25分23秒 | 問答無用 全原発を即刻再稼働せよ!!の 再投稿です。

日本の次世代原発 高温ガス炉でCO2介在なしの水素製造

2021年02月03日 16時04分55秒 | 次世代原発 革新軽水炉 小型モジュール炉(SMR) 溶融塩炉 高温ガス炉 高速炉



脱炭素社会への潮流の中でCO2を排出しないカーボンフリーの新エネルギーとして水素が存在感を増している。
水素が燃えて出るのは水だけだ。熱量も大きいし、燃料電池で使えば電気を生み出す。輝く星だが、問題はどんな素性の水素を使うかだ。製造工程でCO2を出した水素では無意味だし、そうでない水素でも生産効率が低いとエネルギーの無駄になる。
こうしたマイナス要素を超越した夢の水素製造技術が日本にある。次世代原発「高温ガス炉」は、電気と同時に水素を無限につくることができるのだ。
水素は元が重要
水素の製造技術は複数ある。大量生産の主流は天然ガスや石炭を原料とする「改質」という方法。高温の水蒸気で天然ガスなどから水素を分離するのだが、同時にCO2も発生する。近年、新燃料として注目されるアンモニアもこの方法による水素を用いているので理想のカーボンフリーとはならない。
先進高温ガス炉
原子力発電もCO2を排出しないが、福島事故以来、逆風の中にある。
だが、日本原子力研究開発機構が開発中の高温ガス炉「HTTR」(茨城県大洗町)は原理上、炉心溶融事故とは無縁なのだ。しかも世界が志向する小型モジュール炉だ。
高温ガス炉の特徴は普通の原発より3倍高い1000度の高温をヘリウムガスで取り出せることにある。
この高温ガスでガスタービンを回して発電しつつヨウ素と二酸化イオウが関係して循環的に進む水の熱化学分解によって水素を生産できるのだ。
IS(ヨウ素・イオウ)プロセスと呼ばれるこの反応の工業化は困難視されていたのだが、HTTRの研究チームは2年前に長時間運転の目安となる150時間の連続水素製造を達成している。
HTTRの正式名は「高温工学試験研究炉」で熱出力は3万キロワット。開発の第1段階なので発電機は備えていないが、高温ガス炉の基本機能を完備している。
1998年の運転開始だが、あまり知られず、地味な存在だった。それが10年前の東京電力福島第1原発事故を機に一転、期待の星となったのだ。
第1の理由は際立った安全性の高さにある。普通の原発とは炉心の素材も構造も全く異なる新型炉だ。
高温ガス炉は構造上、大型化に向かず、日陰の存在に甘んじかけていたのだが、今や世界の原発の市場は小型モジュール炉に転じている。これが注目される第2の理由。運転に水を必要としないので立地点は内陸や砂漠にも広がる。
地球温暖化防止の「パリ協定」の下での水素の需要の高まりが第3の理由となっている。
夏にも運転再開
HTTRは現在、原子力規制委員会による安全審査を受けている。新規制基準への適合は昨年6月に認められ、工事計画の認可も進行中だ。対策工事などが順調に進めば今夏の運転再開が見込まれる。
福島事故後、丸10年間の停止を経て、長いトンネルの出口の光が前方に明るく見えてきた状態だ。
欧州とは異なり、島国・日本の電力安定供給にはエネルギーの多様性が必要なのだ。燃料を炉に入れると1年以上、連続運転できる原子力発電は重要な存在だが、福島事故のトラウマで従来型の原発(軽水炉)の新増設は難しい。
そこで、シビアアクシデントフリーの高温ガス炉の実用化が急がれるのだ。
日本の高温ガス炉技術は目下、世界の先頭に立っている。ポーランドも英国も日本の技術協力に強い期待を寄せている。

