小沢はこうした異例のくら替えについて、「大変もったいない、残念なことだが、参院の勝利によって、民主党を支援した人たちに報いることができる」と述べた。「衆院選の時も、東京12区に青木愛参院議員が出て、都民の支持を得て勝利した」とも語ったが、青木のくら替えの際には、参院で民主党議員が繰り上げ当選している。河上は「党の役に立てれば本望だと決心した」と述べた。
小沢は参院選で、2人区には2人の候補者を擁立する方針を掲げ、各選挙区で党本部主導の候補者擁立を進めている。公職選挙法では、衆院比例ブロックで欠員が生じた政党の名簿以外に繰り上げ当選を認めておらず、今回のケースで他党に議席は回らない。欠員がブロック定員の4分の1を超えれば補欠選挙を行うことになるため、衆院では補選が決まらないまま欠員1の状態が続く初の事態となる。
@「二兎を追う者は一兎をも得ず」ということわざ通りになりますように。(笑)