AGM-86空中発射巡航ミサイル(ALCM)は、米国の爆撃機が対空兵器の範囲外からペイロードを発射できるように設計された、長距離の空中発射スタンドオフミサイルです。これは、米国の戦略爆撃機部隊の中心的な要素です。
ALCMの概要
亜音速巡航ミサイル
空中発射
長さ 6.32メートル
直径 0.69メートル
打ち上げ重量 1,458 kg(AGM-86B)、1,750 kg(AGM-86C /ブロック2)、1,950 kg(ブロック1)
弾頭 200 kT(AGM-86B)、1,360 kg HE(ブロック1)、545 kg HE貫通(ブロック2)
推進 ターボファン
範囲 2,500 km(AGM-86B)、950 km(AGM-86C)、1320 km(AGM-86D)
誘導方式 AGM-86A/B:TERCOM + INS (昨日勉強会で解説したやつです。)
AGM-86C/D:GPS + TERCOM + INS
@核搭載可能な巡航ミサイルです。回転式拳銃のようにローダーに収まっているんですね。