次世代型原子炉、高温ガス炉の研究開発再開へ…政府

@平成26年9月(2014年)に既にここで取り上げて詳しく解説しています。無知なアホは相手にせず、CO2のない明るい未来を次世代原発”高温ガス炉”で構築していきましょう。

梶山経産相 石炭火力削減 具体策検討方針をきょう表明

2020年07月03日 11時36分11秒 | 次世代原発 革新軽水炉 小型モジュール炉(SMR) 溶融塩炉 高温ガス炉 高速炉
政府は、二酸化炭素(CO2)を多く出す非効率な石炭火力発電所の9割弱を、休廃止の対象とする方針を固めた。114基ある非効率発電所のうち、100基程度を、2030年度までに段階的に休廃止したい考えだ。日本は、石炭火力を電力需要の増減に対応しやすい有力電源と位置付け、具体的な削減計画を示してこなかったが、転換する。

@安定性やコストを考えても再生エネは不要。環境に最も優しいく、搬送時の他国の影響を受けず、電気代がもっとも安い神が与えた無限の鉱石、原子力発電一本で行くべき。
3.11を最大限利用し、福島原発の注水を止め態々メルトダウンさせた菅直人の罪は万死に値するが、左傾したメディアは一切そのことに触れず、脱原発キャンペーンと結びつけ、拝金朝鮮の孫正義と組んで自然を破壊し不安定極まりない詐欺的な再生エネの推進を図ってきた。
そもそも左翼は、米国の核は悪の核でありシナの核は正義の核とまで言い切る腐れ外道共だが、そんな奴らに牛耳られているメディアが垂れ流す自虐史観と反日情報に一切疑いの目を向けることなく盲目的に受け入れてきたアホ国民の罪は重い。

ノーベル平和賞候補の環境?少女とプーチンの応酬が話題

2019年10月06日 16時20分15秒 | 次世代原発 革新軽水炉 小型モジュール炉(SMR) 溶融塩炉 高温ガス炉 高速炉


学校を休んで地球温暖化対策を訴えてきたスウェーデンの環境活動家?、グレタ・トゥンベリ(16)とロシアのプーチン大統領の応酬が話題になっている。
グレタは、今月11日に発表されるノーベル平和賞の候補として、英メディアに紹介されている。
ロイター通信などによると、プーチンは2日にモスクワで開催されたエネルギーフォーラムに出席した際、「がっかりされるかもしれないが、グレタの発言に感動する人たちに共感はしない」と話した。「誰も彼女に世界の複雑さや多様性を教えなかったのだろう」と指摘し、「途上国に太陽光発電を強要するとコストの問題はどうなるのか」などと訴えた。


@タリバンに銃で撃たれ、2014年に17歳でノーベル平和賞を受賞したマララは・・・ノーベル平和賞も安くなったわね、だとさ。

目くそ鼻くそを笑いあう、ノーベル平和賞。

反原発を共有する共産主義者メルケルと無知で無能な小泉進次郎・・・先ずco2だろ!

2019年09月14日 09時21分50秒 | 次世代原発 革新軽水炉 小型モジュール炉(SMR) 溶融塩炉 高温ガス炉 高速炉
@再生エネと石油メジャーの利権に絡む小泉の親父と同じこと言ってるんじゃないよ。環境大臣なら、アホに迎合していないでもっと勉強しろ。CO2を排出しない原発が地球を救うんだよ。
今の異常気象の元凶は、原発か? CO2じゃないか。再生エネを増やして異常気象は無くなったのか? 広島・長崎が、異常気象を引き起こしているのか?福島が、チェルノブイリが異常気象を起こしているのか? 火力発電や車が排出するCO2じゃないか。
原発がCO2まき散らしているのか? このドアホども。
小泉進次郎なんて、無知で無能な最低のクソ野郎だろ。大体、左傾したメディアが持ちあげる奴らにまともな日本人が一人でもいるか?
トヨタや刈谷グループの工場の屋上を観てこいよ、一基でも太陽光パネルが貼ってあるか?