大日本赤誠会愛知県本部ブログ版”一撃必中”

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フランス海軍 次期原子力空母「PANG」(Porte-Avions Nouvelle Generation)イメージCG!

2022年10月26日 07時54分43秒 | eu イギリス ドイツ フランス ベルギー オランダ

フランス海軍の次期原子力空母「PANG」(Porte-Avions Nouvelle Generation)のイメージCG 2038年の就役が予定されています。
満載排水量 70,000-75,000トン
全長 約300 m
最大幅 80 m
原子炉 K-22加圧水型原子炉×2基
主機 蒸気タービン
推進器 スクリュープロペラ×3-4軸
速力 26-27ノット
乗員 1,400-1,700名
搭載機
艦上戦闘機×32機 (ラファールMのほか、将来的には、ヨーロッパ諸国で共同開発を進めている第6世代ジェット戦闘機 (FCAS) の搭載も検討されている)
E-2D早期警戒機×3機
NFH90ヘリコプター
無人航空機

2022年10月19日、フランスの造船企業であるナバル・グループが、フランス海軍の次期原子力空母「PANG」(Porte-Avions Nouvelle Generation)のイメージCGを公開しました。
フランス政府は2020年12月に、現在同国海軍が運用している原子力空母「シャルル・ド・ゴール」の後継艦として「PANG」の建造を決定。フランス軍事省は「PANG」のイメージCGを発表しています。
2020年12月にフランス軍事省が発表したイメージCGで描かれていた「PANG」と、今回ナバル・グループが公開したイメージCGに描かれている「PANG」には、艦橋上部のアンテナマストの形状程度しか外観上の違いはありませんが、飛行甲板に置かれている艦載戦闘機の構成が大きく異なっています。
以前のCGの飛行甲板には、現在フランス、ドイツ、スペインの三か国がダッソー・ラファールとユーロファイターの後継機として開発計画を進めている次世代戦闘機「FCAS」(フランスでの呼称はSCAF)の艦載機型が並んでいました。
しかし今回ナバル・グループが発表したCGに描かれている「PANG」の飛行甲板には、FCASの艦載機型とともに、現在フランス海軍が「シャルル・ド・ゴール」の艦載戦闘機として運用しているラファールの艦載機型「ラファールM」も並んでおり、FCASとラファールMの搭載機数は半々程度になっています。
ナバル・グループが発表した「PANG」の飛行甲板にラファールMが描かれている背景には、FCASの開発計画の遅れがあるものと推察できます。

@2038年の就役ですか・・・まだまだ先ですね。FCAS艦載機はこれから何とでもなりますし、原子力はフランスのお家芸ですからいずれにしても羨ましい限り。